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episode.3
「あの、ねぇスチュアート。この手は何?」
私達は翌日夜会が中止になったという事で一緒に街の方に出かけていた。
でもなぜか私は当たり前のようにスチュアートと恋人のように手を繋ぎながら道を歩いている。
「ん?ああ、腕を組むと堅苦しくなってしまうと思ったので、この方がいいでしょう」
スチュアートは私の指に自身の指を絡ませながらぎゅっと握った。
「いや、パーティーじゃないんだしエスコートしなくても大丈夫だよ?それにこれだと付き合ってるみたいに見られちゃうよ」
私は人前で手を繋ぐなんてなんだか恥ずかしくて少し頬が赤くなった。
「アリシア様とはぐれてしまったら大変なのでしっかり繋いでおきましょう。私は周りにどう思われても気になりませんよ」
私が困惑しているとスチュアートはイケメンスマイルでにっこり微笑んできた。
そんな顔で見られたら、いまいち会話がかみ合わないというかなんかかわされている感じがしてしまうけど、それも気にならなくなってしまう。
イケメンの笑顔はなんて恐ろしいんだ。
私は雇い主と執事みたいな関係なのになんだかイチャイチャしながらウインドショッピングを楽しんでしまった。
「アリシア様は何か欲しいものはありますか?」
私は指を口元にあてると斜め上を見ながら必要なものがあったか考えてみる。
「んー、あ、夜会用に新しい髪飾りが欲しかったんだった」
「なるほど、ではお茶会用の髪飾りを選びに行きましょうか」
私が夜会と言っているのにスチュアートはそれを完全にスルーし何故かお茶会とか言い出した。
「いや夜会。夜会だよ?今日中止になったから次回開催の時に新しいのつけて行きたいなって」
私は隣にいるスチュアートを見上げるとなんだか不機嫌そうに何かを考えているようだった。
「いやいやアリシア様、そんな夜会よりも他のご令嬢との社交の場であるお茶会こそおしゃれをし、しっかりと着飾っていくべきかと…それに夜会ですと……」
うんたらかんたら
スチュアートはなんだか夜会に否定的で長々語ってきたのでお茶会用の髪飾りを買うことになってしまった。
私達は翌日夜会が中止になったという事で一緒に街の方に出かけていた。
でもなぜか私は当たり前のようにスチュアートと恋人のように手を繋ぎながら道を歩いている。
「ん?ああ、腕を組むと堅苦しくなってしまうと思ったので、この方がいいでしょう」
スチュアートは私の指に自身の指を絡ませながらぎゅっと握った。
「いや、パーティーじゃないんだしエスコートしなくても大丈夫だよ?それにこれだと付き合ってるみたいに見られちゃうよ」
私は人前で手を繋ぐなんてなんだか恥ずかしくて少し頬が赤くなった。
「アリシア様とはぐれてしまったら大変なのでしっかり繋いでおきましょう。私は周りにどう思われても気になりませんよ」
私が困惑しているとスチュアートはイケメンスマイルでにっこり微笑んできた。
そんな顔で見られたら、いまいち会話がかみ合わないというかなんかかわされている感じがしてしまうけど、それも気にならなくなってしまう。
イケメンの笑顔はなんて恐ろしいんだ。
私は雇い主と執事みたいな関係なのになんだかイチャイチャしながらウインドショッピングを楽しんでしまった。
「アリシア様は何か欲しいものはありますか?」
私は指を口元にあてると斜め上を見ながら必要なものがあったか考えてみる。
「んー、あ、夜会用に新しい髪飾りが欲しかったんだった」
「なるほど、ではお茶会用の髪飾りを選びに行きましょうか」
私が夜会と言っているのにスチュアートはそれを完全にスルーし何故かお茶会とか言い出した。
「いや夜会。夜会だよ?今日中止になったから次回開催の時に新しいのつけて行きたいなって」
私は隣にいるスチュアートを見上げるとなんだか不機嫌そうに何かを考えているようだった。
「いやいやアリシア様、そんな夜会よりも他のご令嬢との社交の場であるお茶会こそおしゃれをし、しっかりと着飾っていくべきかと…それに夜会ですと……」
うんたらかんたら
スチュアートはなんだか夜会に否定的で長々語ってきたのでお茶会用の髪飾りを買うことになってしまった。
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