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教皇からはなたれた言葉に全員が静まり返ってしまった。
衝撃な言葉を放った張本人は目の前で美味しそうに紅茶を飲んでいる。
「そんな勝手が許されると思ってるのか?」
ラグが発した言葉でようやく我に帰ることができた。
教皇と僕はどれだけ見積もって1700歳以上の歳の差だ。
それに僕にはラグという婚約者もいる。
ラグ以外の人を受け入れるなんてあり得ない。
「ネヴィレントにはラグザンド殿という婚約者がおります。それに貴族は基本的に一夫一妻の制度ですので、例え教皇様でもそのようなご提案をお受けすることができません」
「いえ、受け入れなければなりません」
断定的な発言。
どこからその根拠を持ってきているか分からない。
「少しお手をお借り致します」
ラグが嫌がって教皇の手を阻むけど、高位の役職でもあるから完全に阻むことができなくて僕の手は教皇に取られてしまった。
優しく握られている手の甲に教皇がキスを落とした。
手の甲がちくっとし始め、そこからかなりの痛みが手に走った。
手が持たれているのも痛くて教皇の手を振り払って、手首をギュッと抑えながら痛みに耐えた。
痛みが治った時に痛みが走った手の甲を見れば緑色の雫型の宝石が埋まっていた。
あまりにも不気味な宝石。
コツンとつついてみても痛みは走らず、触られた感触があるだけだった。
「これは精霊の雫と言ってハイエルフの番を必要とする物だよ」
意味がわからない。
ハーフエルフはハイエルフからもエルフからも忌み嫌われる存在なんだよ。
なのになんでこんな事を話すんだ。
「お前なんかにネヴィは渡さない」
「渡さないじゃなくて、私と半分こにするんですよ。心が狭い夫君は嫌われますよ」
教皇の中では既に嫁ぐ事が確定している。
そもそも僕はラグだけでいいし、教皇を受け入れるなんて事考えてない。
ハイエルフと結婚できるのはいいことにだろうけど、この場所から離れて仕舞えば恐怖の対象として変わりない可能性がある。
例えラグと婚約していなくてもハイエルフと結婚はごめんだ。
「教皇様どうかネヴィレントの意見もお聞きください」
「この宝石については後々奥方様にお話を聞いてください。少しだけご子息と後婚約者をお借り致します」
ひょいっとラグから僕は教皇の腕の中に収まっていた。
僕はそんなに軽いわけではないのに、こうして人の腕の中に簡単に収められるのは男として悔しい。
「ネヴィは私が抱きます」
ラグその言い方は語弊が凄いよ。
「1700年もの間焦がれた番です。この短い期間だけでも私に抱っこするのをお許し下さい、第一夫君殿」
教皇はラグの反応をおもしろがっている。
この人本当にどういう考えをしているのか読めない。
教皇を傷つける訳にいかないから、大人しく抱っこされるしかない。
衝撃な言葉を放った張本人は目の前で美味しそうに紅茶を飲んでいる。
「そんな勝手が許されると思ってるのか?」
ラグが発した言葉でようやく我に帰ることができた。
教皇と僕はどれだけ見積もって1700歳以上の歳の差だ。
それに僕にはラグという婚約者もいる。
ラグ以外の人を受け入れるなんてあり得ない。
「ネヴィレントにはラグザンド殿という婚約者がおります。それに貴族は基本的に一夫一妻の制度ですので、例え教皇様でもそのようなご提案をお受けすることができません」
「いえ、受け入れなければなりません」
断定的な発言。
どこからその根拠を持ってきているか分からない。
「少しお手をお借り致します」
ラグが嫌がって教皇の手を阻むけど、高位の役職でもあるから完全に阻むことができなくて僕の手は教皇に取られてしまった。
優しく握られている手の甲に教皇がキスを落とした。
手の甲がちくっとし始め、そこからかなりの痛みが手に走った。
手が持たれているのも痛くて教皇の手を振り払って、手首をギュッと抑えながら痛みに耐えた。
痛みが治った時に痛みが走った手の甲を見れば緑色の雫型の宝石が埋まっていた。
あまりにも不気味な宝石。
コツンとつついてみても痛みは走らず、触られた感触があるだけだった。
「これは精霊の雫と言ってハイエルフの番を必要とする物だよ」
意味がわからない。
ハーフエルフはハイエルフからもエルフからも忌み嫌われる存在なんだよ。
なのになんでこんな事を話すんだ。
「お前なんかにネヴィは渡さない」
「渡さないじゃなくて、私と半分こにするんですよ。心が狭い夫君は嫌われますよ」
教皇の中では既に嫁ぐ事が確定している。
そもそも僕はラグだけでいいし、教皇を受け入れるなんて事考えてない。
ハイエルフと結婚できるのはいいことにだろうけど、この場所から離れて仕舞えば恐怖の対象として変わりない可能性がある。
例えラグと婚約していなくてもハイエルフと結婚はごめんだ。
「教皇様どうかネヴィレントの意見もお聞きください」
「この宝石については後々奥方様にお話を聞いてください。少しだけご子息と後婚約者をお借り致します」
ひょいっとラグから僕は教皇の腕の中に収まっていた。
僕はそんなに軽いわけではないのに、こうして人の腕の中に簡単に収められるのは男として悔しい。
「ネヴィは私が抱きます」
ラグその言い方は語弊が凄いよ。
「1700年もの間焦がれた番です。この短い期間だけでも私に抱っこするのをお許し下さい、第一夫君殿」
教皇はラグの反応をおもしろがっている。
この人本当にどういう考えをしているのか読めない。
教皇を傷つける訳にいかないから、大人しく抱っこされるしかない。
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