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date!
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しおりを挟む指が指す方向にはグッズストア。そこに重要なミッションがある。あれを着けなければココの醍醐味が減ってしまう。
秋も優も俺に目配せした。
「唯」
「……行くしかない」
「先輩ちょっと待っててください」
ガバッと頭を下げて駆け出した。
「え、ちょ」
目が星になったおれはきょとんとする先輩達を置いて秋と優と一緒にダッシュでお店に入っていく。
所狭しと犬グッズ。お菓子もお土産もたくさん。
そしてお目当てのコーナに突入した。
帽子やカチューシャ。犬耳がいっぱい。
「おお可愛いぃぃ!おれキャップにしよかな」
白のキャップモコモコのキャップに耳がついてるこれはプードルイメージ。
「秋はこのシバ頭に乗ってるやつにしなよ」
「うける!!……けどかわいいなおい」
途中からガチトーン入ってますよ秋くん。
「俺これにする……」
ダックスの犬耳カチューシャ。垂れ耳がめちゃくちゃ可愛い。優の黒髪、今日は片耳にかけるヘアスタイルで巻いてるからか異様に似合う。
「……先輩達は」
3人でニヤリと笑って、お会計へゴー。
戻ってきたおれたちに先輩が固まった。
「なんだそれ……」
「ココはこういうところなので」
他の人もほら、と掌を向ければもちろん被ってる人の方が多い。でも先輩達絶対つけた事ないから存在すら知らなそうだ。
それでも暮刃先輩はにこやかに褒めてくれた。
「みんな可愛いね」
「ありがとうございます……はいどうぞ」
「……え?」
優が渡したゴールデンレトリバーの犬耳カチューシャ。3人で楽しみに見つめていれば暮刃先輩は固まった笑顔のまましてくれた。クリアブラウンの髪にライトゴールドの垂れ耳がよく似合う。
「かわいいいいいいぃ」
「…………うん、ありがとう」
「くれちん……ブフッ……くれちんが耳つけた……ははっ」
心なしか、暮刃先輩は何かを失った顔をしている。それでも美形男子に犬耳つけられたおれたちは満たされた顔をしている。瑠衣先輩は震えている。
「瑠衣先輩はこれっす」
「……え、ナニ、ブルドッグとかブサカワ……アハハ!!」
爆笑しながらも秋の手からからひょっととってそれを付ける。ブルドッグがちょこんと乗っかるカチューシャ。
「似合うっしょー?」
「可愛いっす!」
瑠衣先輩は抵抗がなさそうだ。いつもポップだから全然違和感がないし、可愛さが増すとかその美貌さすが。
そしておれも握っていたそれを氷怜先輩に出す。被り物のそれをもうニッコニコで。クールな先輩は首を傾げた。
「……これは」
「狼です」
「……犬?」
イヌ科だからセーフという事で。
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