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第24話 Reunion — 約束の夜に
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マンションに戻ると、靴を脱ぐ間もなく、ソファに倒れ込んだ。
胸の奥が、まだ熱い。怒りと後悔と、もうどうにもならない感情がぐちゃぐちゃに絡まっている。
——3年前の記憶が蘇る。
あの夜も、こうして一人で、心のどこかが壊れたように感じていた。
(……何してるんだ、俺は)
頭では分かってる。もう終わりにしようって、自分で決めたのに。
でも心が、それを許してくれない。
「……明日、会社どうしよう」
呟いた声が部屋に溶ける。
匠真の顔なんて、もう見たくない。いや、見るのが怖い。
目を閉じようとした、そのとき——。
インターホンが鳴った。
心臓が跳ねる。
恐る恐る覗いたモニターに、見慣れた顔が映った。
「……帰れ」
声を出すのもやっとだった。
けれど、ドアの向こうの匠真は動かない。
「誤解がある。話がしたい」
「話すことなんて、何もない」
「頼む。……とにかく、俺の話も聞いてくれ」
低く押し殺した声が、なぜか震えていた。
その震えに、ほんの少しだけ胸がざわつく。
「——もう俺は、おまえを二度と失いたくない」
その一言で、足が止まった。
鍵を開ける音が、静かな部屋に響いた。
匠真が入ってくる。
その顔には、怒りでも苛立ちでもない、ただ切実な焦りがあった。
◆
「おまえは、誤解してる」
匠真がゆっくりと口を開く。
俺は腕を組んで、彼の言葉を待った。
「俺は、三年前から彼女なんていたことはない」
「……嘘だ。見たんだ、ちゃんと。街で……腕を組んで、頬にキスしてるのも」
声が震えた。
あの夜の映像が、まざまざと脳裏に蘇る。
匠真は、静かにスマホを取り出した。
画面を操作し、一枚の写真を俺に見せる。
「それは……この人のことじゃないのか?」
写真の中の女性を見た瞬間、息が詰まった。
確かに——あの時、見た人に似ている。
「……まさか」
「これは俺の姉だ」
頭が真っ白になった。
「姉……?」
「ああ。三年前、確かにドイツから一時帰国してた。あの人は、10代の頃から海外で暮らしているから、スキンシップはほぼ外国人なんだ」
「スキンシップ…」
そう言われれば、アメリカで暮らし始めたばかりの頃、男女を問わずスキンシップの多さに驚いたことがあった。
すぐに慣れたけど、言われてみれば、あの時のあれは、姉から弟に対するスキンシップと取れないこともない。
「普段はやめろとか言うんだが、あの時は旦那と大喧嘩しての緊急帰国で姉も情緒不安定だった。だから、好きにさせていたんだが…それがそんな誤解につながってたなんてな…」
「え……じゃあ、俺……おまえの姉を恋人と誤解して……アメリカまで逃げたってこと?」
匠真は苦笑した。
「そういうことになるな」
情けなさと、恥ずかしさと、胸の奥が焼けるような思いが入り混じる。
「まあ……AIの勉強をアメリカでできたのは、結果的に良かったかもしれないけど…」
何とか自分を納得させようと吐き出した言葉に、匠真の怒りの言葉が重ねる。
「俺は良くない」
匠真の声が低く響いた。
「どんな気持ちで、あの三年間を過ごしたか分かってるのか」
「ご、ごめん……」
立場が逆転したみたいだった。
怒る資格があるのは、むしろ匠真の方だ。
「突然、消えて、いなくなって、会社も辞めて……」
「本当に……ごめんなさい……」
心臓がきゅっと痛んだ。
自分がどれだけ勝手だったか、今さら思い知らされる。
目を伏せた俺の頬に、そっと指が触れた。
驚いて顔を上げると、匠真がすぐ目の前にいた。
「……もう二度と、どこにも行くな」
その言葉と同時に、唇が触れた。
最初は拒もうとした。けれど、その手の震えが伝わった瞬間、抵抗の力が抜けていった。
怒りでも、憎しみでもない。——ただ、失うことを怖れていたのだと気づいてしまったから。
だが、安堵する間もなく、キスは深く、激しいものに変わった。まるで3年間の渇きを癒すかのように、貪るように角度を変え、舌を絡めてくる。息が苦しくなり、彼の胸を押すが、びくともしない。
「ん……っ、たくま、待て……」
「待たない。もう待てるか」
シャツのボタンが引きちぎられるように弾け飛び、冷たい空気が肌を刺す。
匠真の手が、俺の体を確かめるように、所有権を主張するように背中から腰、そして臀部へと這い回る。
触れるたびに、3年間の空白が無理やり熱で塗りつぶされていくようだった。
「……颯」
名前を呼ばれただけで、胸が震える。
「悪かった…おまえに誤解させたまま、あのとき何も言えなかった俺が悪い」
「……もういい。俺も…ちゃんとおまえと向き合えば良かったんだ…」
「良くない。おまえがいない間、俺がどれだけ……っ」
言葉を最後まで紡げず、匠真は俺の首筋に顔を埋めた。
その肩が微かに震えている。俺はたまらず、彼の首に腕を回した。
「……ごめん」
「謝るな。謝るくらいなら、二度と俺の前から消えるな」
顔を上げた彼の瞳は、暗い炎のような独占欲に燃えていた。
そのまま俺は軽々と抱え上げられ、寝室のベッドへと運ばれる。
乱暴にシーツの上に降ろされ、抗議する間もなく服を全て剥ぎ取られた。
「おまえの全部、俺に刻みつけさせろ。俺以外の何も考えられなくなるくらい、めちゃくちゃにしてやる」
それは許しではなく、宣言だった。
脚をこじ開けられ、準備もそこそこに、彼の熱が一気に体を貫く。
「……っ、あ、ぁっ……!」
痛みと熱で視界が白く飛ぶ。3年間の不在を責めるかのように、容赦のない突き上げが始まった。
ベッドのスプリングが軋む音と、肌がぶつかる生々しい音だけが部屋に響く。
「颯、俺の名前を呼べ」
「っ……いや、だ……ぁっ、ん……!」
「誰を見てる。誰に抱かれてる。言え」
深く、えぐるような一突きに、背中が弓なりにしなる。
悔しいのに、身体は正直に快感を拾い集めてしまう。
「……たくま……っ、たくま……!」
俺が彼の名を呼ぶと、匠真は満足したように低く喉を鳴らし、さらに動きを激しくした。
息が詰まるほど抱きしめられ、思考が熱に溶けていく。言葉はいらなかった。
ただ互いの体を求め合い、失われた時間を取り戻すように、何度も、何度も深く繋がった。
この夜、ようやく二人の時間が、灼けつくような熱と共に再び動き出したのだった。
******************
「風を捕まえる手 ― 再会は逃れられない衝動」は、YouTubeチャンネル「BL Soundscape」 にて公開されるオリジナル楽曲と完全連動しています。
今回のお話は、YouTubeで配信中の楽曲「Reunion — 約束の夜に」とリンクしています。良かったら、楽曲の方も聴いてみてくださいね♫
♫「Reunion — 約束の夜に」はこちら⇒ https://youtu.be/97ps6kScmjU
胸の奥が、まだ熱い。怒りと後悔と、もうどうにもならない感情がぐちゃぐちゃに絡まっている。
——3年前の記憶が蘇る。
あの夜も、こうして一人で、心のどこかが壊れたように感じていた。
(……何してるんだ、俺は)
頭では分かってる。もう終わりにしようって、自分で決めたのに。
でも心が、それを許してくれない。
「……明日、会社どうしよう」
呟いた声が部屋に溶ける。
匠真の顔なんて、もう見たくない。いや、見るのが怖い。
目を閉じようとした、そのとき——。
インターホンが鳴った。
心臓が跳ねる。
恐る恐る覗いたモニターに、見慣れた顔が映った。
「……帰れ」
声を出すのもやっとだった。
けれど、ドアの向こうの匠真は動かない。
「誤解がある。話がしたい」
「話すことなんて、何もない」
「頼む。……とにかく、俺の話も聞いてくれ」
低く押し殺した声が、なぜか震えていた。
その震えに、ほんの少しだけ胸がざわつく。
「——もう俺は、おまえを二度と失いたくない」
その一言で、足が止まった。
鍵を開ける音が、静かな部屋に響いた。
匠真が入ってくる。
その顔には、怒りでも苛立ちでもない、ただ切実な焦りがあった。
◆
「おまえは、誤解してる」
匠真がゆっくりと口を開く。
俺は腕を組んで、彼の言葉を待った。
「俺は、三年前から彼女なんていたことはない」
「……嘘だ。見たんだ、ちゃんと。街で……腕を組んで、頬にキスしてるのも」
声が震えた。
あの夜の映像が、まざまざと脳裏に蘇る。
匠真は、静かにスマホを取り出した。
画面を操作し、一枚の写真を俺に見せる。
「それは……この人のことじゃないのか?」
写真の中の女性を見た瞬間、息が詰まった。
確かに——あの時、見た人に似ている。
「……まさか」
「これは俺の姉だ」
頭が真っ白になった。
「姉……?」
「ああ。三年前、確かにドイツから一時帰国してた。あの人は、10代の頃から海外で暮らしているから、スキンシップはほぼ外国人なんだ」
「スキンシップ…」
そう言われれば、アメリカで暮らし始めたばかりの頃、男女を問わずスキンシップの多さに驚いたことがあった。
すぐに慣れたけど、言われてみれば、あの時のあれは、姉から弟に対するスキンシップと取れないこともない。
「普段はやめろとか言うんだが、あの時は旦那と大喧嘩しての緊急帰国で姉も情緒不安定だった。だから、好きにさせていたんだが…それがそんな誤解につながってたなんてな…」
「え……じゃあ、俺……おまえの姉を恋人と誤解して……アメリカまで逃げたってこと?」
匠真は苦笑した。
「そういうことになるな」
情けなさと、恥ずかしさと、胸の奥が焼けるような思いが入り混じる。
「まあ……AIの勉強をアメリカでできたのは、結果的に良かったかもしれないけど…」
何とか自分を納得させようと吐き出した言葉に、匠真の怒りの言葉が重ねる。
「俺は良くない」
匠真の声が低く響いた。
「どんな気持ちで、あの三年間を過ごしたか分かってるのか」
「ご、ごめん……」
立場が逆転したみたいだった。
怒る資格があるのは、むしろ匠真の方だ。
「突然、消えて、いなくなって、会社も辞めて……」
「本当に……ごめんなさい……」
心臓がきゅっと痛んだ。
自分がどれだけ勝手だったか、今さら思い知らされる。
目を伏せた俺の頬に、そっと指が触れた。
驚いて顔を上げると、匠真がすぐ目の前にいた。
「……もう二度と、どこにも行くな」
その言葉と同時に、唇が触れた。
最初は拒もうとした。けれど、その手の震えが伝わった瞬間、抵抗の力が抜けていった。
怒りでも、憎しみでもない。——ただ、失うことを怖れていたのだと気づいてしまったから。
だが、安堵する間もなく、キスは深く、激しいものに変わった。まるで3年間の渇きを癒すかのように、貪るように角度を変え、舌を絡めてくる。息が苦しくなり、彼の胸を押すが、びくともしない。
「ん……っ、たくま、待て……」
「待たない。もう待てるか」
シャツのボタンが引きちぎられるように弾け飛び、冷たい空気が肌を刺す。
匠真の手が、俺の体を確かめるように、所有権を主張するように背中から腰、そして臀部へと這い回る。
触れるたびに、3年間の空白が無理やり熱で塗りつぶされていくようだった。
「……颯」
名前を呼ばれただけで、胸が震える。
「悪かった…おまえに誤解させたまま、あのとき何も言えなかった俺が悪い」
「……もういい。俺も…ちゃんとおまえと向き合えば良かったんだ…」
「良くない。おまえがいない間、俺がどれだけ……っ」
言葉を最後まで紡げず、匠真は俺の首筋に顔を埋めた。
その肩が微かに震えている。俺はたまらず、彼の首に腕を回した。
「……ごめん」
「謝るな。謝るくらいなら、二度と俺の前から消えるな」
顔を上げた彼の瞳は、暗い炎のような独占欲に燃えていた。
そのまま俺は軽々と抱え上げられ、寝室のベッドへと運ばれる。
乱暴にシーツの上に降ろされ、抗議する間もなく服を全て剥ぎ取られた。
「おまえの全部、俺に刻みつけさせろ。俺以外の何も考えられなくなるくらい、めちゃくちゃにしてやる」
それは許しではなく、宣言だった。
脚をこじ開けられ、準備もそこそこに、彼の熱が一気に体を貫く。
「……っ、あ、ぁっ……!」
痛みと熱で視界が白く飛ぶ。3年間の不在を責めるかのように、容赦のない突き上げが始まった。
ベッドのスプリングが軋む音と、肌がぶつかる生々しい音だけが部屋に響く。
「颯、俺の名前を呼べ」
「っ……いや、だ……ぁっ、ん……!」
「誰を見てる。誰に抱かれてる。言え」
深く、えぐるような一突きに、背中が弓なりにしなる。
悔しいのに、身体は正直に快感を拾い集めてしまう。
「……たくま……っ、たくま……!」
俺が彼の名を呼ぶと、匠真は満足したように低く喉を鳴らし、さらに動きを激しくした。
息が詰まるほど抱きしめられ、思考が熱に溶けていく。言葉はいらなかった。
ただ互いの体を求め合い、失われた時間を取り戻すように、何度も、何度も深く繋がった。
この夜、ようやく二人の時間が、灼けつくような熱と共に再び動き出したのだった。
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