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everyday!
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しおりを挟む「……付き人ってナニ?」
「有名人とかのあれじゃない」
「え、でもそれ弟子入りとかの……」
全く話ついていけないおれは同じ顔をしていた秋と優に聞いてみるも、彼らも分からないらしい。あれとかそれとか謎が謎を生みみんなで首を傾げた。
「あ、メイクを教えたらいいんですか?」
「唯ちん……」
回答を出したおれに、なんという事だろう、まさかの瑠衣先輩に憐れみの目を送られてしまった。
「お前を精神安定剤としてそばに置いて欲しいってよ」
「え!そんな話でした?!」
氷怜先輩が眉間にしわを寄せてこたえてくれた。
まさかそんなクスリとして使われるなんて思いも寄らないではないか。不良ではないおれはこの世界の人にとっては薬になるのか?
「自分で自分が崩壊しそうになるんです。それでも唯斗さんを見ていられればこの前のことが思い出せて……取り戻せると思うんです仲間を守れる自信が」
彼は至って真面目だった。
そうは言われてもおれに何ができるのだろう。
「んん?おれよりも氷怜先輩についている方がよくないですか?」
「もちろん、獅之宮さん達の下に付くので手となり足となり恩を返していくつもりです」
その内心臓でも差し出しそうな勢いだ。それほど真面目なのが伝わってくる。おれはなんと言ったらいいか分からず、取り敢えず周りを見た。氷怜先輩は考え込んでいるし、チラと赤羽さんを見れば相変わらず爽やかだし、瑠衣先輩は面白そうな顔をしながらも赤羽さんにケーキを頼み出した。自由だな。
「はあ……氷怜、その子のお願い聞いてあげなよ」
それまで静観していた暮刃先輩が苦笑している。
「心理療法だよ。俺たちはたしかに彼の環境を整えてあげられるけど、心までは分からない。それでも本人が絶対に回復するって思ったものが唯斗君だったんだ。理屈じゃない、心の問題」
「ああ、恐怖のフラッシュバックを唯が上塗りしたって事ですか?」
ついに優も理解に達したらしい、その言葉であればおれも理解できる。
「おれ誠司さんの平和の象徴になった……?」
「……天然人タラシもここまで来ると怖いな」
唯斗が良いなら好きにしろ、と複雑な表情で先輩が言った。苦悩する氷怜先輩もかっこいい、思わず触れそうになるのを堪えて誠司さんに向き直った。
「えーと、では付き人おねがいしますっ」
そう答えたおれに安心した顔をされてはどちらにしろ断るに断れなかっただろう。
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