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悠馬視点(2月19日追加)
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最初の出会いは姫君が五つの時。
護衛の一人として姫君に仕えることになった。
そうは言っても、その時の私はまだ十の歳を迎えたばかりで、姫君の遊び相手をしていたほうが多い。
姫君は話に聞いていたより、かなりのおてんばで、男の遊び相手が必要とされたのはよくわかった。
姫君は世話役や教育係に叱られると私に抱きついてきた。
周りの者は姫君が私を兄のように慕っていると言った。
それはとても嬉しかった。
年を重ねていくと姫君は私と少しずつ距離を置くようになった。
遊び相手の私はもう必要ないのだと思った。
姫君が私に抱きつくことも、私が抱きかかえて差し上げることもないのだ。
その時の感情は、自分でもよくわかっていなかった。
その感情が形を現し始めたのは、姫君と御簾越しでしか会話ができなくなってから。
姫君はもう大人の女なのだと。
もう私に抱きついてきた姫君はもういないのだと。
寂しさ。
それと同時に抑えている違った感情が渦巻く。
会話も挨拶や儀礼的なものだけ。
毎日行うそれは、火に油でしかなかった。
そして、姫君に結婚の話が来た。
屋敷中が姫君の結婚の話で盛り上がっていた。
その話し声は耳元で蝉が鳴き続けているように煩わしく、けれど、何故か私の中で心を定めていった。
夜、皆が寝静まっている頃に姫君の部屋に入った。
悲鳴を上げようとした姫君の口を抑えた。
月明かりの中、久しぶりに直接見る姫君は美しい女になっていた。
姫君を落ち着かせて話をした。
私と一緒にこの屋敷を出ましょうと。
その意味を姫君は理解して、困惑した表情を見せた。
その時の私は何故か姫君は私を選んでくれるだろうとしか考えていなかった。
だが、姫君は私を拒んだ。
この結婚は家のためなのだと。
説得したが、姫君は私を選ばなかった。
姫君が結婚するまで日にちはあったので、その日は諦め、翌日の夜も姫君を説得しに行った。
そして、その日は来た。
結婚の前日。
その夜も説得に行った。
姫君は変わらず、私を拒んだ。
そして、私を護衛から解くと言った。
お互いのために、側にいてはいけないと。
それでは、もう、二度と会えない。
姫君に会えない。
欲望とは深い底なし沼のようなものだと聞いた。
姫君に会いたい、それだけを思っていたはずなのに、ずっと会っていたい、結ばれたい、私のものにしたい、と欲がどんどん湧いてくる。
それらの感情を抑え、私が嫌いなのですか、と聞いた。
むしろ、嫌いと言われたほうが良かった。
姫君は、嫌いではないけれど、この世では結ばれる運命ではないと言った。
………ならば、と意外にも冷静に別の考えが頭をよぎった。
姫君に会えないのは私には生殺し同然。
この世で結ばれない運命なら、あの世で叶えるしかない。
脇差で姫君を貫いた。
できるだけ苦しまないように。
早く逝けるように。
姫君の血は温かく、今まで見てきたどの血よりも美しい赤だった。
姫君を抱き寄せた。
服に姫君の血が生温く染まっていく。
だらり、と下がる腕。
もう、抱きしめられることはない。
けれど、この瞬間の姫君は私だけのものなのだ。
愛しい我が姫君。
他の男に触れられたくない。
そして、姫君の後を早く追わなければ。
……………そうか、燃やしてしまえばいい。
全て。
誰も触れられないように。
熱く燃え上がる部屋に月明かりは意味がない。
ゆらめく炎に姫君の頬が照らされる。
炎に囲まれ、誰も来られないことを確認して、姫君の後を追った。
情けないことに、自分を殺すというのは中途半端になってしまうのだと知った。
残った力で姫君を抱きしめた。
遠くから騒ぎ声が聞こえる。
そんな音も、一緒に、炎に呑みこまれていった。
それから、何度も生まれ変わって姫君を探した。
また結ばれる運命でなかったり、手に入るあと一歩で逃げられもした。
嫌われたくないからと優しくすれば何故か離れていく。
その度に執着心が強くなっていった。
そうして、たくさんの失敗や経験を生かして、ようやく、千紗を手に入れた。
そして、その千紗は、今、
「……やだぁ…!見ないで…っ」
私の目の前で両足を大きく開き、顔を真っ赤にしている。
お尻の下にクッションを入れ、腰を上に持ち上げられた姿は千紗の顔から胸、お尻の蕾まで視姦できる。
けれど、千紗が恥ずかしがっているは、その体勢より、
「子宮も愛してるって言いましたよね」
秘所に挿れられた器具のせい。
「見なくてもわかってましたが、やっぱり、千紗の子宮口も可愛いですね」
拡げられた中は奥まで丸見えで。
ピンクの膣の動きまで観察できる。
千紗の子宮口を可愛がりたいと股間が今にもはち切れそうだ。
愛してる、と何度もこの中に精液を注いできた。
もう逃がすことなんてない。
千紗が孕むまで毎日毎日注いであげる。
器具を抜き、クッションをどかした。
千紗の足の間に熱くなった身を鎮める。
「ああ……っ」
千紗の体は抵抗なくすんなりと受け入れた。
毎日抱いているからそれは当然で。
何度抱いても抱いても飽きない。
「私の千紗…」
腰を動かした。
本能のままに。
そして、いつものように唇を重ねた。
千紗の可愛くて素直じゃない唇。
抵抗する言葉を言いながら、同じ唇で喘いで私と貪り合う。
それも愛おしい。
「あ…っ!」
千紗の体がビクッとした。
先端が奥に触れた。
「千紗は子宮口がほんとに弱いですね」
腰をまた深く押し込んで奥の子宮口を確認する。
「ひっ、ああっ、やだぁ…っ」
何度も体を重ねているけれど、奥に触れる度に千紗は体が大きく反応してしまうみたいだ。
「…愛してます」
ゆっくりと腰を動かした。
ゆっくり、何度も何度も奥を突き上げる。
「ぁあっ…、んっ、…んあ゛あっ…!」
千紗が抱きついてきた。
姫君が私に抱きついていた頃を思い出す。
今は躊躇いなく抱きしめられる。
私の千紗。
「愛してますよ」
千紗の中にたっぷりと愛を注ぎ込んだ。
護衛の一人として姫君に仕えることになった。
そうは言っても、その時の私はまだ十の歳を迎えたばかりで、姫君の遊び相手をしていたほうが多い。
姫君は話に聞いていたより、かなりのおてんばで、男の遊び相手が必要とされたのはよくわかった。
姫君は世話役や教育係に叱られると私に抱きついてきた。
周りの者は姫君が私を兄のように慕っていると言った。
それはとても嬉しかった。
年を重ねていくと姫君は私と少しずつ距離を置くようになった。
遊び相手の私はもう必要ないのだと思った。
姫君が私に抱きつくことも、私が抱きかかえて差し上げることもないのだ。
その時の感情は、自分でもよくわかっていなかった。
その感情が形を現し始めたのは、姫君と御簾越しでしか会話ができなくなってから。
姫君はもう大人の女なのだと。
もう私に抱きついてきた姫君はもういないのだと。
寂しさ。
それと同時に抑えている違った感情が渦巻く。
会話も挨拶や儀礼的なものだけ。
毎日行うそれは、火に油でしかなかった。
そして、姫君に結婚の話が来た。
屋敷中が姫君の結婚の話で盛り上がっていた。
その話し声は耳元で蝉が鳴き続けているように煩わしく、けれど、何故か私の中で心を定めていった。
夜、皆が寝静まっている頃に姫君の部屋に入った。
悲鳴を上げようとした姫君の口を抑えた。
月明かりの中、久しぶりに直接見る姫君は美しい女になっていた。
姫君を落ち着かせて話をした。
私と一緒にこの屋敷を出ましょうと。
その意味を姫君は理解して、困惑した表情を見せた。
その時の私は何故か姫君は私を選んでくれるだろうとしか考えていなかった。
だが、姫君は私を拒んだ。
この結婚は家のためなのだと。
説得したが、姫君は私を選ばなかった。
姫君が結婚するまで日にちはあったので、その日は諦め、翌日の夜も姫君を説得しに行った。
そして、その日は来た。
結婚の前日。
その夜も説得に行った。
姫君は変わらず、私を拒んだ。
そして、私を護衛から解くと言った。
お互いのために、側にいてはいけないと。
それでは、もう、二度と会えない。
姫君に会えない。
欲望とは深い底なし沼のようなものだと聞いた。
姫君に会いたい、それだけを思っていたはずなのに、ずっと会っていたい、結ばれたい、私のものにしたい、と欲がどんどん湧いてくる。
それらの感情を抑え、私が嫌いなのですか、と聞いた。
むしろ、嫌いと言われたほうが良かった。
姫君は、嫌いではないけれど、この世では結ばれる運命ではないと言った。
………ならば、と意外にも冷静に別の考えが頭をよぎった。
姫君に会えないのは私には生殺し同然。
この世で結ばれない運命なら、あの世で叶えるしかない。
脇差で姫君を貫いた。
できるだけ苦しまないように。
早く逝けるように。
姫君の血は温かく、今まで見てきたどの血よりも美しい赤だった。
姫君を抱き寄せた。
服に姫君の血が生温く染まっていく。
だらり、と下がる腕。
もう、抱きしめられることはない。
けれど、この瞬間の姫君は私だけのものなのだ。
愛しい我が姫君。
他の男に触れられたくない。
そして、姫君の後を早く追わなければ。
……………そうか、燃やしてしまえばいい。
全て。
誰も触れられないように。
熱く燃え上がる部屋に月明かりは意味がない。
ゆらめく炎に姫君の頬が照らされる。
炎に囲まれ、誰も来られないことを確認して、姫君の後を追った。
情けないことに、自分を殺すというのは中途半端になってしまうのだと知った。
残った力で姫君を抱きしめた。
遠くから騒ぎ声が聞こえる。
そんな音も、一緒に、炎に呑みこまれていった。
それから、何度も生まれ変わって姫君を探した。
また結ばれる運命でなかったり、手に入るあと一歩で逃げられもした。
嫌われたくないからと優しくすれば何故か離れていく。
その度に執着心が強くなっていった。
そうして、たくさんの失敗や経験を生かして、ようやく、千紗を手に入れた。
そして、その千紗は、今、
「……やだぁ…!見ないで…っ」
私の目の前で両足を大きく開き、顔を真っ赤にしている。
お尻の下にクッションを入れ、腰を上に持ち上げられた姿は千紗の顔から胸、お尻の蕾まで視姦できる。
けれど、千紗が恥ずかしがっているは、その体勢より、
「子宮も愛してるって言いましたよね」
秘所に挿れられた器具のせい。
「見なくてもわかってましたが、やっぱり、千紗の子宮口も可愛いですね」
拡げられた中は奥まで丸見えで。
ピンクの膣の動きまで観察できる。
千紗の子宮口を可愛がりたいと股間が今にもはち切れそうだ。
愛してる、と何度もこの中に精液を注いできた。
もう逃がすことなんてない。
千紗が孕むまで毎日毎日注いであげる。
器具を抜き、クッションをどかした。
千紗の足の間に熱くなった身を鎮める。
「ああ……っ」
千紗の体は抵抗なくすんなりと受け入れた。
毎日抱いているからそれは当然で。
何度抱いても抱いても飽きない。
「私の千紗…」
腰を動かした。
本能のままに。
そして、いつものように唇を重ねた。
千紗の可愛くて素直じゃない唇。
抵抗する言葉を言いながら、同じ唇で喘いで私と貪り合う。
それも愛おしい。
「あ…っ!」
千紗の体がビクッとした。
先端が奥に触れた。
「千紗は子宮口がほんとに弱いですね」
腰をまた深く押し込んで奥の子宮口を確認する。
「ひっ、ああっ、やだぁ…っ」
何度も体を重ねているけれど、奥に触れる度に千紗は体が大きく反応してしまうみたいだ。
「…愛してます」
ゆっくりと腰を動かした。
ゆっくり、何度も何度も奥を突き上げる。
「ぁあっ…、んっ、…んあ゛あっ…!」
千紗が抱きついてきた。
姫君が私に抱きついていた頃を思い出す。
今は躊躇いなく抱きしめられる。
私の千紗。
「愛してますよ」
千紗の中にたっぷりと愛を注ぎ込んだ。
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