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「貴様のような人間風情に、このオレが倒せるものかァッ!」
雄叫びとともに、奴はその異常に膨れ上がった黒い腕で殴りかかってきた。
咄嗟に手にした大剣を真正面に固定。腕を使って刀身を支えて受け止めたが、
「――ガっ!?」
それは、まるで巨大な丸太で殴られたような衝撃だった。
しかも、防いだはずなのにその衝撃は剣を貫き、身体にダメージを与えてきてる。
流石は魔王。単純に防御しただけじゃ防ぎきれない攻撃力とは恐れ入ったよ。だてに、肉塊みたいに膨張した腕じゃないってことだろうな。
「まだ、終わらんぞッ! 貴様は、オレが――」
「ごちゃごちゃうるせぇな……。口を開く余裕があるなら、ちったぁ周りを見たらどうだ!?」
魔王っていうのは本当に自分の力に慢心している生物らしい。
漫画やゲーム。アニメに至るまで、最終的な宿敵として現れる魔王っていうのは、やってきた勇者の実力を過小評価して手を抜いて戦ってくるのが多い。
一例を出すなら、最終形態を本当に追い詰められたときに出すってところか?
「そのテメェの慢心が命取りだッ! セルナッ!」
「わかってるわよっ!」
オレの言葉に返事するのは、ちょうど魔王の背後に立っていた少女だ。
巨大な三角帽子と杖が印象的な彼女は、『待たせたわね』とばかりに笑みを浮かべていたよ。
「巻き込まれんじゃないわよッ!? 爆炎よ、その力をもって全てを吹き飛ばせ! エクスプロージョンッ!」
「――何ぃッ! いつの間に!? だが、その魔法ではコイツも道連れだぞ!」
明らかに狼狽える魔王。
オレは瞬間できたわずかな隙をつき、剣で奴の拳を押しのけると、
「バーカ。テメェ一人で喰らいやがれ!」
魔王のただでさえ巨大な身体を踏み台にして跳躍。少し離れた場所に着地した。
そして、オレが距離を稼いだ瞬間にタイミングよく発動するセルナの魔法。
花火なんて比じゃないほどの轟音を奏でて、魔王を中心に巻き起こった爆発は、全てを無に帰すほどの威力だ。
「見た!? アタシの爆発魔法! いくら、魔王でもひとたまりもないでしょ!?」
「――だと、いいんだけどな……」
剣を地面に突き刺して、それを支えに倒れることを辛うじて回避する。
やっぱり、魔王は他の敵とは違って一筋縄ではいかなかった。
今までに類を見ないほどに身体が傷ついてる。なんて、思ってると、
「――聖霊よ。この者に癒しを……。妖精の祝福」
優し気な声音とともに、オレの身体を包み込む淡い緑の輝き。
自分の身体を覆う美しい光のカーテンに包まれると、瞬く間に戦いの傷が癒されていく。
動画を逆再生しているかのような光景は、まぁ見ていて少しだけ気持ち悪い。
だけど、痛みがひいているのは事実。苦笑して、オレは隣で手をかざしてくれてる相手に笑みを向けた。
身体を覆うほどの大きな白いローブと、首から下げた十字架のネックレスが目立つ優男である。
「悪いな、リカルド。助かったよ……」
「いえいえ。傷を癒すのはわたしの役目。むしろ、このくらいしかできないことを悔いているばかりです」
「馬鹿言うなよ。お前のその回復魔法は、オレたちの中では重要だ。卑下すんなよな」
「ははは。ありがとうございます」
笑みを浮かべるリカルドにオレも笑みを浮かべ返すと、剣を支えに立ち上がる。
くそっ。まだ、完全に治癒していないからだろうな。身体の隅々がきしんで、痛みが走ってる。
「あっ、無理はなさらないようにですよ? ユウタさん。あなたの身体は完全には――」
「わかってる。だけど、そうも言ってられないようだぜ?」
視線の先に映るのは、先程セルナが放った爆発魔法で出来た巨大なキノコ雲。
砂埃が巻き起こり、中の光景は全くわからないが、強大な魔力が依然としてその中心に居座っているのだけは理解できた。つまり、
「奴は生きてる……」
「そんなっ! アタシの爆発魔法は完璧だったはずよ!?」
「それ以上に、魔王の身体が頑丈だったということでしょう……。それで、どうしますか? ユウタさん」
指示を仰ぐように聞いてくるリカルドだが、その表情は覚悟を決めた勇ましいものだ。
オレに意見を求める必要ないんじゃないかって思えるくらいだね。
そう考えながら、身体に喝を入れて体制を立て直す。それから大剣を肩に担ぐと、
「ははっ。もちろん、往生際の悪い魔王には、この辺りで退場していただこうか。――それが、オレたち勇者一行の役目だしな」
「はぁ……。もう、仕方ないわね。アタシの魔力も底を尽きそうだしね。次で絶対決めてよね!」
「怪我の治癒はわたしに任せてください。あなたがどれだけ傷つこうとも、何度だってわたしが治して見せますよ」
そうして三人で覚悟を決めなおしたところで、目の前のキノコ雲が晴れる。
空高くまで上がっていた雲が完全に消え去り、空は雲一つない快晴に包まれた。
「……おのれぇッ。許さんぞ、貴様らぁ……。全員、このオレが消し炭にしてくれるわぁッ!」
快晴の空に響き渡る魔王の雄叫び。
さっきのセルナの魔法で出来たクレーターの真ん中で奴は両腕を天に掲げると、いくつもの魔方陣が浮かび上がり、そこから無数の魔法の雨がこちらに飛んできた。
「そうはさせませんッ! 鉄壁の守りをッ! 魔法の壁ッ!」
そんな魔法を防いだのはリカルドだ。
オレたちを中心にできた半透明な魔力の壁が、飛んでくる魔法の雨を防ぐ。
「そう長くはモチません! もって、十秒です! あとはお願いしますッ!」
「それだけあれば十分よッ! アタシが隙を作る! だから、ユウタ! アンタが決めちゃいなさい!」
口にするや否や、セルナは杖の先端を地面に突き刺した。
それから早口で詠唱を口にする。何を言っているのか全く聞き取れないほどの早さだが、全てを間違いなく口にしているんだろう。何せ、身体が少しだけ発光しているしな。
「アタシを敵に回したことを後悔するのね! この世界に生きる全ての命よ、我が敵を殲滅するため力を貸しなさい! 聖なる輝きッ!」
セルナの詠唱が終わると同時に、魔王を中心に真っ白に輝く魔方陣が出現する。
そして、『何だッ!?』と魔王に言わせる間もなく、眩い輝きが奴の身体を包み込んだ。
当然だが、その瞬間魔王の放つ魔法の雨は止んだよ。つまり、勝機だッ!
「今よッ、ユウタ!」
「決めちゃってくださいッ!」
「おう、任せとけッ!」
二人の繋いだ勝利への道しるべ。それを無駄にしないためにもその場から走り出す。
重い身体に喝を入れ、重い剣に力を籠め、地面を思いきり蹴り飛ばす。
向かう先は、光に包まれて悲鳴を上げる魔王の元だ。
「ぐあぁぁぁぁっ! お、おのれぇッ! 貴様らァァァッ!」
最後の抵抗なのだろうか。
魔王は魔法をこちらに放ってくる。光のせいで瞑れた目のおかげで、やたらめったらに打ち続ける魔法は、今のオレでも避けれるものだ。
「魔王ッ! テメェの覇道もここまでだッ!」
「おのれ、勇者ァァァッ!」
怒りなのか、光の影響なのか。充血した奴の禍々しい瞳に映るのは、大剣を振り上げるオレの姿。
もう、これ以上身体を動かすのも無理だ。この一撃に、オレの全てを籠める!
「これで、最後だァァァッ!」
雄叫びと共に残った全ての力を籠めて、大剣を振り下ろす。
渾身の力を籠めた剣は、魔王の脳天を捉え、そのまま奴の身体を真っ二つに両断した。
「この、オレが――ッ! この、オレがぁぁぁ……」
断末魔を残し、魔王は光の粒子となって散る。
まるで、最初からその場にいなかったように跡形もなく消え去った魔王。
それまで奴が立っていた場所には、オレが振り下ろした大剣が突き刺さっているだけだった。
「終わった、のですね……」
「やったわねっ、ユウタ……」
尻から倒れたところにかけられる仲間の声。
見事なまでにオレと同様にボロボロな姿の二人が見下ろしてくる。その表情は笑顔だ。この上ないほどの……。
だから、オレも思いきり口角を上げて親指を立てた拳を前に出すと、
「おうっ……。やったぜ、オレたちの勝利だ……!」
勝利宣言を満面の笑みを浮かべて告げる。
こうして、ある世界は救われた。魔王という強大な悪の覇者に脅かされた世界は、勇者とその仲間によって救われたのだった。
これは勇者であるオレの物語。そう『一番初め』の冒険譚の、終わりだった。
雄叫びとともに、奴はその異常に膨れ上がった黒い腕で殴りかかってきた。
咄嗟に手にした大剣を真正面に固定。腕を使って刀身を支えて受け止めたが、
「――ガっ!?」
それは、まるで巨大な丸太で殴られたような衝撃だった。
しかも、防いだはずなのにその衝撃は剣を貫き、身体にダメージを与えてきてる。
流石は魔王。単純に防御しただけじゃ防ぎきれない攻撃力とは恐れ入ったよ。だてに、肉塊みたいに膨張した腕じゃないってことだろうな。
「まだ、終わらんぞッ! 貴様は、オレが――」
「ごちゃごちゃうるせぇな……。口を開く余裕があるなら、ちったぁ周りを見たらどうだ!?」
魔王っていうのは本当に自分の力に慢心している生物らしい。
漫画やゲーム。アニメに至るまで、最終的な宿敵として現れる魔王っていうのは、やってきた勇者の実力を過小評価して手を抜いて戦ってくるのが多い。
一例を出すなら、最終形態を本当に追い詰められたときに出すってところか?
「そのテメェの慢心が命取りだッ! セルナッ!」
「わかってるわよっ!」
オレの言葉に返事するのは、ちょうど魔王の背後に立っていた少女だ。
巨大な三角帽子と杖が印象的な彼女は、『待たせたわね』とばかりに笑みを浮かべていたよ。
「巻き込まれんじゃないわよッ!? 爆炎よ、その力をもって全てを吹き飛ばせ! エクスプロージョンッ!」
「――何ぃッ! いつの間に!? だが、その魔法ではコイツも道連れだぞ!」
明らかに狼狽える魔王。
オレは瞬間できたわずかな隙をつき、剣で奴の拳を押しのけると、
「バーカ。テメェ一人で喰らいやがれ!」
魔王のただでさえ巨大な身体を踏み台にして跳躍。少し離れた場所に着地した。
そして、オレが距離を稼いだ瞬間にタイミングよく発動するセルナの魔法。
花火なんて比じゃないほどの轟音を奏でて、魔王を中心に巻き起こった爆発は、全てを無に帰すほどの威力だ。
「見た!? アタシの爆発魔法! いくら、魔王でもひとたまりもないでしょ!?」
「――だと、いいんだけどな……」
剣を地面に突き刺して、それを支えに倒れることを辛うじて回避する。
やっぱり、魔王は他の敵とは違って一筋縄ではいかなかった。
今までに類を見ないほどに身体が傷ついてる。なんて、思ってると、
「――聖霊よ。この者に癒しを……。妖精の祝福」
優し気な声音とともに、オレの身体を包み込む淡い緑の輝き。
自分の身体を覆う美しい光のカーテンに包まれると、瞬く間に戦いの傷が癒されていく。
動画を逆再生しているかのような光景は、まぁ見ていて少しだけ気持ち悪い。
だけど、痛みがひいているのは事実。苦笑して、オレは隣で手をかざしてくれてる相手に笑みを向けた。
身体を覆うほどの大きな白いローブと、首から下げた十字架のネックレスが目立つ優男である。
「悪いな、リカルド。助かったよ……」
「いえいえ。傷を癒すのはわたしの役目。むしろ、このくらいしかできないことを悔いているばかりです」
「馬鹿言うなよ。お前のその回復魔法は、オレたちの中では重要だ。卑下すんなよな」
「ははは。ありがとうございます」
笑みを浮かべるリカルドにオレも笑みを浮かべ返すと、剣を支えに立ち上がる。
くそっ。まだ、完全に治癒していないからだろうな。身体の隅々がきしんで、痛みが走ってる。
「あっ、無理はなさらないようにですよ? ユウタさん。あなたの身体は完全には――」
「わかってる。だけど、そうも言ってられないようだぜ?」
視線の先に映るのは、先程セルナが放った爆発魔法で出来た巨大なキノコ雲。
砂埃が巻き起こり、中の光景は全くわからないが、強大な魔力が依然としてその中心に居座っているのだけは理解できた。つまり、
「奴は生きてる……」
「そんなっ! アタシの爆発魔法は完璧だったはずよ!?」
「それ以上に、魔王の身体が頑丈だったということでしょう……。それで、どうしますか? ユウタさん」
指示を仰ぐように聞いてくるリカルドだが、その表情は覚悟を決めた勇ましいものだ。
オレに意見を求める必要ないんじゃないかって思えるくらいだね。
そう考えながら、身体に喝を入れて体制を立て直す。それから大剣を肩に担ぐと、
「ははっ。もちろん、往生際の悪い魔王には、この辺りで退場していただこうか。――それが、オレたち勇者一行の役目だしな」
「はぁ……。もう、仕方ないわね。アタシの魔力も底を尽きそうだしね。次で絶対決めてよね!」
「怪我の治癒はわたしに任せてください。あなたがどれだけ傷つこうとも、何度だってわたしが治して見せますよ」
そうして三人で覚悟を決めなおしたところで、目の前のキノコ雲が晴れる。
空高くまで上がっていた雲が完全に消え去り、空は雲一つない快晴に包まれた。
「……おのれぇッ。許さんぞ、貴様らぁ……。全員、このオレが消し炭にしてくれるわぁッ!」
快晴の空に響き渡る魔王の雄叫び。
さっきのセルナの魔法で出来たクレーターの真ん中で奴は両腕を天に掲げると、いくつもの魔方陣が浮かび上がり、そこから無数の魔法の雨がこちらに飛んできた。
「そうはさせませんッ! 鉄壁の守りをッ! 魔法の壁ッ!」
そんな魔法を防いだのはリカルドだ。
オレたちを中心にできた半透明な魔力の壁が、飛んでくる魔法の雨を防ぐ。
「そう長くはモチません! もって、十秒です! あとはお願いしますッ!」
「それだけあれば十分よッ! アタシが隙を作る! だから、ユウタ! アンタが決めちゃいなさい!」
口にするや否や、セルナは杖の先端を地面に突き刺した。
それから早口で詠唱を口にする。何を言っているのか全く聞き取れないほどの早さだが、全てを間違いなく口にしているんだろう。何せ、身体が少しだけ発光しているしな。
「アタシを敵に回したことを後悔するのね! この世界に生きる全ての命よ、我が敵を殲滅するため力を貸しなさい! 聖なる輝きッ!」
セルナの詠唱が終わると同時に、魔王を中心に真っ白に輝く魔方陣が出現する。
そして、『何だッ!?』と魔王に言わせる間もなく、眩い輝きが奴の身体を包み込んだ。
当然だが、その瞬間魔王の放つ魔法の雨は止んだよ。つまり、勝機だッ!
「今よッ、ユウタ!」
「決めちゃってくださいッ!」
「おう、任せとけッ!」
二人の繋いだ勝利への道しるべ。それを無駄にしないためにもその場から走り出す。
重い身体に喝を入れ、重い剣に力を籠め、地面を思いきり蹴り飛ばす。
向かう先は、光に包まれて悲鳴を上げる魔王の元だ。
「ぐあぁぁぁぁっ! お、おのれぇッ! 貴様らァァァッ!」
最後の抵抗なのだろうか。
魔王は魔法をこちらに放ってくる。光のせいで瞑れた目のおかげで、やたらめったらに打ち続ける魔法は、今のオレでも避けれるものだ。
「魔王ッ! テメェの覇道もここまでだッ!」
「おのれ、勇者ァァァッ!」
怒りなのか、光の影響なのか。充血した奴の禍々しい瞳に映るのは、大剣を振り上げるオレの姿。
もう、これ以上身体を動かすのも無理だ。この一撃に、オレの全てを籠める!
「これで、最後だァァァッ!」
雄叫びと共に残った全ての力を籠めて、大剣を振り下ろす。
渾身の力を籠めた剣は、魔王の脳天を捉え、そのまま奴の身体を真っ二つに両断した。
「この、オレが――ッ! この、オレがぁぁぁ……」
断末魔を残し、魔王は光の粒子となって散る。
まるで、最初からその場にいなかったように跡形もなく消え去った魔王。
それまで奴が立っていた場所には、オレが振り下ろした大剣が突き刺さっているだけだった。
「終わった、のですね……」
「やったわねっ、ユウタ……」
尻から倒れたところにかけられる仲間の声。
見事なまでにオレと同様にボロボロな姿の二人が見下ろしてくる。その表情は笑顔だ。この上ないほどの……。
だから、オレも思いきり口角を上げて親指を立てた拳を前に出すと、
「おうっ……。やったぜ、オレたちの勝利だ……!」
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