神様のやわらかな卵が割れた理由

二月こまじ

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卵作り※3

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 下に敷いていある布がどんどん濡れてきてるのを見てシンが言った。

「それは……卵を産むところが……」
「な、なるほど、ここから卵を産むのか」

 まじまじと見られて、いたたまれなくなる。銀にもよく指摘されたから、やはりスズは濡れやすいのかもしれない。
 自分が酷くはしたない生き物のような気がして、尻をモジモジさせていると、シンが窄みに手を伸ばしてきた。

「ひゃんっ」
「す、すまない。痛いのか?」
「痛くは、ないよ」

 申し訳なさそうに手を引っ込めるシンの新鮮な反応に、戸惑いはしたものの嫌な気持ちにはならなかった。
 銀のように蔑んでいるわけではなく、単純に好奇心を抑えられないようだ。子供のような目でスズのもので濡れた自分の指を見るシンに、おずおずと申し出てみた。

「中、触ってみるか?」
「いいのか」

 食い気味に言われて、少し躊躇ったものの卵を産むのには必要なことだとも思い、神妙に頷く。
 シンはごくりと生唾を飲むと、中指だけそっと窄みに這わせた。

「な、なんか、凄いことになっているが……大丈夫なのか触って」

 先程までの表情ひとつ変えなかった男が、こんなことで動揺しているのがなんだかおかしくなってきた。スズは笑いをこらえながら、ほら、と足を大きく開いてみせる。
 よく考えたら。いや、よく考えなくてもとんでもなく大胆な行動だが、この男になら平気でやってしまう自分がいる。新鮮な反応が楽しいのかもしれない。

「むしろ指くらいで驚くなよ。卵を産むには、ここにお前の股間のものを入れなきゃいけないんだから」
「ここに……?」

 あまりの驚愕で固まってしまったシンだったが、股間のものは分かりやすく跳ねた。予想通りの反応に、思わず笑みがこぼれる。

「はい、らないだろう」

 下半身とは裏腹に、シンの声は不安気だった。スズだってそう思う。だが、無理だと思いつつも、期待で膨らんでいる素直なシンのそれを見ていると、なんとかして叶えてやりたい気もしてきた。

「オレもそう思うけど、ゆっくりならいけるかも。卵はここから産んでるわけだし……」
「そういうものか?」
「試してみよう」

 四つん這いになって尻を突き出し、窄みを自らの手で広げてみせた。今まででは考えらてないような恥ずかしいことを自分からしている。だが、恥ずかしさよりもなんとか事を成功させたいという気持ちが勝った。

「ゆっくり入れてみなよ」
「ほ、本気か?」
「いいから」

  なかなか動こうとしないシンに痺れを切らし、こちらから尻を押し付けた。重量感のある熱を粘膜に感じ、さすがに尻が窄む。

「……っ」
「う……っ」

 シンが呻いてスズの尻を両手で掴んだ。
 ハァハァという男の息遣いが聞こえてくる。後ろ向きなので顔は見えないが、シンの興奮が手に取るように感じられた。
 スズの尻肉を鷲掴んでいる手が燃えるように熱い。知らず、スズも熱い息を吐き出す。

「は……んっ」

  シンが唸るように腰を進めてきた。獣のような息だけ聞こえる。自分の中が信じられないくらい濡れているのが分かる。男の興奮がこんなにも自分を高揚させるのだとはじめて知った。

 (どうしよう。オレ、やっぱりはしたないのかも) 

 銀に淫乱だのなんだの散々揶揄われたが、本当にそうなのかもしれない。
 絶対大きくて無理だと思ったものが、どんどんと自分の中に入ってくる。自分の内臓全部、巨大なもので擦られている感覚が。正直、信じられないくらい気持ちいい。

「あ、あ……っ」

 もう十分に大きくなったと思ったものが、中で更に膨れ上がった。内臓が焼かれるようで、宙を踠く。もうさすがに無理だ。そう思ったとき、中のものが弾けた。

「はぁ、あ……」

 朦朧とした意識の中、いつもの感覚に少し仰け反った。
 シンは中に入ったまま動けないでいるようだった。出したはずなのに、少し復活してきている。
 スズは慌てて言った。

「シン……どいて」
「あ、すまんっ」

 慌てて退いたシンに、「手出して」と言うと、なんだか分かってないまま両手を差し出した気配がした。

「……んっ」

 そのまま下腹に力を入れると、コロンと卵が尻からシンの手のひらに転がった。

「……卵か!」

 シンが歓喜の声を上げる。
 振り返ると、そこには――。
   

 
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