【R18】侯爵令嬢、断罪からオークの家畜へ―白薔薇と呼ばれた美しき姫の末路―

雪月華

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番外編

俺の嫁はすごく可愛い(sideゼラ) ※

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番外編のリクエストを頂きましたので……。
少しでも楽しんでいただけると幸いです(*´∀`*)

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 シナリー山麓に山小屋を建てたゼラたちは、冬を越すための準備に奔走されていた。

 ナタンとヨエルは、朝からレッドドラゴンの背に乗せてもらって出かけている。
 なんでも近隣の村里では、ドラゴンは守り神として崇められていて、様々な貢物が捧げられている祠があるのだそうだ。
 それを回収しに行くドラゴンについていく子供たちは、ちゃっかり自分たちの欲しいものリストを木片に炭で書いて置いていく。
 ドラゴンからの伝言と勘違いした人々は、子供たちの書き付けた物資を後日用意してくれるらしい。
 山の中では手に入らない、生活に必要なものが手に入るのでゼラたちは大助かりしている。


 ゼラは、山小屋の外に作った東屋の作業台でワイルドボアを解体し、塩漬けにして燻製肉を作るための下ごしらえをしていた。
 獣の皮や毛皮も大事な防寒グッズになるので、毛皮の裏面の肉片や脂肪もしっかりこそげ落としておかなければならない。
 作業が一段落すると、日は高く上り、そろそろ昼食の時間だ。
 山小屋のかまどから、シロが作っている料理のいい匂いが外にいるゼラのところまで漂ってくる。

「兎肉の煮込みシチューとポッポ鳥の炙り肉だな」

 スンスン、と匂いを嗅ぐと、ゼラは灰汁の入った桶を掴み、小川に降りて行った。
 解体作業で獣臭くなった身体を、小川で洗うためだ。

「シロが獣臭いと嫌がるからな」

 桶には木の灰を水で溶かした上澄み液灰汁が入っている。
 これを使って洗うと脂汚れをきれいに落とせるのだ。

 身体を清め、乾いた布で拭いていると、ゼラの耳に、シロの足音が聞こえてきた。
 木陰から覗くと、シロがキョロキョロと辺りを見回しながらこちらに近づいて来る。

 ゼラが声を掛けようとした時、シロはおもむろに身体を屈め、もじもじとスカートを捲って下着を降ろした。
 まだ山小屋にはトイレ用のスライムが確保できてない。そのためトイレが作られておらず、シロは外で小水を済ませるために出て来たのだ。

「シロ!」
「ひっ! ゼラ……っ」

 しゃがんだところで急に声をかけられ、ビックリして目を見開くシロ。

「ダメじゃないか、ひとりで外に出たりして」
「だって、ゼラは居ないし、我慢できなくて……」

 ゼラはしゃがむと、シロを後ろから太ももを持って抱き上げた。

「山には軍隊蜂や毒蛇、かぶれる草木もある。人族は些細な傷や毒でも命を落としてしまうのだから、ひとりで外に出るなといつも言っているだろう」

 後ろから見えるシロの耳が、真っ赤に染まっている。
 ゼラに後ろから抱えられて、幼子のようにおしっこをするのが恥ずかしくてならないのだ。

「はっ、恥ずかしいですわ……」

 シロはぎゅっと目を瞑り、ぶるぶると震えながら、チョロチョロと放尿を始めた。

「まだ俺の世話に慣れないのか。ふむ」

 用足しが終わると、ゼラは近くにあった大きな切り株にシロを座らせた。
 そうしてシロのスカートの中に頭を入れると、おしっこに濡れた秘部を分厚い舌で舐めて清める。

「ぁっ、ぃゃっ、汚いから……」
「雌はここを綺麗にしておかないと、病気になってしまうからな」

 二枚の花弁ごと口に含み、長い舌を上下に動かして舐め回す。
 尿道口はもちろん、包皮から半分顔を出しているピンクの秘粒まで。

「んんっ! そ、そこはっ……」

 ビクリと腰を浮かせるシロのウエストを掴み、ゼラはさらに蜜口からトロトロと蜜が零れ出しているのを救い上げるように舐め上げ、ぴちゃぴちゃと音を立てた。

「ぁ、だめ……こんな明るい外で」
「どうして? 子供たちは日が傾くまで帰って来ないだろうし、ここは俺とお前の二人きりだ」

 ゼラはぐいっとシロの脚を広げて、M字に開脚させてしまった。
 毛織物のスカートが捲れ上がって、シロの秘部に木漏れ日が当たり、濡れそぼった花弁がテラテラと光った。

「ゃぁっ、見えちゃうっ」

 足を閉じようとするのを、ゼラの大きな手が阻む。

「今更なにを言う。シロのおまんこならもう何度も見てるじゃないか」

 シロはブンブンと首を振った。

「明るいお日様の下で見られるのは、恥ずかしいの。そ、それに、二人も赤ちゃん産んでいるから……」
「俺の子を産んでくれた、愛しいおまんこだ。良く見せくれ」

 ゼラの言葉に余計羞恥を煽られ、シロは肌がピンク色に染まり、息が上がって体温が上昇し始めている。

「こんなにビラビラになって、随分いやらしい形になったものだな。ピンク色だったおまんこが、色も濃くなって」

 秘部にゼラが顔を近づけてしゃべると、呼気が蜜を零し続けている蜜口にあたるのか、シロはわなわなと震えている。

 ちゅっ、と音を立てて、ゼラは蜜口にキスをすると、分厚い舌を挿入した。

「ぁぁ――っ。だめ、だめぇ」

 柔らかな媚肉を割って、奥まで差し込まれたゼラの舌を、蜜壁がきゅうっと締め付けた。
 M字に開かれた白い足が、ブルブルと小刻みに痙攣した。

「イッたのか?」

 ゼラはシロを抱き上げると、切り株に腰かけ自分の膝の上に向かい合わせに座らせる。

 そしてズボンの前をくつろげて、固く張りつめた雄茎を見せつけるように露わにした。

 ごくり、とシロが生唾を飲む。

 エラの張りだした亀頭、脈の浮き出た野太い幹、黒ずんだ鈴口から、先走りの汁が糸を引いてこぼれ落ちている。

 シロは魅入られたようにそれから目が離せず、さらに無意識に手を伸ばしていた。

「ぁ、固い……」

 白くて細い指が、黒ずんでグロテスクな形の雄に絡みつく。

 シロの両脇の下にゼラが手を入れ持ち上げると、シロは自分の蜜口に雄を導いた。
 ゼラは自らの昂ぶりにあてがわれた場所へ、少しずつシロを下ろしていく。

 ぐしょぐしょになっている蜜口に、傘の開いた先端がずぶずぶとめり込む。
 ぐちゅっと音を立てて、張り出したエラが肉襞を擦りながら、自重で奥深くまでシロを串刺しにしてしまう。
 圧倒的な質量の肉杭が、柔らかな肉壺の中に埋めこまれると、蜜口と肉杭の隙間からぶしゅっと淫らな露が飛び散った。

「ぁっ!」

 奥にコツンと鈴口が当たると、シロは背中を仰け反らせ、胸を突きだす格好になった。
 肩まで伸びた白金の髪プラチナ・ブロンドがハラリと揺れる。
 シロの背中を支えるように片手をまわし、前合わせの服を止めている紐を解くと、柔らかな白い二つの膨らみが曝け出される。
 その頂に色づく紅い尖りに、ゼラはちゅっと吸い付いた。

「ひぅっ!」

 子供たちに乳を与えて育てたことによって大きくなった赤い実を、ゼラは口の中で舌で転がし、吸い、舐った。

「ぁぁっ、ゼラっ、ゼラっ」

 白く華奢な手を伸ばし、ゼラのガッチリとした身体に掴まろうとするシロ。

「お腹の赤ちゃんが、ビックリしないように、ね?」

「大丈夫だ。保護の魔法陣を描いてあるからな」

 色白の膨らみかけた腹の、下の方には草木染ヘンナで描かれた図形がある。 
 飼育隊員として身に着けた知識と技を、シロと胎の子の為に施したものだ。
 この保護魔法によって、母体も守られ胎の子も健やかに育つ。

「むしろ、魔力を少し込めて精を注いだ方が胎の子の為になるんだ」

 ゼラはシロの耳元で囁いた。

「……それに、シロはおまんこの一番奥に、たっぷりと射精されるのが好きだろう?」

 みるみる間にシロの顔がバラ色に染まる。

「ほら、自分で動いてみろ。いいところに当たるように」

 シロはゼラのたくましい首と肩に手をまわして抱きつくと、おずおずと腰を動かした。
  なかなかのいい所に当たるように、ゼラに身体を擦りつける。

「んっ、んっ、はぅ……ぃっ! ィィ!」

 シロの腰を掴んで支えながら、時折ゼラも腰を突き上げてやる。

「ぁぁっ、ふ、深い!」

 山の木立の中に、にゅちゅっ、ぐちゅっという淫らな水音に、時折パン! と肌を打ち付ける乾いた音が響く。

「気持ちいいか?」

 真っ赤な顔で、コクコクと頷くシロ。

「お前が誰の雌なのか、言ってみろ」

「んーっ、んんっ」

 深く突き刺さった奥を、ぐりぐりとこね回すようにゼラの腰が動く。
 こういう時ゼラはいつも、恥ずかしい言葉をシロが口にするまでは、イかさずに責め続けるのだ。

「ゼラよっ。私はゼラのものっ。だから、ゼラにおまんこの奥にいっぱい射精されて、赤ちゃん出来ちゃうの。ぁぁ―ーっ」

 シロの心は青空の下でこのような行為をすることに、すでに限界だった。
 あっさりと陥落して恥ずかしい言葉を口にしてしまう。
 するとご褒美とばかり、秘粒をゼラの太い指でくにくにと弄られ、堪らず絶頂してしまった。
 
「イクっ、イッちゃう、イッちゃうぅぅ」

 シロはゼラの筋肉質の身体にしがみつき、恍惚の表情を浮かべて空を仰ぎ見る。
 口元が開き、つぅと唾液が零れる。

 蜜道がうねり、収縮して、固く張りつめたゼラの雄をぎゅっぎゅっと締め付けている。
 肉襞が絡みつき、絶頂したことによって切っ先にこりこりとした子宮口が当たっていた。
 鈴口に子宮口が合わさり、亀頭を肉襞が包み絡みつくような動きをみせる。
 濃い雄汁をねだるかのような肉壺の振る舞いに、ゼラも身を任せるように精を放った。

 オークという種族特有の、長い射精。大量の白濁がシロの最奥に吐き出される。

「で、出てるっ。熱い、熱いのが入って来るっ」

 体温の高いオークの精を感じて、シロはさらにゼラにぎゅっとしがみついた。
 長い射精に合わせるように、シロのオーガズムも続いている。
 身体は貪欲に快楽を貪ろうとして、勝手にガクガクと腰が揺れてしまう。
 対面座位の形でゼラのたくましい身体に手足を巻き付け、種付けされていることに気持ちが昂っているようだ。

「う、うれしいのっ。ゼラの濃いの出されたら、また赤ちゃん産んだ後も、すぐに孕んでしまいますわ!」

 ゼラの太い眉は八の字にしかめられ、最愛の雌に精を注ぐ喜びに震えていた。
 子宮口と尿道口がぴったりとくっついた状態で熱い白濁を浴びせ、薔薇色の肉襞の一つ一つが大量の雄汁に塗れていく。
 吐く息が白く、汗ばんだ身体からは湯気が立ち上っていた。

「シロは俺のものだ」

 濃厚な雄汁で、愛しい雌にマーキングを済ませた達成感と満足感と共に、深く息を吐いた。

 ゼラの分厚い唇がシロの唇と重ねられる。

 シロは絶頂が去り、呼吸が落ち着いたあとも、うっとりとつぶらな水色の瞳でゼラを見つめていた。
 余韻を楽しむように、ゼラの皮のような肌を撫でている。
 ゼラもシロの汗ばんだ首筋に張り付いた白金の髪をかき上げ、手櫛で梳いてやった。

 そして身体が冷えて風邪を引くからと、名残惜し気に身体を離した。
 ずるりとシロのなかから雄を引き抜くと、乾いた布を宛がい、秘所を拭いた。
 


 シロを横抱きにして、山小屋に戻る途中、レッドドラゴンのキュイイイイという鳴き声が上空から聞こえて来た。


 子供たちがレッドドラゴンと共に、アルモリカ王国の北の鉱山採掘場へ行き、彼らの祖父、シロの父親を崩落事故現場から救い出して連れて来たのを知るのは、この直ぐあと。

 久しぶりの感動の親子の再会は……。

 父の無事を驚き悦ぶシロとは対照的に、ドラゴンに乗せられ乗り物酔いにぐったりしている元侯爵の父は、オークの嫁になった娘とその子供たちを交互に見て複雑な表情をしている。

「リュシエンヌ……。息災だったか。その様子は、幸せなのだな?」

「はい、お父様。子供たちもいますし」

「では、本当にこの者たちのいう通り、お前の子供なのか。まさか私に、人族でない孫ができるとは……」

 チラチラとゼラを見ては、視線を逸らす義理の父。

 ――早くどこか落ち着く先に、この義父を連れて行ってやらないと。お互いの幸せのためにも。義父もオークと山小屋暮らしは望んでないだろうし。

 こっそりとゼラは、胸の内に決意した。
 子供たちがいない時にシロと睦み合う今の暮らしを、突然現れた義父によって邪魔されたくはないのだった。

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