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第4章
組織作り
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初期メンバーは竜人族11人、エルフが8人、ハーフエルフ3人、ドーワフ6人、獣人族が12人、魔族5人、人間5人が新たに加わり、所属は51人となった。
副ギルド長はアーウィン以外にもう1人選出することになった。
実質の人間以外の人族のトップを決めるために。
争いを好まないドーワフは事務局長に立候補し承認され、6人で話し合いヴェイグルに決まった。
竜人族、エルフ族、獣人族、魔族から1人ずつが立候補し、自分の種族は1P、多種族は2Pで本人票は無効のルールで計算して投票した結果、竜人族とエルフ族が同ポイントになった。
最終投票で竜人族のネイティヴィダッドに決まった。
「私が幻獣士ギルド長なのは、他のギルドと違い実績や経営能力などではなく、偏に精霊王様と幻獣王様との交渉係であるからだ。
交渉するための対等な地位というだけで、運営にはあくまでも約束が守られているか、幻獣達との関係性についてなど幻獣にまつわること以外は、基本的には関わらない」
ネイティヴィダッドが挙手した。
「それは幻獣士としては活動しないということか?」
「ここにいるメンバーの方々の方が、幻獣使いとして長く実績を積んでいると思う。
私は元々薬師が本業なんです。
野生の獣や幻獣などが森で怪我をしているのを見て、治したい一心で幻獣術を覚えただけで、幻獣使いとしては半人前なのです。
傷付いた幻獣の子を保護し、成獣が迎えに来ない子を引き取るまでは、治療のためにしか使ってなかったので」
「それはそれで崇高な理由で尊敬に値するが、これからも本業は薬師ということか?」
「そうです。
ただ幻獣士としては、この敷地内にある保護施設の管理運営と、迷いの森の調査を兼ねて保護施設の運営費を確保と王達の呼び出し以外は、自分の幻獣達が望む以外の活動はしません」
アーウィンが挙手する。
「ギルド長は対外的なもので、実質的には俺とネイティヴィダッドの協議で方針を決める。
実施の前に精霊王様や幻獣王様に報告または打診などをしてもらうのがギルド長としての主な仕事だ。
組織内の実務的なギルド長は副ギルド長の2人ということだ」
「私の活動拠点は試練の森なので、皆さまには他の迷いの森の管理もお願いしたい。
それぞれの森で活動拠点を決めた者と、活動拠点を決めずに活動する者を把握して欲しい」
「我々は他の森の活動拠点を直ぐに割り当てて決めないといけないのか?」
「違います。
それぞれの森で活動拠点を決めた者を把握して欲しいだけです。
活動拠点を決めた者には森の調査を、活動拠点以外の者には森の周辺以外の情報をギルドに報告してもらい、異変や問題に早く対処するために活用して欲しい」
「我々でなくとも全ての森の活動拠点を決めれば良いのだな。
確かに活動拠点を決めた者は森の異変を、活動拠点を決めぬ者は世情を、というのは理に適っているな。
承知した」
「今から副ギルド長の補佐や事務局長の補佐を決めるが、私からの要望は1つだけ。
必ずどの部署やグループも1つの種族にしないこと。
今回で言えば、アーウィンの補佐にはエルフ族か、獣人族を、ネイティヴィダッドの補佐には人間を、事務局長の補佐は人間以外で1人はして欲しい」
「種族の考えの違いを組織内に浸透させるのだな」
「そうです。争いの大半が種族の考えの違いによると思うのです。
それぞれの常識や捉え方が違うのに、それを知る機会がないから拗れると思うので。
これから幻獣士が増える前にこのことを浸透させたいのです」
「難しいが、それが幻獣達のためなるのなら努力しよう」
他の種族の人達もうなづいたのを見て、レナードはホッとした。
「明日からも幻獣士が増えると思いますが、運営に入れたい人物が居たら推薦して下さい。
初日の3日間に登録に来て幻獣士になった方は、気概も経験も充分ある方々だと思ったので、全員運営メンバーに引き入れましたが、今後はそうでない者も紛れ込んで来ると思いますので、協議して引き入れましょう」
全員が拍手をした。
副ギルド長はアーウィン以外にもう1人選出することになった。
実質の人間以外の人族のトップを決めるために。
争いを好まないドーワフは事務局長に立候補し承認され、6人で話し合いヴェイグルに決まった。
竜人族、エルフ族、獣人族、魔族から1人ずつが立候補し、自分の種族は1P、多種族は2Pで本人票は無効のルールで計算して投票した結果、竜人族とエルフ族が同ポイントになった。
最終投票で竜人族のネイティヴィダッドに決まった。
「私が幻獣士ギルド長なのは、他のギルドと違い実績や経営能力などではなく、偏に精霊王様と幻獣王様との交渉係であるからだ。
交渉するための対等な地位というだけで、運営にはあくまでも約束が守られているか、幻獣達との関係性についてなど幻獣にまつわること以外は、基本的には関わらない」
ネイティヴィダッドが挙手した。
「それは幻獣士としては活動しないということか?」
「ここにいるメンバーの方々の方が、幻獣使いとして長く実績を積んでいると思う。
私は元々薬師が本業なんです。
野生の獣や幻獣などが森で怪我をしているのを見て、治したい一心で幻獣術を覚えただけで、幻獣使いとしては半人前なのです。
傷付いた幻獣の子を保護し、成獣が迎えに来ない子を引き取るまでは、治療のためにしか使ってなかったので」
「それはそれで崇高な理由で尊敬に値するが、これからも本業は薬師ということか?」
「そうです。
ただ幻獣士としては、この敷地内にある保護施設の管理運営と、迷いの森の調査を兼ねて保護施設の運営費を確保と王達の呼び出し以外は、自分の幻獣達が望む以外の活動はしません」
アーウィンが挙手する。
「ギルド長は対外的なもので、実質的には俺とネイティヴィダッドの協議で方針を決める。
実施の前に精霊王様や幻獣王様に報告または打診などをしてもらうのがギルド長としての主な仕事だ。
組織内の実務的なギルド長は副ギルド長の2人ということだ」
「私の活動拠点は試練の森なので、皆さまには他の迷いの森の管理もお願いしたい。
それぞれの森で活動拠点を決めた者と、活動拠点を決めずに活動する者を把握して欲しい」
「我々は他の森の活動拠点を直ぐに割り当てて決めないといけないのか?」
「違います。
それぞれの森で活動拠点を決めた者を把握して欲しいだけです。
活動拠点を決めた者には森の調査を、活動拠点以外の者には森の周辺以外の情報をギルドに報告してもらい、異変や問題に早く対処するために活用して欲しい」
「我々でなくとも全ての森の活動拠点を決めれば良いのだな。
確かに活動拠点を決めた者は森の異変を、活動拠点を決めぬ者は世情を、というのは理に適っているな。
承知した」
「今から副ギルド長の補佐や事務局長の補佐を決めるが、私からの要望は1つだけ。
必ずどの部署やグループも1つの種族にしないこと。
今回で言えば、アーウィンの補佐にはエルフ族か、獣人族を、ネイティヴィダッドの補佐には人間を、事務局長の補佐は人間以外で1人はして欲しい」
「種族の考えの違いを組織内に浸透させるのだな」
「そうです。争いの大半が種族の考えの違いによると思うのです。
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これから幻獣士が増える前にこのことを浸透させたいのです」
「難しいが、それが幻獣達のためなるのなら努力しよう」
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初日の3日間に登録に来て幻獣士になった方は、気概も経験も充分ある方々だと思ったので、全員運営メンバーに引き入れましたが、今後はそうでない者も紛れ込んで来ると思いますので、協議して引き入れましょう」
全員が拍手をした。
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