乙女ゲームのヒロインは執事の溺愛ルートから抜け出せない

神那 凛

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episode.36

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「ではアリシア様、少し出かけてきますね」
次の日スチュアートは朝私の部屋に訪れると、まだベッドの中にいる私の唇にキスしリチャードのいる王宮に向かって行ってしまった。

今日はスチュアートがリチャードのところに用事があるそうで朝から出かける事になっていた。

いつも朝起きたらスチュアートとたくさんエッチするのだが今日はその時間がなくキスだけだった。
朝からこんなにゆっくりできるのは久々だったがなんだかもの足りない感じもあった。

最近は好きな時に好きなだけエッチをする日々だったので身体が疼いてしまう。

そういえばパーティーの時にソフィアとそんなに話せず帰宅してしまったので、せっかくだから家を訪ねようと思い連絡を取ってみる事にした。
すぐに来ても良いとの事だったので早速準備して向かってみた。

「アリシア様連絡ありがとう。この前は話し足りなかったからもっと話したいと思っていたのよ」
ソフィアの家に着くとすぐに出迎えてくれて部屋に通してくれた。
相変わらず広い部屋で椅子に座るとメイドがお茶の準備をしていた。

「実は私ももっと話したくて、ソフィア様は最近殿下とはどうなのですか?」

「んーなんだか忙しいみたいでそんなに頻繁には会えないのよね、でもこの前会った時はキスされの」

「えっ早いですね、どこでしたんですか?」

「殿下の部屋でされたの。しかもその後キス以上の事されそうになったんだけどまた早いかなって思って帰って来ちゃったの」

「うわーそうなんですね。じゃあ次会った時はするかもですね」

「やっぱりそうよね、ところで気になったんだけど、首元の跡ってキスマークかしら?」

すっかり忘れていたが気付かれた事で思い出した恥ずかしくなって私は首元を押さえつつ頷いた。
私達はガールズトークが止まらない。

「そうよね。という事はそういう事よね」
ソフィアは興味津々といったところだろうか、いろいろ気になるようだ。
「やっぱり最初は痛かったの?どういう流れで私は何か準備とかした方がいいのかしら?」

「痛いのは最初のちょっとだけで、なんかスチュアートにされるがままだったというかなんというか…」

「ああっ、痛いって聞くと緊張しちゃうわ。次会う時どうしましょう、肌のお手入れとか……」

その後私はエッチの事やらリチャードが普段どんな感じなのかなどソフィアと話した。
結局会話が尽きずかなり長い時間滞在してしまい、昼前に行ったのに帰って来たのは夕方だった。
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