助けてくれたのは怪盗殺人団の団員でした。

えだまめ

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第1章【運命はこの時狂い始めた】

百合姫団

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「あ、そうだ。電話しなきゃ!」

帰り道の途中、七桜はおもむろにスマホを取り出し電話を掛けた。
全く、この子の親も大変だ。殺そう!と意気揚々に言ってるんだから。
「もしもしー!こちらナオです!……んー、その声はリオかな?あー、リオ?あのさ、ユウに言っといて!殺人依頼1件~って、さ!」

またねー、と切るとまた歩き始めた。
「え、依頼って……いくらなの?」
七桜はにっこりと笑い、
「うーんとね、100万円は下らないけど、紗枝ちゃんは学生だし……私の友達になることでチャラにするね!」
100万円、というのにとても驚いたけど、それがチャラになるというのは友達のいなかった紗枝にとっては友達の威力は計り知れない、と思った。

「ついたー、ここが私のお家!」
見ると普通の一軒家、なーんだ。殺す殺すってやっぱり画鋲レベルかーと思って、門を通ろうとすると、その道を七桜が通せんぼした。

「ここを通ったらもう後戻りはできないよ、いい?」

はいはい、と冗談と思って交わした。

今思えばここで、留まればよかった
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