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お泊り!?
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「お客さん着いたよ。」
「真莉亜、ごめんね、なんか…じゃあ俺このまま送ってもらうからお金いらな…ハッ!」
雅やポケットを触りまくる。
「あったー財布、よかった…」
財布の中身をみたら1000円しか入ってなかった。(これじゃここから家に帰るの無理だ。)
「真莉亜?」
真莉亜が一言も話さないのが気になった。
(やっぱ怒っているかな勝手にタクシー乗って)
「気持ち悪ぃ…」
「え!?」
「これお釣りはいらないデス…」
そういいながらフラフラとしながら真莉亜はタクシーを降りた。
「真莉亜、大丈夫?」
雅もすかさず真莉亜のあとを追ってタクシーを降りる。
“ブロロロロッ…”
「あ…」
タクシーはそのまま行ってしまった。
“フワッ…”
「キャッ…」
雅は真莉亜をお姫様抱っこした。
「真莉亜は軽いね。」
「…ずるいよ。」
「え?」
「最初に軽いねって言われたら重いでしょって言えないじゃん。」
「ハハ…ってここ真莉亜の家!?すっごくでかいんだけど!」
目の前には雅が今までにみたことがないぐらいの豪邸だった。
「でも今はココに一人だから寂しい…早く家族が欲しいな。」
「え!?」
「…吐きたい。」
「はいはいはい。」
急いで鍵を開けトイレに向かう。
吐いている真莉亜の背中をさすってあげた。
「吐けば楽になるから…俺は今までたくさん吐いている人看病してきたしね。」
吐いて顔色が少しづつよくなってきた真莉亜をソファへ運ぶ。
「ありがとう、雅君がいてくれてよかったよ。ねぇ、雅君…」
「ん?」
「よかったら泊まって行かない?」
「え!?」
「だってお金ないんでしょ?終電ももうないと思うし。」
「バレてた?」
「だって財布か何か広げてため息ついているんだもん。」
クスクスと真莉亜が笑い出す。
「バレてたか…じゃあ、泊まってもいい?」
「部屋たくさんあるから使っていいよ。」
(女と一つ屋根の下で今まで手をださなかったことなんてないけど…手を出したいけど出せないのは何でだ!)
「真莉亜、ごめんね、なんか…じゃあ俺このまま送ってもらうからお金いらな…ハッ!」
雅やポケットを触りまくる。
「あったー財布、よかった…」
財布の中身をみたら1000円しか入ってなかった。(これじゃここから家に帰るの無理だ。)
「真莉亜?」
真莉亜が一言も話さないのが気になった。
(やっぱ怒っているかな勝手にタクシー乗って)
「気持ち悪ぃ…」
「え!?」
「これお釣りはいらないデス…」
そういいながらフラフラとしながら真莉亜はタクシーを降りた。
「真莉亜、大丈夫?」
雅もすかさず真莉亜のあとを追ってタクシーを降りる。
“ブロロロロッ…”
「あ…」
タクシーはそのまま行ってしまった。
“フワッ…”
「キャッ…」
雅は真莉亜をお姫様抱っこした。
「真莉亜は軽いね。」
「…ずるいよ。」
「え?」
「最初に軽いねって言われたら重いでしょって言えないじゃん。」
「ハハ…ってここ真莉亜の家!?すっごくでかいんだけど!」
目の前には雅が今までにみたことがないぐらいの豪邸だった。
「でも今はココに一人だから寂しい…早く家族が欲しいな。」
「え!?」
「…吐きたい。」
「はいはいはい。」
急いで鍵を開けトイレに向かう。
吐いている真莉亜の背中をさすってあげた。
「吐けば楽になるから…俺は今までたくさん吐いている人看病してきたしね。」
吐いて顔色が少しづつよくなってきた真莉亜をソファへ運ぶ。
「ありがとう、雅君がいてくれてよかったよ。ねぇ、雅君…」
「ん?」
「よかったら泊まって行かない?」
「え!?」
「だってお金ないんでしょ?終電ももうないと思うし。」
「バレてた?」
「だって財布か何か広げてため息ついているんだもん。」
クスクスと真莉亜が笑い出す。
「バレてたか…じゃあ、泊まってもいい?」
「部屋たくさんあるから使っていいよ。」
(女と一つ屋根の下で今まで手をださなかったことなんてないけど…手を出したいけど出せないのは何でだ!)
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