149 / 220
第7章
帰宅
しおりを挟む
リベルタでの用が昨夜の食事会後の臨時会合で目処が立ち、幻獣士ギルドで幻獣達用の薬の開発の研究に来る人の受け入れ体制を確認しに行くという理由でレナード達だけで一旦自宅へ帰る事に話しを決めて来た。
商業ギルドと冒険者ギルドで今回の旅で持ち帰る分で査定が終わった物の量を確認して商業ギルドで馬車を借りる手配をした。
宿に戻りチェックアウトをして、幻獣達を迎えに行く。
タンザナイトとシャンス以外を商業ギルドに預けて、明日から必要な生活物質や食料の調達を市場で素早く済ます。
戻って来るとギルドで積み込みと馬車にスティードを繋げる準備が終わっており、小さな子達を馬車に乗せ次第冒険者ギルドへ出発した。
冒険者ギルドで荷物を積み込む間に皆に餌と水を与えておく。
早く自宅へ着きたいのか今まで最速タイムで全く寄り道をせずに帰り着いた。
夕食の時間の少し前に帰り着いたおかげなのか、牛舎やコッコ小屋に入る前の古株達が敷地内で出迎えてくれた。
《オカエリ》
魔物の混血の牛たち。
《主人お帰り。ん、アルバの姿が見えないナ》
流石はルゼ、いつもスティードに付かず離れずという感じで近くにいるアルバの姿がない事に直ぐに気付いた様だ。
《あぁ、ダンジョン内で突然居なくなったんだ。しかも精霊絡みの可能性があって、今ヒュードルに調べてもらっている》
《訳ありなのだな。なんにせよ、主人と他の子は無事で良かった》
《こっちはどうだった?》
《イツモドオリ》
と混血の牛の母の一頭が言う。
《我らはちびがやんちゃし過ぎて軽い怪我をした以外は問題ない》
《大変じゃないか!怪我はどうなってる?》
《心配ない。我が留守番の人間を呼んで見てもらったからな》
《そうか、流石ルゼだ。安心して留守を任せられるよ》
《当然じゃ!》
胸を張ってドヤ顔をしているルゼは頼もしい。
《アルジオカエリ~》
火の下級精霊と、
《オカエリ!》
土の下級精霊も風の下級精霊の気配を感じたのか屋敷から出て来た。
《皆んなただいま。2人共元気そうだなぁ》
《ウン!ヤクシノコトアソンダ》
《アノコスキ》
フォティアもティエラも薬師見習いのアイシャが気に入った様だ。きっと他の人のが多くの時間居たと思うが、子供好きの妖精や精霊達だから大人にはさほど興味がないのかもしれない。まぁ、アイシャ自体も礼儀正しく勤勉で良い子だし、相棒の銀狐のことも興味があるのだろう。
《アイシャが来てくれたんだね、良かったね》
《何やら新しい気配がするのだが?》
《紹介するよ。金剛石の妖精と、特殊個体から分離したスライムで後日正式な仮契約をするタンザナイトだ。
妖精は薬の調合が見たくて付いて来た》
ひと通り挨拶を済ませるとスティードの装具を外す。解放されているであろう幻獣舎にスティードとソルとルナは駆けて行った。
レナードはクレドとシャンスを両肩に、ポケットにタンザナイトを入れ、精霊達を引き連れて母屋に足を踏み入れる。
ここまで長く家を空けたのは5年ぶりくらいか?
やっぱり我が家は良いと思いつつ玄関を潜ると、奥に居たであろう人物がホールに顔を出す。
「レナードさん、お帰りなさい。リベルタから今日戻られると聞いて屋内の点検をしておきました。いつでも食べられる様にスープだけ作ってありますので」
出迎えくれたのは副ギルド補佐の1人エルフのインニェイェルドだった。留守中の報告は食事の際にするというので着替えのために自室へ向かう。
商業ギルドと冒険者ギルドで今回の旅で持ち帰る分で査定が終わった物の量を確認して商業ギルドで馬車を借りる手配をした。
宿に戻りチェックアウトをして、幻獣達を迎えに行く。
タンザナイトとシャンス以外を商業ギルドに預けて、明日から必要な生活物質や食料の調達を市場で素早く済ます。
戻って来るとギルドで積み込みと馬車にスティードを繋げる準備が終わっており、小さな子達を馬車に乗せ次第冒険者ギルドへ出発した。
冒険者ギルドで荷物を積み込む間に皆に餌と水を与えておく。
早く自宅へ着きたいのか今まで最速タイムで全く寄り道をせずに帰り着いた。
夕食の時間の少し前に帰り着いたおかげなのか、牛舎やコッコ小屋に入る前の古株達が敷地内で出迎えてくれた。
《オカエリ》
魔物の混血の牛たち。
《主人お帰り。ん、アルバの姿が見えないナ》
流石はルゼ、いつもスティードに付かず離れずという感じで近くにいるアルバの姿がない事に直ぐに気付いた様だ。
《あぁ、ダンジョン内で突然居なくなったんだ。しかも精霊絡みの可能性があって、今ヒュードルに調べてもらっている》
《訳ありなのだな。なんにせよ、主人と他の子は無事で良かった》
《こっちはどうだった?》
《イツモドオリ》
と混血の牛の母の一頭が言う。
《我らはちびがやんちゃし過ぎて軽い怪我をした以外は問題ない》
《大変じゃないか!怪我はどうなってる?》
《心配ない。我が留守番の人間を呼んで見てもらったからな》
《そうか、流石ルゼだ。安心して留守を任せられるよ》
《当然じゃ!》
胸を張ってドヤ顔をしているルゼは頼もしい。
《アルジオカエリ~》
火の下級精霊と、
《オカエリ!》
土の下級精霊も風の下級精霊の気配を感じたのか屋敷から出て来た。
《皆んなただいま。2人共元気そうだなぁ》
《ウン!ヤクシノコトアソンダ》
《アノコスキ》
フォティアもティエラも薬師見習いのアイシャが気に入った様だ。きっと他の人のが多くの時間居たと思うが、子供好きの妖精や精霊達だから大人にはさほど興味がないのかもしれない。まぁ、アイシャ自体も礼儀正しく勤勉で良い子だし、相棒の銀狐のことも興味があるのだろう。
《アイシャが来てくれたんだね、良かったね》
《何やら新しい気配がするのだが?》
《紹介するよ。金剛石の妖精と、特殊個体から分離したスライムで後日正式な仮契約をするタンザナイトだ。
妖精は薬の調合が見たくて付いて来た》
ひと通り挨拶を済ませるとスティードの装具を外す。解放されているであろう幻獣舎にスティードとソルとルナは駆けて行った。
レナードはクレドとシャンスを両肩に、ポケットにタンザナイトを入れ、精霊達を引き連れて母屋に足を踏み入れる。
ここまで長く家を空けたのは5年ぶりくらいか?
やっぱり我が家は良いと思いつつ玄関を潜ると、奥に居たであろう人物がホールに顔を出す。
「レナードさん、お帰りなさい。リベルタから今日戻られると聞いて屋内の点検をしておきました。いつでも食べられる様にスープだけ作ってありますので」
出迎えくれたのは副ギルド補佐の1人エルフのインニェイェルドだった。留守中の報告は食事の際にするというので着替えのために自室へ向かう。
1
あなたにおすすめの小説
転生ちびっ子の魔物研究所〜ほのぼの家族に溢れんばかりの愛情を受けスローライフを送っていたら規格外の子どもに育っていました〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
高校生の涼太は交通事故で死んでしまったところを優しい神様達に助けられて、異世界に転生させて貰える事になった。
辺境伯家の末っ子のアクシアに転生した彼は色々な人に愛されながら、そこに住む色々な魔物や植物に興味を抱き、研究する気ままな生活を送る事になる。
元・神獣の世話係 ~神獣さえいればいいと解雇されたけど、心優しいもふもふ神獣は私についてくるようです!~
草乃葉オウル ◆ 書籍発売中
ファンタジー
黒き狼の神獣ガルーと契約を交わし、魔人との戦争を勝利に導いた勇者が天寿をまっとうした。
勇者の養女セフィラは悲しみに暮れつつも、婚約者である王国の王子と幸せに生きていくことを誓う。
だが、王子にとってセフィラは勇者に取り入るための道具でしかなかった。
勇者亡き今、王子はセフィラとの婚約を破棄し、新たな神獣の契約者となって力による国民の支配を目論む。
しかし、ガルーと契約を交わしていたのは最初から勇者ではなくセフィラだったのだ!
真実を知って今さら媚びてくる王子に別れを告げ、セフィラはガルーの背に乗ってお城を飛び出す。
これは少女と世話焼き神獣の癒しに満ちた気ままな旅の物語!
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流
犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。
しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。
遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。
彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。
転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。
そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。
人は、娯楽で癒されます。
動物や従魔たちには、何もありません。
私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる