【R18】侯爵令嬢、断罪からオークの家畜へ―白薔薇と呼ばれた美しき姫の末路―

雪月華

文字の大きさ
19 / 36

クリスポ ※

しおりを挟む
 
 
 ハヌの精飲が終わると、ゼラは私に水筒の水を飲ませ、切れた口の端に回復薬ポーション入り軟膏を塗った。

「頑張ったな、シロ」

 ゼラに抱き上げられて、こめかみに口づけられると胸の奥と下腹部がきゅんっとなった。


 繁殖場に戻ると、再び厩舎の仕切られた場所の一つに入り、ゼラは二本の横木にキルトの布を巻く。
 身体を支えた時に私が傷つかないように。

 秘部にとろりとした香油を塗られる。
 太い指を蜜口から奥に差し込むと、ゼラはニヤリと大きな牙のある口を歪めた。

「なんだ、おまんこぐっちょり濡れてるじゃねぇか。ハヌのちんぽしゃぶりながら、濡らしてたのか」

「ちがっ……違います!」


 二本の幅広の横木は、上体を倒すと一つは胸の下、もう一つは下腹部を支えてくれる。
 私はそこに上体を倒し、お尻を突き出す格好をして、後ろからいつでもオークを受け入れられるように準備を整える。


 ……そしてゼラは、扉を開けオーク兵を入れた。

 午後の家畜の務めが始まる。


 私は立ったままお尻を突き出した格好で、身体を捩って後ろを見た。

 でっぷりと太った三段腹のオークが入って来る。
 すでにオークのズボンの前は大きく盛り上がっていて、肉竿はビンビンに立ち上がっていると分かる。

「新しい子が入ったと聞いて、種付けに来たよぉ」

「今日から繁殖場に立っているシロだ。シロ、挨拶しろ」

「……ご主人さま、どうぞシロのおまんこにおちんぽ嵌めて、いっぱい射精してください」

 お尻を突きだしたまま首を捻ってご挨拶する。
 尻たぶを両方の手で持って広げ、秘所を晒してすぐに嵌めてもらえるように見せつけた。

 ストール椅子に座っているゼラをチラリと見れば、小さく頷いてくれた。

 すべてのオークが私のご主人さまなのだから、ここに来るオークをそのつもりで迎えるようにと言われたのだ。
 実際にやってみると、いろんな感情が込み上げてきて目頭が熱くなった。

「シロちゃん、もちろんだよぉ。いっぱい嵌めて、種付けしてあげるよぉぉ」

 自ら広げたその場所に、三段腹のオークの肉棒の先端が押し付けられた。
 すでに先走りの汁が糸を引きながら滴っていて、それを蜜口にまぶすようにぐるりとなぞられる。

 テラテラとした亀頭がずぶり入口に挿入されると、ぐちゅんっ、といやらしい音を立てた。

 太っちょオークは自分の腹肉を手で持ち上げてどかし、腰を下から上に突き上げる。
 たるんだ腹肉が私のお尻の上に置かれ、まあるい切っ先が蜜口を押し開いて、中へと進む。
 やがてオークの下腹部がぴったりとお尻に密着した。

「はっ、はっ、シロちゃんのおまんこに、ちんぽ、根元までずっぽり、入ってるよぉっ。このおまんこ、ぐっちょぐっちょだ。きゅっと襞々が吸い付いてきて、すっごく気持ちいいよぅ。この中に子種を沢山、蒔いてあげるからねっ!」

 挿入されたとたん、すぐに射精された。

「ふう、気持ち良かったぁ。あと二回出していいんだよねぇ」

「そうだ。立ちバックで三回まで射精可だ」

 ゼラが返事をすると、オークは再び抽送を開始する。

「そうそう、先週は、女騎士に、種付けして、来たよぉっ。うっ、出るぅ」

 オークはゼラとしゃべりながら、また奥に射精した。

「はぁ、はぁ。あともう一回だ。……あの女騎士、ほんとに『くっころ』って言うんだぜぇ。ゼラはもう、女騎士とヤッたのかい?」
 
「いや、まだだ」

「せっかくオレたち一般兵にも、強い雌を孕ませるチャンスを与えられているんだ。種付けしとかなきゃ、もったいないぜ。王様に対する不敬にもなるし」

「そうだな、近いうちに行ってみるよ」

 今朝、井戸の水を汲みに行った時も、ダンというオークと女騎士の話をしていた。
 ゼラも女騎士と、こういうことをするのだと思うと、なんとも言えないもやもやした気持ちになった。


「うっ、これで最後っ、三回目が出るよぉ~。シロちゃん、オレの精子で孕んでねっ!」

 お尻の上に置かれたオークの腹肉が重く、下から突き上げられると、深いところに当たって、まだ慣れない行為にお腹が苦しくなる。

 ゼラは座ったまま、横木に掴まって身体をずらすと、私の秘粒クリトリスにスポイトのようなものを取り付けた。
 包皮を被っていた秘粒クリトリスが、スポイトに吸われて引っ張られ剥き出しにされる。
 そこにどっと熱が集まったように感じ、身体中が火照ってしまう。


「ひゃぁっ! ぁぁっ、ゃぁっ、イッちゃうぅぅぅ」

 秘粒クリトリスへの刺激が強すぎて、快感よりも苦痛を感じてしまうくらい。
 膣内の肉茎をぎゅぎゅっと締め付けてしまった。

「うわぁぁぁ、シロちゃんのおまんこすげぇ。子種、絞られるぅっ」

 三度目の射精を受けて、入りきれない白濁が、蜜口と肉杭の合い間からぷしゅぷしゅと吹き出している。
 足元の床に、ちいさな白いねっとりした水たまりが出来ていく。

 私がイケないのを見て、ゼラはさり気なく秘粒クリトリスにスポイトを装着したようだ。
 今またそっと外してくれたけど、秘粒クリトリスはジンジンとしたままになってる。

「……シロの家畜おまんこ使って、新鮮なご精液いっぱい中出しして下さり、ありがとうございました――」

「ホント、かわいいねぇ、シロちゃんは。おまんこの具合もなかなかいいし。また非番になったら、種付けに来てあげるね――」


 私のお尻を撫でながら、太っちょオークは名残惜しそうにしていた。

 
しおりを挟む
感想 32

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた

狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた 当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。

処理中です...