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Case.23 薫と詩乃
第3話:深淵を埋める熱
事件から二日後。
午後十時のチャイムと共に店に入った俺は、カウンターに立つ人影を見て、思わず足を止めた。
そこにいたのは、いつもの凛とした詩乃さんではなく、別の時間帯に入っているはずの先輩スタッフだった。
「あれ……? 今日、詩乃さんじゃなかったですか?」
「あー、薫くんお疲れ。それがさ、さっき詩乃ちゃんから連絡あって。体調悪いから、どうしても今日代わってほしいって言われちゃってさ」
心臓が、嫌な音を立てて跳ねた。
あの生真面目な詩乃さんが、当日欠勤なんて、……よっぽどのことに違いない。
「……そうですか。かなり、悪そうでした?」
「声、すごく沈んでたよ。あんな詩乃ちゃん、初めてで……。何かあったのかな」
先輩の言葉が、冷たい楔となって俺の胸に突き刺さる。
目の前の鉄板の熱も、清掃用のアルコールの匂いも、今はひどく遠くに感じられた。
二日前の、あの震える肩。
過呼吸気味の吐息。「情けないとこ見せちゃったね」と呟いた、消え入りそうな声。
(……一分一秒でも早く、あいつらから遠ざけてやりたかったのに)
自分の無力さに奥歯を噛み締め、俺は何とかその日のシフトを終えた。
朝の冷たい空気の中、俺は以前一度だけ聞いたことのある彼女のアパートへと、自転車を走らせた。
(……もし、追い返されたら。……もし、会いたくないって言われたら)
ぐるぐると回る不安を振り切るようにペダルを漕ぎ、古びたアパートの二階、その一番奥のドアの前に立つ。
震える指先で、インターホンを押した。
「……はい、どなたですか……」
スピーカー越しに聞こえたのは、今にも消え入りそうな、微かな声。
「詩乃さん、俺です。薫です。……バイト、休みだって聞いたんで。勝手に来て、すみません」
数秒の沈黙の後、重い金属音がして、ドアが数センチだけ開いた。
隙間から覗いた詩乃さんの顔は、驚くほど青白く、目の下には隈が浮いている。
「……薫、くん。どうして」
「……顔、見ないと落ち着かなくて。……入っても、いいっすか」
強引なのはわかっていた。
けれど、今ここで引き下がったら、彼女は一生、この部屋の暗闇に閉じこもってしまう気がした。
詩乃さんは戸惑ったように視線を彷徨わせ、震える手でドアの縁を掴んでいる。
招き入れられたわけではない。
けれど、彼女は俺を追い返すこともしなかった。
薄暗い玄関先に立ち尽くしたまま、彼女は絞り出すような声で言った。
「……ごめんね、心配かけて。私、情けないよね。……たかがバイト先であんなことがあったくらいで、昨日も今日も、どうしても外に出るのが、怖くなっちゃって……っ」
そこから一歩も動けないまま、彼女はドアの影で膝を折るようにして、小さく震えていた。
誰に助けを求めることもできず、たった一人でこの沈黙に耐えていたのだろう。
目の前の本棚には、彼女が愛する国文学の文庫本がぎっしりと並んでいる。
けれど、どんな美しい物語も、今の彼女の恐怖を拭ってはくれなかったらしき。
掠れた声で弱音を吐く彼女に、俺の中で、抑えていた感情が爆発した。
「……あの、詩乃さん。やっぱり本部にしっかり報告して、深夜のバイト、やめませんか? お金も大事だけど、詩乃さんがこれ以上傷つく必要、ないでしょう?」
「でも……私、一人で何とかしなきゃいけないから……っ」
頑なに「自立」に固執し、自分を追い詰める彼女に、俺はたまらず彼女の肩を掴んだ。
「一人でなんて、もう頑張らなくていいでしょ! 俺が嫌なんだよ、詩乃さんがあんな連中に触れられるのも……っ、怖がらせるのも!」
「……え?」
「好きなんです。……俺、詩乃さんのことが。だから、あの時も本当は、もっと早く助けたかった。あんな奴らに、触らせたくなかった」
勢い任せの告白。
詩乃さんの瞳から、堪えていた大粒の涙がこぼれ落ちた。
それは今まで彼女が「一人で」耐えてきた時間の重さそのものに見えた。
俺は、その震える体を、壊れ物を扱うような手つきで抱きしめた。
「……薫、くん……あったかい。大切に想ってくれて、ありがとう」
詩乃さんが、俺の胸に顔を埋める。
今まで、俺のことは「バイト先の後輩」としてしか見ていなかったはずなのに。
彼女は、俺の体温に抗うことなく、身を預けてきた。
その無防備な重みが、俺の理性をじわじわと焼き切っていく。
「……部屋、入っても、いいっすか」
「……うん」
促されるまま部屋に入り、ドアを閉める。狭い空間に、二人の呼吸だけが響いた。
「……もう一回、ぎゅってしてほしい」
縋るような声に、もう我慢ができなかった。
彼女をベッドに押し倒すと、詩乃さんは驚いたように目を見開いたが、すぐに熱を帯びた瞳で俺を見つめ返した。
「……詩乃さん、待って。これ、俺止まれないかも」
「……うん、いいよ。もっと、温めて……っ」
重なり合う唇。
何度も深く、吸い付くようなキスを重ねて、彼女の記憶に残る不快な感触を上書きしていく。
ブラウスのボタンを解き、露わになった白い膨らみを手のひらで包み込むと、詩乃さんは「んっ……」と甘い声を漏らした。
ゆっくりと、拒絶がないことを確かめながら、俺は指先を彼女の奥へと這わせていく。
「……あ、っ……薫、くん……っ」
指を沈めると、そこは既に、俺の体温を求めて熱く濡れていた。
けれど、シーツを掴む彼女の指が白くなるのを見て、俺は正気に戻る。 ……ゴムなんて、持っていない。
「……詩乃さん、……流石に、これ以上は、やばい」
「ん……っ、……そうだよね。……ごめん、私も、……つい……」
乱れた服を整えながら、ふと、詩乃さんがクスクスと笑い出した。
「何がおかしいんすか」
「ううん。なんか、あんなに外に出るのが怖かったのに。……今は、薫くんのおかげで、そんなこと忘れてたなって」
少しだけ赤くなった頬で笑う彼女に、俺は安堵の溜息をついた。
「……それは、よかったっす」
「私、バイト……昼シフトに変えてもらおうかな。貯金もまだあるし、卒業まで後一年半。なんとかなるかも」
「えっ、そうなんすか?」
「何その顔。……もしかして、私と一緒に働きたい?」
からかうような年上の顔に戻った彼女に、俺は少し拗ねたように言い放った。
「いや、別にいいっすよ。……その代わり。俺の、……彼女になってくれます?」
詩乃さんは一瞬驚いたように瞬きをしたが、やがて、春の日差しのような笑顔を見せた。
「……うん。私でいいなら」
「詩乃さんが、いいんすよ」
「あー、昨日も今日もぜんっぜん眠れなかったんだけど、薫くんのおかげで、今から少し寝れそう。私今日、講義ないし」
「えー、じゃぁ、俺も一緒に寝ようかな」
「ダメよ。薫くんはまだ1年生でしょ?ほら、今ならまだ、1限間に合うよ! ほら、早く行って!」
あれほど甘い時間を過ごした直後だというのに、詩乃さんは「鬼」のような正論を吐いて俺を部屋から追い出した。
時刻は午前八時半。
夜勤明けの体にムチを打ち、俺はフラフラする足取りでアパートを後にして大学へと向かう。
寝不足の疲労と、彼女を抱きしめた熱。
それらが混ざり合って、視界が少しだけ歪んでいる。
校門の前でスマホを取り出すと、一通のメッセージが届いていた。
『間に合った? 講義終わったら、寝に来てもいいよ。……一人だとやっぱりまだ少し怖いけど、薫くんが温めてくれたら、ぐっすり眠れそう。待ってるからね』
その言葉を眺めた瞬間、肺の奥に溜まっていた重い空気が、ふっと軽くなった。
教科書に載っている『正義』は、いつだって冷たくて、誰にでも平等だ。 けれど、さっきまで俺が彼女の涙を止めていたのは、そんな立派な理屈なんかじゃない。
ただ、彼女を誰にも触れさせたくないという、剥き出しの独占欲。
そして、彼女の震えを止めたいと願った、自分勝手な体温。
法で裁くことよりも、俺の腕の中で彼女を眠らせること。
それが、今の俺が見つけた、たった一人の女性を救うための「答え」だった。
「……おやすみ、詩乃さん。俺が戻るまで、そのまま、待ってて」
画面越しにそう呟いて、俺は大学の門をくぐるった。
世界を救う正義なんて、俺にはまだ早すぎる。
今はただ、彼女が安心して眠れる日常を、この手で守り抜きたい。
午後十時のチャイムと共に店に入った俺は、カウンターに立つ人影を見て、思わず足を止めた。
そこにいたのは、いつもの凛とした詩乃さんではなく、別の時間帯に入っているはずの先輩スタッフだった。
「あれ……? 今日、詩乃さんじゃなかったですか?」
「あー、薫くんお疲れ。それがさ、さっき詩乃ちゃんから連絡あって。体調悪いから、どうしても今日代わってほしいって言われちゃってさ」
心臓が、嫌な音を立てて跳ねた。
あの生真面目な詩乃さんが、当日欠勤なんて、……よっぽどのことに違いない。
「……そうですか。かなり、悪そうでした?」
「声、すごく沈んでたよ。あんな詩乃ちゃん、初めてで……。何かあったのかな」
先輩の言葉が、冷たい楔となって俺の胸に突き刺さる。
目の前の鉄板の熱も、清掃用のアルコールの匂いも、今はひどく遠くに感じられた。
二日前の、あの震える肩。
過呼吸気味の吐息。「情けないとこ見せちゃったね」と呟いた、消え入りそうな声。
(……一分一秒でも早く、あいつらから遠ざけてやりたかったのに)
自分の無力さに奥歯を噛み締め、俺は何とかその日のシフトを終えた。
朝の冷たい空気の中、俺は以前一度だけ聞いたことのある彼女のアパートへと、自転車を走らせた。
(……もし、追い返されたら。……もし、会いたくないって言われたら)
ぐるぐると回る不安を振り切るようにペダルを漕ぎ、古びたアパートの二階、その一番奥のドアの前に立つ。
震える指先で、インターホンを押した。
「……はい、どなたですか……」
スピーカー越しに聞こえたのは、今にも消え入りそうな、微かな声。
「詩乃さん、俺です。薫です。……バイト、休みだって聞いたんで。勝手に来て、すみません」
数秒の沈黙の後、重い金属音がして、ドアが数センチだけ開いた。
隙間から覗いた詩乃さんの顔は、驚くほど青白く、目の下には隈が浮いている。
「……薫、くん。どうして」
「……顔、見ないと落ち着かなくて。……入っても、いいっすか」
強引なのはわかっていた。
けれど、今ここで引き下がったら、彼女は一生、この部屋の暗闇に閉じこもってしまう気がした。
詩乃さんは戸惑ったように視線を彷徨わせ、震える手でドアの縁を掴んでいる。
招き入れられたわけではない。
けれど、彼女は俺を追い返すこともしなかった。
薄暗い玄関先に立ち尽くしたまま、彼女は絞り出すような声で言った。
「……ごめんね、心配かけて。私、情けないよね。……たかがバイト先であんなことがあったくらいで、昨日も今日も、どうしても外に出るのが、怖くなっちゃって……っ」
そこから一歩も動けないまま、彼女はドアの影で膝を折るようにして、小さく震えていた。
誰に助けを求めることもできず、たった一人でこの沈黙に耐えていたのだろう。
目の前の本棚には、彼女が愛する国文学の文庫本がぎっしりと並んでいる。
けれど、どんな美しい物語も、今の彼女の恐怖を拭ってはくれなかったらしき。
掠れた声で弱音を吐く彼女に、俺の中で、抑えていた感情が爆発した。
「……あの、詩乃さん。やっぱり本部にしっかり報告して、深夜のバイト、やめませんか? お金も大事だけど、詩乃さんがこれ以上傷つく必要、ないでしょう?」
「でも……私、一人で何とかしなきゃいけないから……っ」
頑なに「自立」に固執し、自分を追い詰める彼女に、俺はたまらず彼女の肩を掴んだ。
「一人でなんて、もう頑張らなくていいでしょ! 俺が嫌なんだよ、詩乃さんがあんな連中に触れられるのも……っ、怖がらせるのも!」
「……え?」
「好きなんです。……俺、詩乃さんのことが。だから、あの時も本当は、もっと早く助けたかった。あんな奴らに、触らせたくなかった」
勢い任せの告白。
詩乃さんの瞳から、堪えていた大粒の涙がこぼれ落ちた。
それは今まで彼女が「一人で」耐えてきた時間の重さそのものに見えた。
俺は、その震える体を、壊れ物を扱うような手つきで抱きしめた。
「……薫、くん……あったかい。大切に想ってくれて、ありがとう」
詩乃さんが、俺の胸に顔を埋める。
今まで、俺のことは「バイト先の後輩」としてしか見ていなかったはずなのに。
彼女は、俺の体温に抗うことなく、身を預けてきた。
その無防備な重みが、俺の理性をじわじわと焼き切っていく。
「……部屋、入っても、いいっすか」
「……うん」
促されるまま部屋に入り、ドアを閉める。狭い空間に、二人の呼吸だけが響いた。
「……もう一回、ぎゅってしてほしい」
縋るような声に、もう我慢ができなかった。
彼女をベッドに押し倒すと、詩乃さんは驚いたように目を見開いたが、すぐに熱を帯びた瞳で俺を見つめ返した。
「……詩乃さん、待って。これ、俺止まれないかも」
「……うん、いいよ。もっと、温めて……っ」
重なり合う唇。
何度も深く、吸い付くようなキスを重ねて、彼女の記憶に残る不快な感触を上書きしていく。
ブラウスのボタンを解き、露わになった白い膨らみを手のひらで包み込むと、詩乃さんは「んっ……」と甘い声を漏らした。
ゆっくりと、拒絶がないことを確かめながら、俺は指先を彼女の奥へと這わせていく。
「……あ、っ……薫、くん……っ」
指を沈めると、そこは既に、俺の体温を求めて熱く濡れていた。
けれど、シーツを掴む彼女の指が白くなるのを見て、俺は正気に戻る。 ……ゴムなんて、持っていない。
「……詩乃さん、……流石に、これ以上は、やばい」
「ん……っ、……そうだよね。……ごめん、私も、……つい……」
乱れた服を整えながら、ふと、詩乃さんがクスクスと笑い出した。
「何がおかしいんすか」
「ううん。なんか、あんなに外に出るのが怖かったのに。……今は、薫くんのおかげで、そんなこと忘れてたなって」
少しだけ赤くなった頬で笑う彼女に、俺は安堵の溜息をついた。
「……それは、よかったっす」
「私、バイト……昼シフトに変えてもらおうかな。貯金もまだあるし、卒業まで後一年半。なんとかなるかも」
「えっ、そうなんすか?」
「何その顔。……もしかして、私と一緒に働きたい?」
からかうような年上の顔に戻った彼女に、俺は少し拗ねたように言い放った。
「いや、別にいいっすよ。……その代わり。俺の、……彼女になってくれます?」
詩乃さんは一瞬驚いたように瞬きをしたが、やがて、春の日差しのような笑顔を見せた。
「……うん。私でいいなら」
「詩乃さんが、いいんすよ」
「あー、昨日も今日もぜんっぜん眠れなかったんだけど、薫くんのおかげで、今から少し寝れそう。私今日、講義ないし」
「えー、じゃぁ、俺も一緒に寝ようかな」
「ダメよ。薫くんはまだ1年生でしょ?ほら、今ならまだ、1限間に合うよ! ほら、早く行って!」
あれほど甘い時間を過ごした直後だというのに、詩乃さんは「鬼」のような正論を吐いて俺を部屋から追い出した。
時刻は午前八時半。
夜勤明けの体にムチを打ち、俺はフラフラする足取りでアパートを後にして大学へと向かう。
寝不足の疲労と、彼女を抱きしめた熱。
それらが混ざり合って、視界が少しだけ歪んでいる。
校門の前でスマホを取り出すと、一通のメッセージが届いていた。
『間に合った? 講義終わったら、寝に来てもいいよ。……一人だとやっぱりまだ少し怖いけど、薫くんが温めてくれたら、ぐっすり眠れそう。待ってるからね』
その言葉を眺めた瞬間、肺の奥に溜まっていた重い空気が、ふっと軽くなった。
教科書に載っている『正義』は、いつだって冷たくて、誰にでも平等だ。 けれど、さっきまで俺が彼女の涙を止めていたのは、そんな立派な理屈なんかじゃない。
ただ、彼女を誰にも触れさせたくないという、剥き出しの独占欲。
そして、彼女の震えを止めたいと願った、自分勝手な体温。
法で裁くことよりも、俺の腕の中で彼女を眠らせること。
それが、今の俺が見つけた、たった一人の女性を救うための「答え」だった。
「……おやすみ、詩乃さん。俺が戻るまで、そのまま、待ってて」
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