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「本来は敵に使用する手法を使ったな」
「怯えるネヴィも愛らしかったですよ。そこから私が沢山甘やかして私に依存すれば良いのです」
「はあ…これは怯えるわけだ。かなり話を詰めないといけないようだな」
目から手が離されてやっと視界が明るくなったけど、ラグザンドを見ることができない。
「座りなさい。ラグザンドはモハメトスの席と代わりなさい」
「嫌です」
ラグザンドが近づいてくる気配がする。
「下がりなさい」
「ネヴィをお渡しして下されば下がります」
両者共に全く下がる気配がしない。
2人の関係が悪化するぐらいなら…
「レギストス大公夫人…」
「どうしたネヴィレント」
「僕がラグザ…ラグの所に行きます」
恐怖しか感じないけど、2人が喧嘩するのは好きじゃない。
「慮っての発言か…。ラグザンド無体な事をすればモハメトスにしばいてもらう」
「分かりました。ネヴィこちらにいらっしゃい」
ラグザンドの側に寄ると、腕を掴まれて引き寄せられた。
腕の中に収まると体が余計に震えた。
「こんなに震えて…可愛い」
上から恐ろしい言葉が聞こえてくるけど、それ以上に腕の中にいる恐怖の方が強い。
我慢だ。
「大丈夫。私はそこまで食事を必要としていなくてね。最近食事をとったから今日は食事を取らなかったんだよ」
食べられないことがわかって少し安心した。
それでも今日の出来事を忘れる事ができない。
「それじゃあ一緒に座ろうか」
ふわっと抱き上げられて、椅子のところまで連れられて行った。
横の椅子があるのにそこには座らせられずに、何故かラグザンドの膝の上に座らされた。
足が床につかないのは何時もの事だったけど、いつもより床から離れた感じがする。
お腹に腕を回され落ちないようにされ、ずっと頭を撫でられ続けるという状態に落ち着いた。
「それではラグザンドの問題についてだが大変申し訳なかった。まさかここまで悪化しているとは思ってもいなくてな」
「いえ、私たちもこの状況を知らず取り乱してしまいました」
「ネヴィレント大丈夫かい?」
お父様の声にパッと顔を上げれば、心配そうな表情があった。
「大丈夫です…。その、こわ、怖いけど…」
正直に話すとお腹に回っている腕にギュッと力が入った。
ダメダメ中身でるって…
きつくなりすぎて、腕をパンパンと叩くと緩めてくれた。
危うく吐きそうになったから早めに緩めてくれてよかった。
「ごめんねネヴィ。苦しかったね」
「大丈夫だよ。少し苦しかっただけだから」
「ならよかった。そういえば9年間も我慢したから少しだけ私に血を…」
「ラグザンド」
「はい」
レギストス大公夫人とラグザンドは多く会話せずとも伝わっているようだ。
普通に食べられそうだった。
その事実にぷるぷると震えている。
「ネヴィレントがこんなに怖がるなんて初めて見ましたわ。普段動かない耳がピルピルと動いてて可愛いわ~」
お母様…僕が怖がっているのを楽しんでいらっしゃいませんか?
これ助ける気が殆どない様に見える。
「メルト、ラグザンドの執着はかなりのもになる。この9年間死ぬ程ネヴィレントについて話続けて、頭が痛くなる思いをしたからな」
「9年…?ネヴィが飛んだあの日からずっとですの?」
「あの日からずっとだ」
その話を聞いて流石にお母様が少し引いた表情をしていた。
正直それを僕に向けられるのは困った以上に死ぬ程怖いものである。
「ああ、私の可愛らしいネヴィ。私の腕の中にいてくれるなんてなんて幸せ」
物凄く恍惚な声が聞こえるけど、聞こえなかった振りをするしかない。
「怯えるネヴィも愛らしかったですよ。そこから私が沢山甘やかして私に依存すれば良いのです」
「はあ…これは怯えるわけだ。かなり話を詰めないといけないようだな」
目から手が離されてやっと視界が明るくなったけど、ラグザンドを見ることができない。
「座りなさい。ラグザンドはモハメトスの席と代わりなさい」
「嫌です」
ラグザンドが近づいてくる気配がする。
「下がりなさい」
「ネヴィをお渡しして下されば下がります」
両者共に全く下がる気配がしない。
2人の関係が悪化するぐらいなら…
「レギストス大公夫人…」
「どうしたネヴィレント」
「僕がラグザ…ラグの所に行きます」
恐怖しか感じないけど、2人が喧嘩するのは好きじゃない。
「慮っての発言か…。ラグザンド無体な事をすればモハメトスにしばいてもらう」
「分かりました。ネヴィこちらにいらっしゃい」
ラグザンドの側に寄ると、腕を掴まれて引き寄せられた。
腕の中に収まると体が余計に震えた。
「こんなに震えて…可愛い」
上から恐ろしい言葉が聞こえてくるけど、それ以上に腕の中にいる恐怖の方が強い。
我慢だ。
「大丈夫。私はそこまで食事を必要としていなくてね。最近食事をとったから今日は食事を取らなかったんだよ」
食べられないことがわかって少し安心した。
それでも今日の出来事を忘れる事ができない。
「それじゃあ一緒に座ろうか」
ふわっと抱き上げられて、椅子のところまで連れられて行った。
横の椅子があるのにそこには座らせられずに、何故かラグザンドの膝の上に座らされた。
足が床につかないのは何時もの事だったけど、いつもより床から離れた感じがする。
お腹に腕を回され落ちないようにされ、ずっと頭を撫でられ続けるという状態に落ち着いた。
「それではラグザンドの問題についてだが大変申し訳なかった。まさかここまで悪化しているとは思ってもいなくてな」
「いえ、私たちもこの状況を知らず取り乱してしまいました」
「ネヴィレント大丈夫かい?」
お父様の声にパッと顔を上げれば、心配そうな表情があった。
「大丈夫です…。その、こわ、怖いけど…」
正直に話すとお腹に回っている腕にギュッと力が入った。
ダメダメ中身でるって…
きつくなりすぎて、腕をパンパンと叩くと緩めてくれた。
危うく吐きそうになったから早めに緩めてくれてよかった。
「ごめんねネヴィ。苦しかったね」
「大丈夫だよ。少し苦しかっただけだから」
「ならよかった。そういえば9年間も我慢したから少しだけ私に血を…」
「ラグザンド」
「はい」
レギストス大公夫人とラグザンドは多く会話せずとも伝わっているようだ。
普通に食べられそうだった。
その事実にぷるぷると震えている。
「ネヴィレントがこんなに怖がるなんて初めて見ましたわ。普段動かない耳がピルピルと動いてて可愛いわ~」
お母様…僕が怖がっているのを楽しんでいらっしゃいませんか?
これ助ける気が殆どない様に見える。
「メルト、ラグザンドの執着はかなりのもになる。この9年間死ぬ程ネヴィレントについて話続けて、頭が痛くなる思いをしたからな」
「9年…?ネヴィが飛んだあの日からずっとですの?」
「あの日からずっとだ」
その話を聞いて流石にお母様が少し引いた表情をしていた。
正直それを僕に向けられるのは困った以上に死ぬ程怖いものである。
「ああ、私の可愛らしいネヴィ。私の腕の中にいてくれるなんてなんて幸せ」
物凄く恍惚な声が聞こえるけど、聞こえなかった振りをするしかない。
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