strongest flower~最強の華

陵斗

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誰だ!?

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~倉庫~

あれー?どこ行った?

ヒュンッ ガキンッ

危なかったー

出てきたのはフードを被った奴だ

翔「お前何者?なんで俺のこと狙う?」

?「お姉さんは利用価値があるからね。」

翔「利用価値?どう言うことだよ。」

?「稀宮財閥次期社長。稀宮組若頭。そして15代目獅桜〝女〟総長。」

翔「は?俺があの稀宮財閥の次期社長だって言うのか?そんなわけねぇだろ。しかも女ってありえねー」

?「しらばっくれても意味ないよ。証拠があるからね。」

翔「証拠?じゃあその証拠を見せてくれよ。」

?「今は持ってない。」

翔「じゃあ俺が女だって証明できないなぁ?出直して来いよ。」

?「時間がないんだ。」

は?時間がない?

翔「時間がないわりに落ち着いてるな?」

?「力で勝てるわけがない。お姉さんの方が喧嘩が強いんだから。」

翔「そりゃあそうだろ。俺は世界№1になるまで頑張ったんだ。」

?「稀宮組の力でしょ?」

翔「違う。俺は稀宮組とは関係ない。ここまでなったのは俺とみんなの力だ。」

?「そんなことはもうどうでもいい。だから早く捕まってよ。お姉さん。」

翔「だからさ無理だって何回も言ってんだろ?お前は学習能力がねぇの?同じ質問を繰り返すな。馬鹿か。」

?「うん。確かに僕は馬鹿だよ。だけどね僕もお姉さんについてきてもらわなきゃ困るんだ。さっきからお姉さんは

攻撃できたはずなのにしないのも気になってたんだよね。」

確かに私は攻撃できた。

でも私から攻撃するのは駄目なんだよ。

私に攻撃できる理由を与えちゃう。

翔「さあ?なんでだろうな?あともうそろそろお姉さんってのはやめろ。俺は男だ。」

攻撃しない理由に気づくほどには頭がいいんだね。

馬鹿な奴らは簡単なことにも気付かずすぐに攻撃してくるから。

?「攻撃してくれたら僕もできたのにな。あとお姉さんはお姉さんだから無理だよ。」

やっぱりこいつは頭がいい。

あーでもいいこと思いついた。

もうそろそろ来てる頃だろうしね。

翔「条件次第ではついてってやってもいい。」

?「ほんと?」

翔「あぁ。」

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