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教皇が公平性を保ってくれる人でよかった。
ほっと一安心したら僕は椅子から落ちそうになった。
ラグに支えて貰って落ちることはなかった。
「ラグありがとう…」
「気にしないで」
ラグに支えて貰いながら椅子を深く座り直した。
「それでは聖女愛について罰を下そう」
錫杖をコツンと音を鳴らしながら地面に置いた。
愛はガタガタと顔を真っ青にしながら震えている。
「まず聖女の称号を剥奪致します。そしてその後、正式な法廷裁判にて判決を受けて頂きます」
その言葉に愛は少し顔色を明るくした。
正式な裁判はここより優しい場所ではない。
聖女であるからという事である程度許されていたものが、法廷裁判では肩書等がないという前提で全ての罪を改められてしまう。
貴族であろうが、聖女であろうが、王族であろうが、なんであろうが全ての肩書がなかったことにされる。
それが法廷裁判という物だ。
愛が考えている様な甘い裁判ではない。
「そしてネヴィレント・ツェーリア伯爵令息に賠償を教会からお支払い致します」
まさかの賠償を貰えるという言葉が教皇から発せられた。
僕は賠償を求めるより愛を如何にして罰せられる様にするかだけだった。
「そんな勝手は許されませんぞ!如何に教皇といえど賠償金を支払う等勝手にお決めになられては困ります!」
大神官が真っ青の表情から一転して顔を真っ赤にして教皇に怒鳴りつけた。
大神官の方が高齢なのもあって教皇に口出しするから事ができるのだろう。
だが、立場だけを見れば圧倒的に教皇の方が上なのである。
その教皇の年齢が見た目は20代であるからこそ侮られる要因にもなりえた。
だからこそ教皇独自の部隊を抱え込んでいるし、教皇独自の方法で今日愛を裁いたのだろう。
自身が侮られない様にする為に。
だけど、教皇の考えとは裏腹に大神官達は思っている以上に、教皇を崇拝していなかったのが現状だろう。
一人の大神官が教皇を怒鳴りつけてから、次々と他の大神官達も教皇を怒鳴りつけ始めた。
まさかの事態に部外者である僕達はこの状況に困惑するしかない。
「本当に大神官というのは無駄な制度の様ですね。前任の教皇様はさぞ頭を悩まされた事でしょう」
教皇の声はかなり小さい声だったのに何故か僕の耳元まではっきりと聞こえてきた。
僕の周りの人は誰も教皇の声が届いていなかったみたいで、この現状をどうやって切り抜けるかというのを考えいてる。
僕もラグに抱っこされていて、すぐにでも逃げられるという状態になっていた。
「不要ですね」
その言葉と共に全ての大神官の頭が宙を舞った。
精霊達にみて貰っていた殆どの教皇の部隊が動き出し、大神官たちの頭を刎ねた。
凄惨な光景。
だけど誰一人として大神官が頭を刎ねられた、その光景に驚愕し悲鳴を上げる事をしない。
教皇の声が聞こえていた僕も、こんな強行を教皇が行うと思いつかなくて頭が刎ねられるのをこの目で見てしまった。
それ以降のことはラグに目を塞がれて見ることはなかった。
愛が漸く悲鳴を上げると、そこから波紋するように一人、また一人と悲鳴を上げ始めこの場は悲鳴に包まれた。
ほっと一安心したら僕は椅子から落ちそうになった。
ラグに支えて貰って落ちることはなかった。
「ラグありがとう…」
「気にしないで」
ラグに支えて貰いながら椅子を深く座り直した。
「それでは聖女愛について罰を下そう」
錫杖をコツンと音を鳴らしながら地面に置いた。
愛はガタガタと顔を真っ青にしながら震えている。
「まず聖女の称号を剥奪致します。そしてその後、正式な法廷裁判にて判決を受けて頂きます」
その言葉に愛は少し顔色を明るくした。
正式な裁判はここより優しい場所ではない。
聖女であるからという事である程度許されていたものが、法廷裁判では肩書等がないという前提で全ての罪を改められてしまう。
貴族であろうが、聖女であろうが、王族であろうが、なんであろうが全ての肩書がなかったことにされる。
それが法廷裁判という物だ。
愛が考えている様な甘い裁判ではない。
「そしてネヴィレント・ツェーリア伯爵令息に賠償を教会からお支払い致します」
まさかの賠償を貰えるという言葉が教皇から発せられた。
僕は賠償を求めるより愛を如何にして罰せられる様にするかだけだった。
「そんな勝手は許されませんぞ!如何に教皇といえど賠償金を支払う等勝手にお決めになられては困ります!」
大神官が真っ青の表情から一転して顔を真っ赤にして教皇に怒鳴りつけた。
大神官の方が高齢なのもあって教皇に口出しするから事ができるのだろう。
だが、立場だけを見れば圧倒的に教皇の方が上なのである。
その教皇の年齢が見た目は20代であるからこそ侮られる要因にもなりえた。
だからこそ教皇独自の部隊を抱え込んでいるし、教皇独自の方法で今日愛を裁いたのだろう。
自身が侮られない様にする為に。
だけど、教皇の考えとは裏腹に大神官達は思っている以上に、教皇を崇拝していなかったのが現状だろう。
一人の大神官が教皇を怒鳴りつけてから、次々と他の大神官達も教皇を怒鳴りつけ始めた。
まさかの事態に部外者である僕達はこの状況に困惑するしかない。
「本当に大神官というのは無駄な制度の様ですね。前任の教皇様はさぞ頭を悩まされた事でしょう」
教皇の声はかなり小さい声だったのに何故か僕の耳元まではっきりと聞こえてきた。
僕の周りの人は誰も教皇の声が届いていなかったみたいで、この現状をどうやって切り抜けるかというのを考えいてる。
僕もラグに抱っこされていて、すぐにでも逃げられるという状態になっていた。
「不要ですね」
その言葉と共に全ての大神官の頭が宙を舞った。
精霊達にみて貰っていた殆どの教皇の部隊が動き出し、大神官たちの頭を刎ねた。
凄惨な光景。
だけど誰一人として大神官が頭を刎ねられた、その光景に驚愕し悲鳴を上げる事をしない。
教皇の声が聞こえていた僕も、こんな強行を教皇が行うと思いつかなくて頭が刎ねられるのをこの目で見てしまった。
それ以降のことはラグに目を塞がれて見ることはなかった。
愛が漸く悲鳴を上げると、そこから波紋するように一人、また一人と悲鳴を上げ始めこの場は悲鳴に包まれた。
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