美形揃いの異世界で幸せになります

花純

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友達をつくります

王女様の秘密

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少し話したところで、私は質問をした。
「エミリアはこの間、よく発作を起こすと言ったわよね?」
「えぇ。……外では、言わないでくれる?」
私は頷いた。
「家族にも言ってないわ。それは、小さい頃からなの?」
「えぇ、そうよ」
過呼吸が日常的に?危険では?病気かしら?
「何かきっかけがあったの?」
え?とエミリア様は首を傾げる。
「いいえ。昔からずっと、体は弱かったわ」
ん?
「この間の発作の原因は何?」
「お母様が言ったことと同じよ。体が弱いから、外に出て体調を崩したのでしょうって」
あれは体裁を保つためじゃなかったの?
「誰にも言わないわ。本当のことを教えて。あれは、精神的な発作でしょう?」
「せいしん、てき?」
あれ、聞かされてない感じ?精神病って心が弱いとか、悪魔に取り憑かれているとか、悪いイメージがあるし……それとも、過呼吸と診断されてない?実際見ないと診断できないし、六歳が詳細な説明をできるとは思えないものね……
「うん。緊張していたのでしょう?」
「緊張……えぇ、そうね。緊張していたわ」
「何が、怖かった……?」
「怖かった……」
「そう、怖いとか、不安とか、そういう気持ちの時に起こるの。誰でも起こり得ることよ。……あぁ、話さなくてもいいわ」
エミリア様はしばらく考えて、
「ううん、話すわ。」
と言った。
「私は、幼い頃から病気がちで、よく風邪をひいたり、外に出たり、運動をしたら息が苦しくなったり、倒れたりするの」
「そう、なのね」
「えぇ。だから、いっぱいの人の前で、倒れたり、苦しくなったりしたらどうしようって、ずっとそういうの、避けてて……けど、もう六歳だから、出なくちゃいけないって言われて、アメリアも来るし、参加しなさいって。でも、怖くて。どうしようどうしようって思ってたら、ふらついて、もっと怖くなってしまったの……」
あれは、過呼吸だけど。体が弱いのも本当なのね……少しでも、心の負担を減らしてあげられたらいいな。
「うん。話してくれて、ありがとう。これからは、お茶会の時でも、学校でも、私がいたら頼ってね」
「同級生の女の子にそう言われると、心強いわ。ありがとう。私じゃアメリアの支えにはなれないかもしれないけど、できることがあったら言ってね」
「こうして話してるだけで楽しい。でも何かあった時、一番に相談するわ」
その後も私たちは色々な話をして、一気に仲良くなった。
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