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第6章
救助
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3階層に降りたら待っている様に伝えたのに、階段を降り切った広場に3匹の姿はなかった。
クレドはレナードの気配を感じて戻って来て数回旋回した後に3匹の進行方向へ戻って行った。
仕方なく進んで行くと3匹の姿が見えた。
約束を守れなかった事を叱ろうと近付くと大きなスライムが中心にいる事に気付いた。
《主人これ変なの》
《タスケテって聞こえたの》
最初の発言はソルで、次のはアルバだ。
スライムは何でも包み込んで溶かしながら食べてしまうが、中にいるのは人族だが戦闘後の様な破れなどはあるが溶け続けている様子はない。
ただ中の人族の意識はない様に見える。
《助けを求めたのはスライムかな?》
《アルジタスケテ》
《君が主人を守っているんだね》
《ネテモラッタノ》
《それで意識がないんだね》
《ドウシタライイ》
《治療するから出してもらって良いかな?》
スライムにしては会話が成立しているので固める能力もある進化している個体なのだろう。
スライムが吐き出すとスライムの体液で血は止まっていたが怪我が酷かった。
右肩から背中にかけての傷、足は線状に何ヶ所も痕がある。
増血用のポーションは持っていないので失血は回復させられないが、先ずは移動させても新たに血が出ない程度に治療する。
治療中は無防備なのでルナとソルにレナードの側で待機警戒してもらい、クレド に上空、スティードとアルバに地上の見える範囲に危険がないか周囲を警戒してもらうことにした。
幻獣達と契約したおかげで治癒力は向上したが、一気に重傷を治せるほど上がった訳ではないから、魔力が回復したら様子を見ながら治療する事になる。
スライムに主人が意識を取り戻したら教えて欲しいと伝え、しっかり休ませるためにソルとシャンス以外に安全地帯を探しに行ってもらう。
探索の得意なクレドとルナがほぼ同時に別の場所を見つけたらしい。
それぞれに場所の状況を聞くとルナの方が入り口は狭いが中は広めで、他の出口がない洞穴の様なところというのでそちらにする。
ルナには入り口の前で待機してもらい、スライムには自分の主人を包み込んでもらい、呼び戻したスティードの背に乗せて運んだ。
クレドとアルバにはルナのところへ直接行く様に念話した。
辛うじてスティードが首を竦めれば入れる大きさの穴だったが、荷物を載せては入る事が出来ない。
穴を通るくらいの移動は出来るとスライムが伝えて来たので、ルナを先頭にレナードが入った。
中は天井がレナードが立っても頭2つ分くらいの高さがあり、広さは全員が充分寛げるほどだった。
シートの上に毛布を敷き、スライムの主人を横たえる。
引き続きスライムには主人が意識を取り戻すのを監視してもらい、休憩のために全員の水の用意をする。
しかし用意が終わってもアルバが戻って来ない。
《アルバ、皆んな戻って来ているよ。戻っておいで》
その頃アルバはかなり遠くに居た。
休める場所を探している最中に気になる物を見かけて全力で追いかけたからだ。
普段自宅や出先で見かけるふわふわした光を放つ小さな精霊達と似ているが光の色合いが違ったのだ。
小精霊といえば淡い綺麗な色の光なのに、見かけたのは濃いめの紫色だった。
最初は探索中だったので無視してそのまま通り過ぎたのだが、いつのまにか増えていて辺りを飛び回り鬱陶しくなる程になっていた。
クレドはレナードの気配を感じて戻って来て数回旋回した後に3匹の進行方向へ戻って行った。
仕方なく進んで行くと3匹の姿が見えた。
約束を守れなかった事を叱ろうと近付くと大きなスライムが中心にいる事に気付いた。
《主人これ変なの》
《タスケテって聞こえたの》
最初の発言はソルで、次のはアルバだ。
スライムは何でも包み込んで溶かしながら食べてしまうが、中にいるのは人族だが戦闘後の様な破れなどはあるが溶け続けている様子はない。
ただ中の人族の意識はない様に見える。
《助けを求めたのはスライムかな?》
《アルジタスケテ》
《君が主人を守っているんだね》
《ネテモラッタノ》
《それで意識がないんだね》
《ドウシタライイ》
《治療するから出してもらって良いかな?》
スライムにしては会話が成立しているので固める能力もある進化している個体なのだろう。
スライムが吐き出すとスライムの体液で血は止まっていたが怪我が酷かった。
右肩から背中にかけての傷、足は線状に何ヶ所も痕がある。
増血用のポーションは持っていないので失血は回復させられないが、先ずは移動させても新たに血が出ない程度に治療する。
治療中は無防備なのでルナとソルにレナードの側で待機警戒してもらい、クレド に上空、スティードとアルバに地上の見える範囲に危険がないか周囲を警戒してもらうことにした。
幻獣達と契約したおかげで治癒力は向上したが、一気に重傷を治せるほど上がった訳ではないから、魔力が回復したら様子を見ながら治療する事になる。
スライムに主人が意識を取り戻したら教えて欲しいと伝え、しっかり休ませるためにソルとシャンス以外に安全地帯を探しに行ってもらう。
探索の得意なクレドとルナがほぼ同時に別の場所を見つけたらしい。
それぞれに場所の状況を聞くとルナの方が入り口は狭いが中は広めで、他の出口がない洞穴の様なところというのでそちらにする。
ルナには入り口の前で待機してもらい、スライムには自分の主人を包み込んでもらい、呼び戻したスティードの背に乗せて運んだ。
クレドとアルバにはルナのところへ直接行く様に念話した。
辛うじてスティードが首を竦めれば入れる大きさの穴だったが、荷物を載せては入る事が出来ない。
穴を通るくらいの移動は出来るとスライムが伝えて来たので、ルナを先頭にレナードが入った。
中は天井がレナードが立っても頭2つ分くらいの高さがあり、広さは全員が充分寛げるほどだった。
シートの上に毛布を敷き、スライムの主人を横たえる。
引き続きスライムには主人が意識を取り戻すのを監視してもらい、休憩のために全員の水の用意をする。
しかし用意が終わってもアルバが戻って来ない。
《アルバ、皆んな戻って来ているよ。戻っておいで》
その頃アルバはかなり遠くに居た。
休める場所を探している最中に気になる物を見かけて全力で追いかけたからだ。
普段自宅や出先で見かけるふわふわした光を放つ小さな精霊達と似ているが光の色合いが違ったのだ。
小精霊といえば淡い綺麗な色の光なのに、見かけたのは濃いめの紫色だった。
最初は探索中だったので無視してそのまま通り過ぎたのだが、いつのまにか増えていて辺りを飛び回り鬱陶しくなる程になっていた。
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