17 / 441
「最強姉からの逃走」編
17話 「宿命の始まり」
しおりを挟むジルたちはその後、十二時間に渡って戦い続けた。すでに日は落ち、真夜中になっている。
この最強姉とこれほどの長時間戦える段階で、『人類最高戦力』という言葉が自称でないことがわかる。
紛れもなく彼らは歴戦の勇士。それすらを超えて伝説級の英雄たちだ。
だが、相手が悪すぎた。
「はぁはぁ…! ぐっ!!」
ついにジルに限界が来た。
『戦鐘』は強いがゆえに自身への負荷も相当なものだ。それを連続で何万と繰り出せば、さすがの彼の肉体も悲鳴を上げる。
両腕の筋肉が裂け、神経と腱が切れ、血が噴水のように噴き出す。
「もう限界みたいね。がんばったほうかしら? それじゃ、今度はこっちの番よ」
パミエルキが強引にジルの拳を振り払うと、腹に強烈なアッパー。
覇気を突き破り、腹筋に到達。
「がはっ…!」
身体中がバラバラになりそうな衝撃を受け、ジルが動きを止めた。
続いて顎に蹴りを見舞い、吹き飛ばす。
これも最初にやられたことをやり返したのだ。このあたりでパミエルキの性格がよくわかるだろう。
ただし、同じことをやり返していても意味がない。
パミエルキの追撃。吹き飛ばされたジルに追いつき、技を発動。
次々と繰り出される蹴りがジルに襲いかかる。あまりの速さのためにパミエルキの姿が十人以上に分裂して見えるほどだ。
覇王技、『豪覇・無双滅脚参拾弐影』。
戦士因子10で使える滅属性の蹴り技である。その速さも桁違いだが、もっと桁違いなのはその威力。
まだ覇気をまとっているにもかかわらず、問答無用で蹴りが炸裂した部位を抉り取っていく。
「ぐうううっ! 負けられない! 人の未来のためにも!」
それでもさすがは英傑。かろうじて踏みとどまる。
が、耐えないほうがよかったかもしれない。
パミエルキの右手に、見たこともないほどの膨大な覇気。
しかもそれは―――【赤】
通常、覇気は金色の輝きを帯びているが、なぜか彼女のものは赤く燃え盛っている。
「冥土の土産に教えてあげるわ。覇気にはまだ上の段階があるの。これは『赤覇気』。あの赤覇と呼ばれた覇王だけが使えた気質よ。それじゃあね。くたばれ―――クソ野郎」
赤い閃光が迸り、ジルが呑み込まれる。
彼だけではない。まるで巨大なレーザービームのように周囲一帯を巻き込んで崩壊していく。
神技、『不動明王拳』。
至高技すら超え、武神の領域に達した者だけが扱える超絶技である。
「ジル!!」
「あんたもそろそろ終わりね」
パミエルキが右手に結晶剣を生み出すと、一閃。
サムライは剣光気で受けるが―――断ち切る
光気を抉り、刀身である石の剣が破壊され、サムライの身体にまで到達。
幸いながら剣光気が威力を軽減してくれたので致命傷ではないが、胸がばっさり切られて鮮血が舞った。
さらにパミエルキが迫り、闘神と挟み撃ち。
「卑怯じゃないわよね? あなたもやったことだもの」
「いや…そっちは卑怯だろ?」
「やられたら百倍にして返すのが、私の流儀よ」
武器を失った剣士は、少し強いだけの武人にすぎない。
パミエルキの拳を必死によけるが、その代わりに背後から闘神に滅多切りにされる。
「くそ…が!!」
「あら、逃げるの?」
「恥もくそもあるかよ! タイマンなんて張れるか!」
無様に背中を見せながらも、転がるように逃げて距離を取るサムライ。
向かうは、さきほどやられたジルのもとだ。
「ジル、無事か!!」
すべてが灰燼と帰して、広大な森の中にぽっかりと生まれた空白地帯の中心部に、ジルが倒れていた。
慌てて駆け寄り、生存を確認する。
「……マ……タ……ちょっと……だめ……そうです」
「ったく、細身のくせにしぶといやつだぜ! それだけ言えれば上等だ。今助けてやるからな」
まさに「生きていた」と形容するのに相応しいほどボロボロで、完全に虫の息である。
マタと呼ばれたサムライは懐から『石』を取り出すと、ジルの身体に強引にねじ込み、そこで石を破壊。
するとジルの破損した肉体が修復されていく。
「ほら、しっかりしろ。『ハウリング・ジル〈唸る戦鐘〉』の名が泣くぜ。全世界のお前のファンを失望させるなよ!」
「あなた…こそ。代名詞の…石の剣がないじゃない…ですか」
「大丈夫だ。ちゃんと代わりの刀はある」
マタが刀を取り出す。こちらはしっかりとした金属製のものだ。
「やっぱり刀じゃないとな。石の剣でなんて無理無理」
「そんなぁ、あれだけ独自ブランドを展開していたのに…」
「商売だったからな。そんなことは言いっこなしさ。立てるか、ジル」
「ええ、だいぶましになりましたが…」
当然、パミエルキが逃がすわけがない。
彼らの前に立ち塞がる。
「『ハウリング・ジル〈唸る戦鐘〉』、聞いたことがあるわね。たしかたった一人で野良支配者たち数千を討伐した『覇王』ね。そして、石の剣。『石剣王』、マタ・サノス。こちらも『剣王』だったかしら」
彼らが強いのは当たり前だ。なぜならば『世界三大権威』と呼ばれるうちの二人、『覇王』と『剣王』なのだから。
しかし、腑に落ちない。
「ハウリング・ジルは師匠の何代も前の覇王だったはず。マタ・サノスに関しては、もっと前。千年か二千年は前の人物だったはずよ。どういうこと? 偽者? それともただのはったり?」
「そこまで教える義理はねえな」
「そう。じゃあ、こっちから炙り出してあげるわ」
パミエルキが何もない遠くの空間に剣を投げる。
すると―――バリン
「ぐっ……ふっ」
何もなかったはずの空間が、ガラスが割れるように粉々になると、そこから一人の老人が姿を見せる。
今投げた剣が胸に突き刺さっており、かなり苦しそうである。
「間抜けねぇ。私が気づかないとでも思ったの? 空間を切り替える際に少しだけタイムロスがあるわよ。術式構築が完璧じゃない証拠だわ。まあ、私がジャミングしたせいだけどね」
ジルやマタの気配に気づかなかったのも、あの老人が『空間術式』を使って隠していたからだ。
彼自身も空間の狭間に隠れてこちらの様子をうかがい、機を見て参戦する予定だったのだろう。
だが、不審に思ったパミエルキが術式干渉波、つまりはジャミングを仕掛けて妨害した。その結果、老人の術にわずかな遅れが発生し、景色と景色の間にズレが生じることになった。
それを見逃すほどパミエルキは甘くない。
「くっ…災厄の魔人、今回はやはり特別か」
見破られた老人は、即座に術を展開。鏡合わせをした時のように彼の姿が何重にも連なっていく。
魔王技、『来重位相』。
術士因子レベル9で使える空間術式の一つで、肉体だけではなく霊体を他の空間に隠す術である。分身したように見えるのは、彼の本体が違う次元にあるからだ。
こうなると通常攻撃はすべて無効。拳でも剣でもどうすることもできない。
だが、パミエルキも即座に対抗術式を練り上げ、老人の術式を破壊。再び物質世界に彼を引きずり出す。
「なんと! 『破邪顕生』で『来重位相』を無効化するとは!」
老人が驚くのも無理はない。『破邪顕生』は因子レベル5の術式で、効果は展開された術式の無効化であるが、6以上の因子レベルの術式には対抗できない。
通常ならばそうだが、パミエルキの演算処理が老人を上回れば別だ。たとえるならば、ソロバンで高度な計算機に勝ってしまうようなものであった。
一旦体制を整えようと、二人は老人を庇いながらパミエルキから距離を取る。
「ザンビエル殿、ご無事ですか」
「危うく死ぬところであったよ。やはり術の資質も飛び抜けておる」
「じいさん、やばいぜ。話に聞いていたより圧倒的に強い。剣光気が斬られたのは初めてだ」
「私もここまで圧倒されたのは初めてです。『借り物の身体』とはいえ、万全であっても勝ち目はなかったでしょう。地力が違いすぎます」
「この程度で音を上げてどうする。『デルタ・ブライト〈完全なる光〉』の力はこんなものではないぞ。やつはまだ三つの力をバラバラに使っておる。それが一つになれば『神人』にも匹敵する。そこに『魔人の力』も加われば絶望的よ」
「いや、今ここでそんな情報を聞かされてもな…」
「来ますよ。気をつけてください」
「もういいわ。飽きた。あんたたちが何者であっても関係ない。考えるのも面倒くさい。私にとってはあーくんだけがすべて。あの子だけが私を理解できる。あの子も私だけしか愛せない。その崇高な【純愛】を邪魔をするやつは―――すべて殺す!」
パミエルキから凶悪な黒いオーラが噴き出てきた。
通常の魔人の力を超えて、災厄の魔人だけが放つ『人に大特効』を持つ特殊な力だ。あのゼブラエスでも臆して逃げると聞けば、いかに怖ろしいかがわかるだろう。
しかし、純愛と聴こえたのは気のせいだろうか。少なくとも姉は、これが綺麗な愛情だと思っているらしい。戦慄である。
「厄介な仕事を請け負っちまったぜ。もう無理だ。さっさと【雇い主】に責任を取らせようぜ!」
「ザンビエル殿、私たちが時間を稼ぎます。あとはお任せします」
「心得た」
「マタ、私たちはここで死にますよ」
「人生で二度、死ぬ日がやってくるとはな。武人冥利に尽きるね」
ジルとマタが、特攻を仕掛けてパミエルキと戦っている。
覇気すら貫く攻撃に青年の肉が削げ、骨が砕け、身体が欠損していく。光気をもってしてもダメージを与えるのが困難な相手に苦戦し、マタも徐々に深刻なダメージが増えていく。
ジルは強い。一国の軍隊よりも優れた力を持っている。マタも強い。彼がいればいかなる邪悪をも切り裂くことができるだろう。
だが、そのすべてにおいてパミエルキのほうが上回っている。人類最高の力を持った者たちが、たった一人の女性を押さえられないのだ。
「偉大な英霊二人の犠牲を無駄にはせぬ! オン カカカ ビサンマエイ ソワカ!」
だが、彼らが息絶える前にザンビエルの術が発動。
大地に閃光が走り、幾十本の線となって火怨山の麓全体を覆っていく。それによって巨大な術式が形成され、景色が歪んでいった。
半径およそ五十キロを丸々『隔離』しようとしているのだ。
「これは『絶界術』? 人間のくせに、こんなものまで扱うなんてね。…いや、違う。あの老人がいかに術式に長けていても、単独でこれほど大きな術式を生み出せるとは思えないわ。だとしたら―――」
直後、空一面が黒に染まった。
月明かりすら完全に多い尽くすほどの、影、影、影。
それらすべてが人間とは程遠い姿をした【異形の者】たちであり、千を超える軍団が空に集結していたのだ。
外からこの光景は見えない。すでに隔絶された空間にあるからだ。
その中の一体であり、他と比べてもとりわけ強い存在感を示していた『岩の身体をした巨大な異形』が、パミエルキに向かって六本腕を向けると、彼女の周囲に強力な封印術式が展開される。
軽く見ただけでも凄まじい演算処理が行われている。撃滅級魔獣でも、これに囚われたら逃げることはできないだろう。
「災厄の魔人、お前を外に出すわけにはいかぬ」
「へぇ、そういうこと。この術式を作ったのはあなたたちね。でも、こんなもので私を拘束できると思っているのかしら? 随分甘く見られたものね」
「無駄だ。術式を破っても、この数の差ではあらがえぬ。ここに集いしは、わが配下の中でも武に秀でた者たちよ。おとなしく従うのが身のためだ」
「数の差? 雑魚がいくら集まっても私には関係ないわね」
その言葉と強烈な殺気に、空を覆う異形たちに緊張が走る。
たしかに彼らすべては戦闘に長けた武闘派であるが、人間の英傑二人がこうも簡単に倒されたのを見れば怖気づくのも仕方ない。
だが、大きな異形はまったく動じない。それだけ腕に自信があるのだろう。
「戦うのならば容赦はせぬ。主命に従い、汝を滅するのみ」
「主命…ね。まあ、いいわ、付き合ってあげる。待ち伏せされた理由も知りたいし、【黒幕】がいるようだからお灸をすえないといけないもの。でも、それが終わったら、あなたたちは一人残らず殺すけどね」
「我は『絶対不死』。殺すことは不可能よ」
「だといいわね。ふふふ」
(あーくん、少しだけ時間をあげるわ。その間にお姉ちゃんから好きなだけ逃げてごらんなさい。でも、あなたは嫌でも知ることになるわ。お姉ちゃんがどれだけあなたを愛していて、あなたも私をどれだけ愛しているかをね。この世界で私たちは二人だけ。たった一つだけの同じ存在なのですもの)
こうしてパミエルキは、この世界から一時的に消える。
単なる逃走劇だと思っていた舞台が急激に進展し、『宿命の螺旋』が廻り始める。
のちの覇王アンシュラオンと、姉である災厄の魔人パミエルキの物語は、ここから始まるのであった。
2
あなたにおすすめの小説
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
主人公に殺されるゲームの中ボスに転生した僕は主人公とは関わらず、自身の闇落ちフラグは叩き折って平穏に勝ち組貴族ライフを満喫したいと思います
リヒト
ファンタジー
不幸な事故の結果、死んでしまった少年、秋谷和人が転生したのは闇落ちし、ゲームの中ボスとして主人公の前に立ちふさがる貴族の子であるアレス・フォーエンス!?
「いや、本来あるべき未来のために死ぬとかごめんだから」
ゲームの中ボスであり、最終的には主人公によって殺されてしまうキャラに生まれ変わった彼であるが、ゲームのストーリーにおける闇落ちの運命を受け入れず、たとえ本来あるべき未来を捻じ曲げてても自身の未来を変えることを決意する。
何の対策もしなければ闇落ちし、主人公に殺されるという未来が待ち受けているようなキャラではあるが、それさえなければ生まれながらの勝ち組たる権力者にして金持ちたる貴族の子である。
生まれながらにして自分の人生が苦労なく楽しく暮らせることが確定している転生先である。なんとしてでも自身の闇落ちをフラグを折るしかないだろう。
果たしてアレスは自身の闇落ちフラグを折り、自身の未来を変えることが出来るのか!?
「欲張らず、謙虚に……だが、平穏で楽しい最高の暮らしを!」
そして、アレスは自身の望む平穏ライフを手にすることが出来るのか!?
自身の未来を変えようと奮起する少年の異世界転生譚が今始まる!
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
異世界亜人熟女ハーレム製作者
†真・筋坊主 しんなるきんちゃん†
ファンタジー
異世界転生して亜人の熟女ハーレムを作る話です
【注意】この作品は全てフィクションであり実在、歴史上の人物、場所、概念とは異なります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる