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date!!
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しおりを挟むしばらく目を閉じていたら少し力を取り戻した。
珍しく唯が一言も話さない事に気が付き、うつ伏せになりながら耳を傾けていたけど何も音がしない。唯も相当きているのかと心配になり顔を上げると、そもそもそこにいなかった。
「……唯?」
優も起こしてみてもきょとんとした顔で知らないと言う。
「……トイレか?」
「声掛けるでしょ……あーでも俺達うつ伏せに寝てたから声かけなかったのかな」
「まあ、スマホ残してるしすぐ戻るだろ」
唯の黄色のスマホは俺たちと色違いだ。俺が赤で優が青で買った最新機種。
起き上がった俺たちに両手に随分と華美なドリンクを持った先輩達が戻ってきた。氷怜先輩の今日のブラックなコーディネートに、そのカラフルなドリンクがミスマッチ。
「すんごいフルーツ刺さりまくってますね」
「意味わかんねぇ名前だったからとりあえず一つずつ頼んだわ。飲むか」
男らしい選び方に笑いながらもありがたく受け取ると、
氷怜先輩の視線はすぐに唯を探し出す。
「俺たちが伏せてる間にトイレ行ったみたいで、スマホもあるんですぐ戻ってくるかと」
「ああ……」
テーブルのスマホにその視線が移ると唯が座っていた席に取り敢えず座った氷怜先輩。たったそれだけなのに心配なのがみてとれてしまい小さく笑ってしまった。
するといきなり真っ白なドリンクが目の前にずいっと出される。
「アッキーみてこれ!ほねっこホワイトってやつ頼んだらアイス牛乳出てきたんだけどイミワカンナイ!!」
「カルシウム推し……」
犬の楽園はステキだが、ここのネーミングセンスは如何なものか。それでも瑠衣先輩アイス牛乳も似合うもんだから笑えてきちゃう。俺の横にしゃがんでもう一つの手で持っていた炭酸っぽい青い色の飲み物を飲みながら覗いてくると体調を確認された。
「……ちょっと復活したー?」
「だいぶ!」
心配してくれているのが分かると嬉しいもんだ。
力こぶを作って見せるとほっそー!と言われ頭をくしゃっとされる。これでも一般的なはずなのにと落ち込むも、先輩たちからすれば確かにちっこい。唯は俺からみても細いしな。
「この牛乳は唯にも飲ませましょう。1番ちっこいんで」
「唯ちん絶対前世チワワだったよねネー」
「チワワ!」
元の地毛も少し茶色だし瞳も薄いから容易に想像ができて爆笑。今日のキャップもチワワにした方が良かったかもしれないな。
氷怜先輩が確かにと頷いたが、唯が身体測定のたびに数ミリずつ伸びてきゃっきゃと喜んでいる事は黙っておこう。
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