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「それでは意見をお聞きしましょう。聖女愛から願います」
教皇がそう伝えると愛ではなく、愛の隣にいる神官が立ち上がった。
「聖女愛は憔悴し切っておりますので、代わりに私が勤めさせて頂きます」
神官が話始めた内容は知っている張本人ですら、全て否定しているレベルで酷い内容だった。
曰く聖女に婚約者を奪われ、離縁したのを聖女のせいにして邪悪に堕ちた。
曰く聖女が僕を救う為に向い魔王を封印したが僕に反撃にあった。
曰く僕が両親に嘘を吐き、両親がその嘘を信じて嘘の罪で聖女を投獄した。
などなど本当に嘘を塗り固めた内容ばかりで、両親も僕も頭を抱えたくなるような内容ばかりだった。
張本人の魔王ですら私を馬鹿にするのか!ってすごい怒ってる。
馬鹿にしているというか、利用されているというか…
ほとほと呆れ果てる様な内容ばかり。
「ふむ、聖女愛側の意見しかと受け止めた。それではネヴィレント・ツェーリア伯爵令息の意見を聞きましょう」
僕はラグをひっつけながらも自分で話すべく立ち上がった。
「今回の件でございますが、聖女愛が勝手な行動を起こさなければ起こらない事態だと考えております」
この一言を話しただけで神官から不満の声が上がる。
教皇が槌を叩くだけで静かになり、僕は言葉を続けた。
「私はこの一件がある前に一度聖女愛によって命を危険にさらされました。今私の隣にいる婚約者が居なければその時に私は命を落としていたでしょう」
発言と共に教皇と大神官に視線を向けた。
大神官達は表情に出ないものの、精霊曰く両手を握りしめてぷるぷるさせていると囁いてくれた。
大神官達は愛が僕を殺そうとしていた件を知っていて、これを教皇に伝えていない可能性がある。
教皇の表情を見るために教皇にだけ視線を向けたけど、表情は完全に管理されていて感情を全く読み取ることができない。
態度からも全く読み取れないので、教皇の顔色伺いをするのをやめて僕は話を続ける事にした。
「それと婚約者との離縁でございますが、本件に関しては全く関係のないものとなっております。私と前婚約者はお互いが同意の上で婚約の破棄を行っており、お互いの責任であるとも認識しております。婚約破棄については私の意見だけでは公平性がないかと存じますので、レムナント侯爵家にお聞きいただければと存じます」
愛から何やら視線を感じるが、僕はその視線に気づかない振りをした。
「そしてその当日に僕含めツェーリア伯爵家一同に僕を魔王になる可能性があるという事を、そして僕自身を捕えるという内容を一切通達しておりませんでした。そして僕は数日間森で過ごしていると愛と聖騎士達に見つかり殺されそうになりました。その時聖女愛から想像もつかない発言をされたのです」
「その想像もつかない発言とはなんでしょうか?」
教皇が僕の話を聞きたそうにしている。
その興味に応えるように僕は口を開いた。
「攻略対象という言葉を発し、まるで人を道具のように扱っているような発言をされました。そして私がいる事が不都合だという発言もされ、人を道具の様に扱えないような発言をなされていました」
その発言に会場がざわめき出した。
教皇がそう伝えると愛ではなく、愛の隣にいる神官が立ち上がった。
「聖女愛は憔悴し切っておりますので、代わりに私が勤めさせて頂きます」
神官が話始めた内容は知っている張本人ですら、全て否定しているレベルで酷い内容だった。
曰く聖女に婚約者を奪われ、離縁したのを聖女のせいにして邪悪に堕ちた。
曰く聖女が僕を救う為に向い魔王を封印したが僕に反撃にあった。
曰く僕が両親に嘘を吐き、両親がその嘘を信じて嘘の罪で聖女を投獄した。
などなど本当に嘘を塗り固めた内容ばかりで、両親も僕も頭を抱えたくなるような内容ばかりだった。
張本人の魔王ですら私を馬鹿にするのか!ってすごい怒ってる。
馬鹿にしているというか、利用されているというか…
ほとほと呆れ果てる様な内容ばかり。
「ふむ、聖女愛側の意見しかと受け止めた。それではネヴィレント・ツェーリア伯爵令息の意見を聞きましょう」
僕はラグをひっつけながらも自分で話すべく立ち上がった。
「今回の件でございますが、聖女愛が勝手な行動を起こさなければ起こらない事態だと考えております」
この一言を話しただけで神官から不満の声が上がる。
教皇が槌を叩くだけで静かになり、僕は言葉を続けた。
「私はこの一件がある前に一度聖女愛によって命を危険にさらされました。今私の隣にいる婚約者が居なければその時に私は命を落としていたでしょう」
発言と共に教皇と大神官に視線を向けた。
大神官達は表情に出ないものの、精霊曰く両手を握りしめてぷるぷるさせていると囁いてくれた。
大神官達は愛が僕を殺そうとしていた件を知っていて、これを教皇に伝えていない可能性がある。
教皇の表情を見るために教皇にだけ視線を向けたけど、表情は完全に管理されていて感情を全く読み取ることができない。
態度からも全く読み取れないので、教皇の顔色伺いをするのをやめて僕は話を続ける事にした。
「それと婚約者との離縁でございますが、本件に関しては全く関係のないものとなっております。私と前婚約者はお互いが同意の上で婚約の破棄を行っており、お互いの責任であるとも認識しております。婚約破棄については私の意見だけでは公平性がないかと存じますので、レムナント侯爵家にお聞きいただければと存じます」
愛から何やら視線を感じるが、僕はその視線に気づかない振りをした。
「そしてその当日に僕含めツェーリア伯爵家一同に僕を魔王になる可能性があるという事を、そして僕自身を捕えるという内容を一切通達しておりませんでした。そして僕は数日間森で過ごしていると愛と聖騎士達に見つかり殺されそうになりました。その時聖女愛から想像もつかない発言をされたのです」
「その想像もつかない発言とはなんでしょうか?」
教皇が僕の話を聞きたそうにしている。
その興味に応えるように僕は口を開いた。
「攻略対象という言葉を発し、まるで人を道具のように扱っているような発言をされました。そして私がいる事が不都合だという発言もされ、人を道具の様に扱えないような発言をなされていました」
その発言に会場がざわめき出した。
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