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『――強大な力を感じたと思えば、人間か……』
威厳を感じる重々しい声。
言葉一つ一つに圧を感じるそんな言葉を発しているのは、深く考えようとしなくても目の前の巨大な黒龍だろう。
ドラゴンが人間以上に知能が高いというのは、もはやお約束と言ってもいいほど有名な話だが、いざ本当に言葉を発せられると驚かされる――と言いたいところなんだがな。
すでにグリフォンのような言葉を発する魔物と出会っていたおかげで、思いのほか精神的なダメージは少ない。
とはいえ、奴らと違ってこちらは脳内に直接言葉を飛ばしてくるタイプのものだ。
ちょっと気持ち悪いというのが本音である。
「重力を操る力を持つ化け物……。フィーリネちゃんが負けた相手はコイツだな?」
「はい……。身動きが取れないほどの重力操作……厄介な相手です……」
息絶え絶えの呼吸を繰り返し、苦し気に彼女は口にする。
ハッキリ言って、フィーリネの戦闘能力はずば抜けて高いといえる。
先程までの生きる竜巻のような戦いを見る限り、そう簡単には負けるはずはない。それくらいの強さを持ってると思えるだろう。
そんな彼女が敗北を期した相手。
なるほど、重力操作を仕掛けてくる相手なら納得だ。
素早い身のこなしと、華奢な身体から放たれているとは思えないほどの強力な一撃。
その二つを用いたフィーリネの戦闘スタイルが完全に封じられてしまえば、彼女はただの禍々しい鎧を身に着けた可憐な少女だ。
勝ち目があるわけがない。
「確かに、厄介な相手だな……」
「はい……ですが、一番厄介なのは、あの可愛らしさです……。反則です」
「……そうか?」
「か、可愛くないですか?」
同意を求めてくるフィーリネには悪いが、俺からすればドラゴンはカッコいいの象徴だ。
可愛いという彼女の主張には、流石に賛同しかねるよ。
だから、何も答えず視線を逸らしてみれば
「……う、うぅ。私の言ってることっておかしいんでしょうか……。絶対可愛いと思うんですけど……」
指先を合わせて涙目でつぶやき始めた。
彼女があのドラゴンに敗れたのは、重力操作に負けたのではなく、愛らしさゆえに攻撃できなかったんじゃないだろうか。
なんて結論を自分の中でつけて、俺はドラゴンを見据えると
「――今すぐその力を解いてくれないか? 俺の婚約者が苦しそうだ」
言葉が通じるのかどうか知らないが、穏やかな口調で言葉を投げかけてみる。
すると、奴はしばらく沈黙を続けていたものの、その黄金色の鋭い瞳をさらに細めて睨むようにして俺を見据えると
『……強き者よ。何故我に言葉をかける? 貴様ならば、我を言葉ではなく力で言うことを聞かせられるのではないか……?』
「……それは、お前じゃ俺には勝てないって言っているようなものだけど?」
『現にその通りだ。我では、貴様の足元にも及ばぬ』
流石は知能の高いドラゴンだ。
相手の強さを見切ったうえで話を進めてくる。
プライドの高い奴や、そもそも相手の力量を図ることの出来ないやつだったなら、このように話し合いにすら発展しなかっただろう。
『それで、どうなのだ……?』
「理由は二つかな」
苦笑して、俺は二本の指を立てた。
「一つは、俺の目的は達したからだ。俺たちはアンタのその重力操作の力を得るためにここまで来たんだが、ついさっきその目的は達した。もうこの地にだって残る必要はない」
『なんだと?』
どういう意味だと聞いてくるドラゴンに、口にするより見せた方が早いと俺は手を少し離れた山へと向ける。
「重力」
短く口にした瞬間、山一つが圧縮機にでもかけられたかのように潰された。
もはやその場所に山があったとは思えないほどの平坦具合だが、未だに重力の力は働いているらしく地震のような轟音を立てて少しずつ陥没していっている。
流石にやりすぎてもまずいだろうと、重力を解いてみれば、ドラゴンはその威厳と凶悪さが同居する表情を崩し、口を開けて固まっていた。
「こういうわけだ」
『――ならば、もう一つの理由とはいったい何なのだ?』
ブルブルと顔を振り、威厳たっぷりに聞いてくるドラゴンだが、先程の呆気にとられた表情のせいで迫力も何も感じられない。
不覚にも、フィーリネの言うように少しだけ可愛いと思ってしまったのは内緒だ。
「もう一つは、簡単だ。お前を倒すと婚約者が泣きそうだからな。できれば傷つけたくはないんだよ」
『婚約者……だと』
「あんたにも見えるはずだ」
そう言って、俺は隣でうずくまるフィーリネを指さす。
彼女は未だに重力操作で苦しそうにしているが、他でもないドラゴンの視線を受けると、その表情をフニャリと緩めて一気にほんわかモードに移行する。
可愛いは正義。これほどまでにこの言葉が似合う存在がいるだろうかといった感じだ。
「一応、アンタが助かってるのはフィーリネちゃんのおかげでもあるんだ。そろそろ重力を解いたらどうなんだ?」
『う、うむ……』
戸惑いを隠せない様子でドラゴンがそう答えたと同時に、身体に感じていた重みがなくなる。
どうやら無事にスキルの発動が解けたらしく、フィーリネの表情からも苦し気な雰囲気が消え去った。
そんな彼女は笑みを見せると俺を支えに立ち上がる。
胸に抱き着く彼女の様子は少し辛そうだが、同時に恥ずかしそうでもあった。
「う、うぅ……なんだか、私のすべてが暁人さんに筒抜けになっているみたいで恥ずかしいんですけど……」
「フィーリネちゃんは、思ったよりわかりやすいからな。それとも、アイツを倒して無理矢理重力を解除した方が良かったか?」
「そ、そういうわけでは……」
耳まで真っ赤にして恥ずかしそうに彼女は俺の胸に顔をうずめると、そのまま固まってしまった。
少しの間この状態で恥ずかしさが消えるのを待つらしい。
そんな彼女のようすに俺は苦笑してから、視線をドラゴンに向けると
「まぁ、そういうわけだ。お前が死んだら、俺の可愛い婚約者が別の意味で泣くだろうからな。フィーリネちゃんに感謝しろ」
『う、うむ……』
釈然としない様子のドラゴンは呆けたようにこちらを見ていたが、しばらくすると口を閉ざして最初の威厳と凶悪さを取り戻した――化け物の表情を作ってこちらを見据えてきた。
それは、感謝しているというより、戦闘態勢。
獰猛な肉食獣よろしく、四足歩行状態に移行して俺を見据える黄金色の瞳からは殺意すら感じる強い意志が感じられる。
「なんのつもりだ? 俺は感謝しろと言ったつもりだけど、伝わらなかったのか?」
『……感謝はしておる。だが、我とて誇り高きドラゴンなのだ。そう簡単に屈服しているばかりではおれん』
つまり、いくら相手が強かろうと、自分を本当の意味で屈服させないと認めないといったところか。
流石はドラゴン。
知能が高かろうと、相手が自分より上だろうとも、心の奥底では認められない。自分が今まで培ってきた維持というものがあるんだろうな。
『我に命令するのならば、我を力で屈服させてからに……』
「――伏せ」
『……うごぁ!?』
何やら勝負を持ち掛けてきたみたいだが、馬鹿正直に受けていたらアイツが死んでしまう。
だからこそ、俺は腕を奴に向けて伸ばし、他でもないやつのスキルで強引にその巨体を地面に這いつくばらせたのだった。
だって、傷つけたらフィーリネが泣くし、殺しでもしたら嫌われてしまうかもしれないからな。
ゆえに魔法を使って強引に身体の動きを封じる手段を使ったんだよ。
とはいえ、まだ加減を知れていない力だ。長続きすれば、奴の身体はコインのようにペシャンコになることだろう。
「参ったか?」
『……お、おのれ、不意打ちとは、卑怯な……』
「こうでもしないとアンタ死んでしまうだろ? というか、現在進行形で大変な状態なんだ。早く降参してくれないと、本当に死んじまうぞ?」
『……参っ、た』
短い言葉が聞こえると同時に、俺は魔法を解いた。
すると、ドラゴンは風呂上がりの犬のように身体を振るわせて近づいてくる。それから、その胴体から伸びた太く長い首を下げて
『不意打ちとはいえ、負けは負け。ゆえに、貴様の言葉に従おう。――娘よ、感謝する』
「……ふぇ!? わ、私、何か感謝されるようなことしましたか!?」
「まぁ、君の存在がコイツの命を救ったとでも思っておけばいいんじゃないかな……」
勝負に負けたのに感謝を述べさせられる。
随分とおかしな感じだが、こういう終わり方があってもいいだろう。そんなことを思っていると、不意に服を引かれる感覚を覚えた。
見れば、随分と小柄になったドラゴンが器用にも俺の服を口で加えて、自分の主張を聞けとばかりにアピールしている姿。
色々言いたいことはあるが、一番はコイツってこんなに小さかったっけである。
「……なに?」
『我の頼みを聞いてほしい』
バスケットボール程度の大きさになったドラゴンは、そういって俺を真っ直ぐ見据えてくるのだった。
威厳を感じる重々しい声。
言葉一つ一つに圧を感じるそんな言葉を発しているのは、深く考えようとしなくても目の前の巨大な黒龍だろう。
ドラゴンが人間以上に知能が高いというのは、もはやお約束と言ってもいいほど有名な話だが、いざ本当に言葉を発せられると驚かされる――と言いたいところなんだがな。
すでにグリフォンのような言葉を発する魔物と出会っていたおかげで、思いのほか精神的なダメージは少ない。
とはいえ、奴らと違ってこちらは脳内に直接言葉を飛ばしてくるタイプのものだ。
ちょっと気持ち悪いというのが本音である。
「重力を操る力を持つ化け物……。フィーリネちゃんが負けた相手はコイツだな?」
「はい……。身動きが取れないほどの重力操作……厄介な相手です……」
息絶え絶えの呼吸を繰り返し、苦し気に彼女は口にする。
ハッキリ言って、フィーリネの戦闘能力はずば抜けて高いといえる。
先程までの生きる竜巻のような戦いを見る限り、そう簡単には負けるはずはない。それくらいの強さを持ってると思えるだろう。
そんな彼女が敗北を期した相手。
なるほど、重力操作を仕掛けてくる相手なら納得だ。
素早い身のこなしと、華奢な身体から放たれているとは思えないほどの強力な一撃。
その二つを用いたフィーリネの戦闘スタイルが完全に封じられてしまえば、彼女はただの禍々しい鎧を身に着けた可憐な少女だ。
勝ち目があるわけがない。
「確かに、厄介な相手だな……」
「はい……ですが、一番厄介なのは、あの可愛らしさです……。反則です」
「……そうか?」
「か、可愛くないですか?」
同意を求めてくるフィーリネには悪いが、俺からすればドラゴンはカッコいいの象徴だ。
可愛いという彼女の主張には、流石に賛同しかねるよ。
だから、何も答えず視線を逸らしてみれば
「……う、うぅ。私の言ってることっておかしいんでしょうか……。絶対可愛いと思うんですけど……」
指先を合わせて涙目でつぶやき始めた。
彼女があのドラゴンに敗れたのは、重力操作に負けたのではなく、愛らしさゆえに攻撃できなかったんじゃないだろうか。
なんて結論を自分の中でつけて、俺はドラゴンを見据えると
「――今すぐその力を解いてくれないか? 俺の婚約者が苦しそうだ」
言葉が通じるのかどうか知らないが、穏やかな口調で言葉を投げかけてみる。
すると、奴はしばらく沈黙を続けていたものの、その黄金色の鋭い瞳をさらに細めて睨むようにして俺を見据えると
『……強き者よ。何故我に言葉をかける? 貴様ならば、我を言葉ではなく力で言うことを聞かせられるのではないか……?』
「……それは、お前じゃ俺には勝てないって言っているようなものだけど?」
『現にその通りだ。我では、貴様の足元にも及ばぬ』
流石は知能の高いドラゴンだ。
相手の強さを見切ったうえで話を進めてくる。
プライドの高い奴や、そもそも相手の力量を図ることの出来ないやつだったなら、このように話し合いにすら発展しなかっただろう。
『それで、どうなのだ……?』
「理由は二つかな」
苦笑して、俺は二本の指を立てた。
「一つは、俺の目的は達したからだ。俺たちはアンタのその重力操作の力を得るためにここまで来たんだが、ついさっきその目的は達した。もうこの地にだって残る必要はない」
『なんだと?』
どういう意味だと聞いてくるドラゴンに、口にするより見せた方が早いと俺は手を少し離れた山へと向ける。
「重力」
短く口にした瞬間、山一つが圧縮機にでもかけられたかのように潰された。
もはやその場所に山があったとは思えないほどの平坦具合だが、未だに重力の力は働いているらしく地震のような轟音を立てて少しずつ陥没していっている。
流石にやりすぎてもまずいだろうと、重力を解いてみれば、ドラゴンはその威厳と凶悪さが同居する表情を崩し、口を開けて固まっていた。
「こういうわけだ」
『――ならば、もう一つの理由とはいったい何なのだ?』
ブルブルと顔を振り、威厳たっぷりに聞いてくるドラゴンだが、先程の呆気にとられた表情のせいで迫力も何も感じられない。
不覚にも、フィーリネの言うように少しだけ可愛いと思ってしまったのは内緒だ。
「もう一つは、簡単だ。お前を倒すと婚約者が泣きそうだからな。できれば傷つけたくはないんだよ」
『婚約者……だと』
「あんたにも見えるはずだ」
そう言って、俺は隣でうずくまるフィーリネを指さす。
彼女は未だに重力操作で苦しそうにしているが、他でもないドラゴンの視線を受けると、その表情をフニャリと緩めて一気にほんわかモードに移行する。
可愛いは正義。これほどまでにこの言葉が似合う存在がいるだろうかといった感じだ。
「一応、アンタが助かってるのはフィーリネちゃんのおかげでもあるんだ。そろそろ重力を解いたらどうなんだ?」
『う、うむ……』
戸惑いを隠せない様子でドラゴンがそう答えたと同時に、身体に感じていた重みがなくなる。
どうやら無事にスキルの発動が解けたらしく、フィーリネの表情からも苦し気な雰囲気が消え去った。
そんな彼女は笑みを見せると俺を支えに立ち上がる。
胸に抱き着く彼女の様子は少し辛そうだが、同時に恥ずかしそうでもあった。
「う、うぅ……なんだか、私のすべてが暁人さんに筒抜けになっているみたいで恥ずかしいんですけど……」
「フィーリネちゃんは、思ったよりわかりやすいからな。それとも、アイツを倒して無理矢理重力を解除した方が良かったか?」
「そ、そういうわけでは……」
耳まで真っ赤にして恥ずかしそうに彼女は俺の胸に顔をうずめると、そのまま固まってしまった。
少しの間この状態で恥ずかしさが消えるのを待つらしい。
そんな彼女のようすに俺は苦笑してから、視線をドラゴンに向けると
「まぁ、そういうわけだ。お前が死んだら、俺の可愛い婚約者が別の意味で泣くだろうからな。フィーリネちゃんに感謝しろ」
『う、うむ……』
釈然としない様子のドラゴンは呆けたようにこちらを見ていたが、しばらくすると口を閉ざして最初の威厳と凶悪さを取り戻した――化け物の表情を作ってこちらを見据えてきた。
それは、感謝しているというより、戦闘態勢。
獰猛な肉食獣よろしく、四足歩行状態に移行して俺を見据える黄金色の瞳からは殺意すら感じる強い意志が感じられる。
「なんのつもりだ? 俺は感謝しろと言ったつもりだけど、伝わらなかったのか?」
『……感謝はしておる。だが、我とて誇り高きドラゴンなのだ。そう簡単に屈服しているばかりではおれん』
つまり、いくら相手が強かろうと、自分を本当の意味で屈服させないと認めないといったところか。
流石はドラゴン。
知能が高かろうと、相手が自分より上だろうとも、心の奥底では認められない。自分が今まで培ってきた維持というものがあるんだろうな。
『我に命令するのならば、我を力で屈服させてからに……』
「――伏せ」
『……うごぁ!?』
何やら勝負を持ち掛けてきたみたいだが、馬鹿正直に受けていたらアイツが死んでしまう。
だからこそ、俺は腕を奴に向けて伸ばし、他でもないやつのスキルで強引にその巨体を地面に這いつくばらせたのだった。
だって、傷つけたらフィーリネが泣くし、殺しでもしたら嫌われてしまうかもしれないからな。
ゆえに魔法を使って強引に身体の動きを封じる手段を使ったんだよ。
とはいえ、まだ加減を知れていない力だ。長続きすれば、奴の身体はコインのようにペシャンコになることだろう。
「参ったか?」
『……お、おのれ、不意打ちとは、卑怯な……』
「こうでもしないとアンタ死んでしまうだろ? というか、現在進行形で大変な状態なんだ。早く降参してくれないと、本当に死んじまうぞ?」
『……参っ、た』
短い言葉が聞こえると同時に、俺は魔法を解いた。
すると、ドラゴンは風呂上がりの犬のように身体を振るわせて近づいてくる。それから、その胴体から伸びた太く長い首を下げて
『不意打ちとはいえ、負けは負け。ゆえに、貴様の言葉に従おう。――娘よ、感謝する』
「……ふぇ!? わ、私、何か感謝されるようなことしましたか!?」
「まぁ、君の存在がコイツの命を救ったとでも思っておけばいいんじゃないかな……」
勝負に負けたのに感謝を述べさせられる。
随分とおかしな感じだが、こういう終わり方があってもいいだろう。そんなことを思っていると、不意に服を引かれる感覚を覚えた。
見れば、随分と小柄になったドラゴンが器用にも俺の服を口で加えて、自分の主張を聞けとばかりにアピールしている姿。
色々言いたいことはあるが、一番はコイツってこんなに小さかったっけである。
「……なに?」
『我の頼みを聞いてほしい』
バスケットボール程度の大きさになったドラゴンは、そういって俺を真っ直ぐ見据えてくるのだった。
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