おれがアレを授かりまして

石月煤子

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平凡吸血鬼のおれがアレを授かりまして

6-3

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「そ、そんなこと言われたら、おれっ……あっ……お、お腹つねんないで……っ」
「柚木のお腹。ぷにぷにしてて気持ちいい」
「っ……ぷにぷにしないで~……っ」
「……ココも」
「ぁっ」
「俺の手にちゃんと反応して、どんどんかたくなってる……素直で可愛いな……」

お腹をぷにぷにされながら、比良の愛撫によって着実に育ちつつある童貞ペニスを制服越しにじっくり刺激されて。

馴染みのない感覚が柚木の下肢にすくすくと芽生え始めた。

……これ……アソコが……なんかすごい……濡れてきて……。

「ッ、おれの体っ、今っ、普通じゃないっていうか!?」

このままでは吸血鬼もどきの上、女の子もどきでもあると比良に知られてしまう。
危惧した柚木は駄々っ子みたいに首を左右にブンブン振った。

「普通じゃない?」
「っ……そ、そーなんです、だから……」
「……普通じゃないくらい感じてるってことか?」

ち、ち、違ぁぁぁぁぁ……!!!!

「確かにさっき公園でも気を失ったし、柚木って、かなり……感じやすいんだ……?」

むにゅっ

「ひっ……チンコ揉まないで……っ……あああっ、なんでベルト緩めるのっ、っ……もぉ~~~……っ」

嫌がる柚木の抵抗など体格差歴然である比良にとって子ねこにシャーシャーされているようなもので。
ベルトを蔑ろにし、ズボンのファスナーを全開にすると、トランクスの内側に手を……。

「あっ……」

比良の男っぽい手に初心極まりない熱源を捕らわれて柚木はとうとう涙ぼろり。

「ひ、ひどいよ、比良くん……だめって言ってるのに……いつもは優しくて寛大なのに……こんなの比良くんじゃなぃぃ……」
「ごめん。柚木が相手だと止まらなくなる」
「ごめんって思うなら触んないでっ……あ……やだ……ぅぅ……」
「ぷるぷるしてる、柚木の」
「っ……ひ、人のチンコをぷるぷるしてるとか言うなぁ~……っ」
「……柚木って自分で処理したりするのか?」
「っ……おれ答えないっ……教えないもんっ……」

比良は粟立つ首筋を啄みながら柚木の熱源に直接触れてきた。

下着をずらして外気に取り出し、長い五指を絡ませ、ゆっくり上下させる。

「湿ってて、あったかい」

お腹をぷにっていた手が胸にまで伸びてきて、制服の下で何ともヤラシクまさぐられて、柚木は思いっきり顔を伏せた。

「比良くんのどすけべっっっ」

なけなしの反抗心で罵れば。

「そうだよ、俺、柚木限定でスケベになる」

ガーーーーーーーーーーーーーーン

……もういい、もう知らない、もうわかんない。
……あ。
……いっそ女の子もどきの体にびっくりして比良くんが中断してくれたら――

「……柚木、おもらし、した?」

あんまりにもあんまりな問いかけに柚木は状況も忘れて憤慨する。

「するかっっっ、誰がおもらしなんかっっっ」
「でも、すごく濡れてて……射精したにしても濡れ過ぎて……え……?」
「あ」
「……これは」
「あっ……っ」
「こんなところに……これって……」
「ゃっ……っ……っ」

とうとう見つかった。
比良の指先にアソコを探り当てられた。

……おわた。
……でも、この衝撃的事実で比良くんもそーいう気分じゃなくなるはず。

「……そーです、そーなんです……おれは吸血鬼もどきの上、女の子もどきでもあるんです……まぁ、そーなったのはつい最近なんだけど……だからさ、比良くん……とりあえず中断して、これからのこと話そ……もし、その……付き合う気持ちが薄れたりなんかした場合は……比良くんに無理してほしくないから……告白とか、なかったことにしてもらっても――」

しどろもどろに話していた柚木は途中で目をヒン剥かせる。

クチュ……

入り口をなぞっていた指先が濡れ渡る内側に浅くめり込んできた。

「つい最近こういう体になったって、突発的な異変で青天の霹靂みたいなことか」

突拍子もない柚木の発言を冷静に噛み砕いて呑み込んだ比良、興味深そうな手つきで確かめるように柚木のアソコに触れてきた。

「んくっ……」

指の腹が柔らかな亀裂をたどる感覚に柚木は身を捩らせる。

正直、おっかなくて自分でもろくに触ったことのなかった蜜孔。

それなのに興味津々といわんばかりの比良に触診されて、予想以上の性感っぷりに怯えた。

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