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普段の夕食時間よりかなり遅れて侍従に呼ばれた。
食堂に向かう時には、侍従と一緒に騎士もついてきてさっきあった出来事が本当だったと余計に実感をした。
普段食堂にはラグくんを持っていってはいけないと言われいてるけど、怖くて仕方が無くて今日だけはラグくんを持ってきた。
食堂に着いたら疲れた表情をしたお父様とお母様がいた。
僕の前では疲れた表情を見せない二人が心配。
いつもの椅子に座って、その隣の椅子にラグくんを置くとお父様とお母様にどう声をかけるべきか悩む。
「ネヴィ今日は怖がらせてごめんね」
お父様とお母様が一番の被害者なのに、僕に怖がらせた事に対していの一番に謝ってきた。
そんな必要はないのにと言いたかったけど、僕の目から涙がぽろぽろと溢れてきた。
「うえぇ…こ、怖かったよぉ…」
お父様とお母様の心配の言葉より先に怖かった言葉が出てしまった。
涙を止めようとしても全く止まらなくて袖で拭っても全く止まる気がしない。
お父様とお母様が僕の元に駆け寄ってくれて、二人に抱きしめられてもっと僕は泣いてしまった。
「ネヴィの所にまで行かせてしまってごめんね。本当に怖かったわね」
お母様も涙声で大泣きしている僕をあやしてくれる。
お母様の涙声にもっと僕は泣いてしまって、両親を慌てさせてしまったけど二人を気にかける余裕もなく泣きっぱなしだった。
沢山泣いた後、少し恥ずかしくてラグくんを隣の椅子から持ってきて、ぎゅうっと抱きしめて顔を埋めた。
「ネヴィも泣き止んだことだし、遅くなったけど夕食を始めようか」
「そうですね」
「んっ…」
お父様が侍従にご飯を運んできてもらうように命じた。
「旦那様。ご夕食が冷めてしまっていますので、温め直す必要がございますので、少々お時間を頂いてもよろしいでしょうか?」
「そうだね。ネヴィとメルトは時間がかかっても問題ないかい?」
「私は問題ありませんわ」
「大丈夫です…」
「かしこまりました。それでは訳10分ほど頂きたく存じます」
返事が小声になってしまったけど、侍従には問題なく聞こえたようでよかった。
ラグくんをぎゅっと抱きしめながら、顔を上げるとお父様とお母様が慈愛の視線を向けてきていた。
確かに僕はお父様とお母様の前でこんなに大泣きをしたことがないから、二人からしたら一番子供らしい出来事を見れたんだ。
そんな視線を向けられても仕方ないけど、どうしても恥ずかしさが優ってまたラグくんに顔を埋めた。
夕食が来るまでラグくんに顔を埋めていた。
侍従が言った通りに10分後に、温め直された夕食がテーブルに並べられ始めた。
今日の夕食は僕の好物ばかり揃えられていて驚いた。
お父様とお母様の二人に目配せをすると、二人はにっこりと笑いかけてくれた。
今日のことは相手から一報があったんだろうね。
僕にもしかしたら迷惑がかかることも考えて今日の夕食が僕の好物で揃えられたのかな?
ゆ、夕食で釣られるなんて…
「おいひぃ~…」
勿論釣られましたけど?
美味しいご飯に罪はないもん!!
美味しいご飯に舌鼓を打っていたら、お父様とお母様は嬉しそうに見ていたって侍従から聞いて恥ずかしくなって掛け布団を頭から被ったのは後の話…。
夕食を食べ終わった後、お父様とお母様の自室に呼ばれた。
久々に入った二人の自室は、初めて入った時と全く変わらなかった。
唯一変わっているところといえば、花瓶に生けられた花ぐらいかな?
二人は僕を間に挟んでソファに座った。
「今日の来客者についてネヴィにもお話をするためにここに連れてきたんだ」
お父様はとても言いづらそうにしていたけど、少しためてから話始めてくれた。
今日の来客者はタルク・マーモット伯爵で、社交界の場ではかなりの問題児との事。
何が問題児かというと、どうやら少年愛好家との事で自身と同家格の貴族か、もしくは自身の家格より下の貴族に生まれた少年達を漁りにくるという人らしい。
僕たちの家格は確かに伯爵で、マーモット伯爵と同家格ではあるけど本来は伯爵の地位にいていい役職ではないことを流石に理解している。
だから伯爵という同じ家格だけど、実際の地位はツェーリア家の方が上なんだよね。
で、その少年愛好家に何人か少年達が攫われているという話があるけど、手がかりが見つからないせいで踏み出せずにいるみたい。
「今回あの伯爵が我が家に訪れたのは、覚えてないだろうけどネヴィが3歳の時にしたお披露目会があったんだけど、その時にネヴィに目をつけたみたいでね。5歳にでもなればとでも思って今日押しかけてきたみたい」
そんな話をお父様から聞けばゾワっとしてしまった。
5歳の誕生日は家族だけで祝うと決めていたから僕の姿が見れなかったから、今日押しかけてきたって事?
「ネヴィには健やかに過ごしてほしいと願っているけど、実際の社交場ではそれを許してくれない」
お父様が僕を強く抱きしめてくれるけど、ちょっと痛い。
「旦那様、そんなにネヴィを抱きしめてはいけませんわ」
「ああ、すまない」
お母様が嗜めてくれてお父様は力を緩めてくれたけど、僕から離れる様子がない。
それだけ今日の事はお父様もお母様も堪えていたんだろうな。
頑張って背伸びしてお父様の頭を撫でると、少し驚いたけど直ぐに嬉しそうに笑ってくれた。
「今日はネヴィをマーモット伯爵から隠し仰たけど、社交の場ではそう簡単には事を運べない。特に王都の社交の場では全ての貴族が招待される。その時に必ず会うことになるから覚悟をしなければならない」
「ネヴィには難しいお話をしてしまって申し訳ないけど、私達は貴方には辛い目にあって欲しくないの」
お母様に頬を優しく撫でてくれる。
両親からの心配は痛いほどわかる。
今日の出来事を直ぐに忘れることができないと思ってる。
精神年齢が高くても今日の出来事はあまりにも恐怖すぎた。
あの時叩かれた扉を開けたらと思うとゾッとして他ならない。
最悪手を出されていた可能性がある。
「だからマーモット伯爵には今後気をつけてほしい。大人になるまでは私達が近くについていられるけど、ずっと一緒にいる事は叶わない。子供だけの社交の場があるからその時を狙ってくるかもしれない。酷な事をネヴィに言うのは憚れるけどどうしてもこれをお父様とお母様は伝えたかったんだ」
最後のぎゅっと強くお父様に抱きしめられ、少し経ってから話された。
「夜ももう遅いからゆっくり寝なさい。明日の授業は少し遅れる事を先生方にはお伝えしているから安心してね」
「わかりました。お父様、お母様もゆっくりしてください。おやすみなさい」
お父様とお母様二人から額にキスを貰い、僕は二人の自室からでた。
部屋の外には僕の専属の侍従と騎士が待っていて自室まで一緒に歩いた。
自室について部屋に入りいつものように、ラグくんをベッドに置くとそのまま倒れ込んだ。
正直言ってあんな事を聞くなんて思いもしなかった。
原作のストーリーが始まるまでは順風満帆に進めると思っていた。
危険なんてないと甘えていた。
正直今後が怖くて怖くて堪らない。
お父様とお母様と一緒にいれるならずっと一緒に居たい。
でも、そんな我儘は通用しないのが貴族の世界なんだ。
今日日僕はこの世界に生きていることに現実味を感じていなかった。
どこか遠い世界の話だと感じていた。
恐ろしい事を体感して、そして両親からその話を聞いて僕はこの世界に本当の意味で生きている事を実感した。
こんな事で実感したくなかった。
どうせなら幸せの中で実感したかった。
そんな思いを吐露することも叶わず、僕はうちに秘めたまま生きていくしかないんだ。
食堂に向かう時には、侍従と一緒に騎士もついてきてさっきあった出来事が本当だったと余計に実感をした。
普段食堂にはラグくんを持っていってはいけないと言われいてるけど、怖くて仕方が無くて今日だけはラグくんを持ってきた。
食堂に着いたら疲れた表情をしたお父様とお母様がいた。
僕の前では疲れた表情を見せない二人が心配。
いつもの椅子に座って、その隣の椅子にラグくんを置くとお父様とお母様にどう声をかけるべきか悩む。
「ネヴィ今日は怖がらせてごめんね」
お父様とお母様が一番の被害者なのに、僕に怖がらせた事に対していの一番に謝ってきた。
そんな必要はないのにと言いたかったけど、僕の目から涙がぽろぽろと溢れてきた。
「うえぇ…こ、怖かったよぉ…」
お父様とお母様の心配の言葉より先に怖かった言葉が出てしまった。
涙を止めようとしても全く止まらなくて袖で拭っても全く止まる気がしない。
お父様とお母様が僕の元に駆け寄ってくれて、二人に抱きしめられてもっと僕は泣いてしまった。
「ネヴィの所にまで行かせてしまってごめんね。本当に怖かったわね」
お母様も涙声で大泣きしている僕をあやしてくれる。
お母様の涙声にもっと僕は泣いてしまって、両親を慌てさせてしまったけど二人を気にかける余裕もなく泣きっぱなしだった。
沢山泣いた後、少し恥ずかしくてラグくんを隣の椅子から持ってきて、ぎゅうっと抱きしめて顔を埋めた。
「ネヴィも泣き止んだことだし、遅くなったけど夕食を始めようか」
「そうですね」
「んっ…」
お父様が侍従にご飯を運んできてもらうように命じた。
「旦那様。ご夕食が冷めてしまっていますので、温め直す必要がございますので、少々お時間を頂いてもよろしいでしょうか?」
「そうだね。ネヴィとメルトは時間がかかっても問題ないかい?」
「私は問題ありませんわ」
「大丈夫です…」
「かしこまりました。それでは訳10分ほど頂きたく存じます」
返事が小声になってしまったけど、侍従には問題なく聞こえたようでよかった。
ラグくんをぎゅっと抱きしめながら、顔を上げるとお父様とお母様が慈愛の視線を向けてきていた。
確かに僕はお父様とお母様の前でこんなに大泣きをしたことがないから、二人からしたら一番子供らしい出来事を見れたんだ。
そんな視線を向けられても仕方ないけど、どうしても恥ずかしさが優ってまたラグくんに顔を埋めた。
夕食が来るまでラグくんに顔を埋めていた。
侍従が言った通りに10分後に、温め直された夕食がテーブルに並べられ始めた。
今日の夕食は僕の好物ばかり揃えられていて驚いた。
お父様とお母様の二人に目配せをすると、二人はにっこりと笑いかけてくれた。
今日のことは相手から一報があったんだろうね。
僕にもしかしたら迷惑がかかることも考えて今日の夕食が僕の好物で揃えられたのかな?
ゆ、夕食で釣られるなんて…
「おいひぃ~…」
勿論釣られましたけど?
美味しいご飯に罪はないもん!!
美味しいご飯に舌鼓を打っていたら、お父様とお母様は嬉しそうに見ていたって侍従から聞いて恥ずかしくなって掛け布団を頭から被ったのは後の話…。
夕食を食べ終わった後、お父様とお母様の自室に呼ばれた。
久々に入った二人の自室は、初めて入った時と全く変わらなかった。
唯一変わっているところといえば、花瓶に生けられた花ぐらいかな?
二人は僕を間に挟んでソファに座った。
「今日の来客者についてネヴィにもお話をするためにここに連れてきたんだ」
お父様はとても言いづらそうにしていたけど、少しためてから話始めてくれた。
今日の来客者はタルク・マーモット伯爵で、社交界の場ではかなりの問題児との事。
何が問題児かというと、どうやら少年愛好家との事で自身と同家格の貴族か、もしくは自身の家格より下の貴族に生まれた少年達を漁りにくるという人らしい。
僕たちの家格は確かに伯爵で、マーモット伯爵と同家格ではあるけど本来は伯爵の地位にいていい役職ではないことを流石に理解している。
だから伯爵という同じ家格だけど、実際の地位はツェーリア家の方が上なんだよね。
で、その少年愛好家に何人か少年達が攫われているという話があるけど、手がかりが見つからないせいで踏み出せずにいるみたい。
「今回あの伯爵が我が家に訪れたのは、覚えてないだろうけどネヴィが3歳の時にしたお披露目会があったんだけど、その時にネヴィに目をつけたみたいでね。5歳にでもなればとでも思って今日押しかけてきたみたい」
そんな話をお父様から聞けばゾワっとしてしまった。
5歳の誕生日は家族だけで祝うと決めていたから僕の姿が見れなかったから、今日押しかけてきたって事?
「ネヴィには健やかに過ごしてほしいと願っているけど、実際の社交場ではそれを許してくれない」
お父様が僕を強く抱きしめてくれるけど、ちょっと痛い。
「旦那様、そんなにネヴィを抱きしめてはいけませんわ」
「ああ、すまない」
お母様が嗜めてくれてお父様は力を緩めてくれたけど、僕から離れる様子がない。
それだけ今日の事はお父様もお母様も堪えていたんだろうな。
頑張って背伸びしてお父様の頭を撫でると、少し驚いたけど直ぐに嬉しそうに笑ってくれた。
「今日はネヴィをマーモット伯爵から隠し仰たけど、社交の場ではそう簡単には事を運べない。特に王都の社交の場では全ての貴族が招待される。その時に必ず会うことになるから覚悟をしなければならない」
「ネヴィには難しいお話をしてしまって申し訳ないけど、私達は貴方には辛い目にあって欲しくないの」
お母様に頬を優しく撫でてくれる。
両親からの心配は痛いほどわかる。
今日の出来事を直ぐに忘れることができないと思ってる。
精神年齢が高くても今日の出来事はあまりにも恐怖すぎた。
あの時叩かれた扉を開けたらと思うとゾッとして他ならない。
最悪手を出されていた可能性がある。
「だからマーモット伯爵には今後気をつけてほしい。大人になるまでは私達が近くについていられるけど、ずっと一緒にいる事は叶わない。子供だけの社交の場があるからその時を狙ってくるかもしれない。酷な事をネヴィに言うのは憚れるけどどうしてもこれをお父様とお母様は伝えたかったんだ」
最後のぎゅっと強くお父様に抱きしめられ、少し経ってから話された。
「夜ももう遅いからゆっくり寝なさい。明日の授業は少し遅れる事を先生方にはお伝えしているから安心してね」
「わかりました。お父様、お母様もゆっくりしてください。おやすみなさい」
お父様とお母様二人から額にキスを貰い、僕は二人の自室からでた。
部屋の外には僕の専属の侍従と騎士が待っていて自室まで一緒に歩いた。
自室について部屋に入りいつものように、ラグくんをベッドに置くとそのまま倒れ込んだ。
正直言ってあんな事を聞くなんて思いもしなかった。
原作のストーリーが始まるまでは順風満帆に進めると思っていた。
危険なんてないと甘えていた。
正直今後が怖くて怖くて堪らない。
お父様とお母様と一緒にいれるならずっと一緒に居たい。
でも、そんな我儘は通用しないのが貴族の世界なんだ。
今日日僕はこの世界に生きていることに現実味を感じていなかった。
どこか遠い世界の話だと感じていた。
恐ろしい事を体感して、そして両親からその話を聞いて僕はこの世界に本当の意味で生きている事を実感した。
こんな事で実感したくなかった。
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