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本編
1 ベルティーユの兄
しおりを挟む幼い頃から、兄と二人きりになるのが怖かった。
兄は、周囲から愛される術を心得た子供だった。
金の髪に青い秋空のような瞳。美しい顔立ち。身体も他の同年代の子供たちより大きい。利発で明るく、人当たりも良い。その上父の侯爵位を継ぐという、約束された将来。彼は両親の自慢の息子。
だから兄が「ベルティーユは僕が手を引いてやらないと、庭にすら出られない人見知りなんだ。けれど面倒だなんてちっとも思わないよ。可愛い妹だからね」そう言って幼いベルティーユの手を握り、にっこりと笑う度に。大人達は満足げに頷き、出来た継嗣だと褒めそやした。
「お前はね、本当は捨てられるはずだったんだ」
兄が天使のようだと称される笑顔で、囁く。
ベルティーユにだけ聞こえるように。
「亡くなったお祖父様は、生まれたお前をどこか遠いところに里子に出そうとしたんだよ。だってお前の髪は真っ黒で、不気味な魔女のようだから。おかしいだろ? お父様は僕と同じ金髪で、お母様の髪は榛色なのに。お前だけ黒髪なんて。だから呪われているって、お祖父様が言ったんだ。……僕がお願いしてあげなかったなら、今頃どこでどうしていたのかな」
猫撫で声で、耳を塞ぎ首を振るベルティーユに囁く。
彼女の黒髪を引っ張りながら。
「――だからねえ、ベルティーユ。お前が僕の言いなりになるのは、当然のことなんだよ」
毎日繰り返される言葉は呪文のよう。
両親や使用人の見ていないところで、毎日繰り返される。
口ごたえをすれば、服に隠れた部分の皮膚を抓られた。一人で庭に出ようとすれば、伸ばした髪を掴まれ引き戻される。兄の遊び相手である他の子供たちと勝手に口を利いた時など、更に酷かった。
両親や大人に訴えても、彼らは取り合ってくれない。次に二人きりになった時の、兄からのベルティーユへの罰が酷くなるだけだった。
いいや、大人達は気付いていて見ないふりをしているのだ。ベルティーユ以外に対しては本当に、彼はよく出来た侯爵子息であったから。
だから早々に、無抵抗を覚えた。
大人しく意に沿うように振る舞えば、彼はベルティーユを上等な人形のように扱う。髪を梳り、手を取り、庭へ散歩にだって連れ出す。甲斐甲斐しく世話を焼く様は、仲の良い兄妹。彼の上機嫌が続く間限定だけれど。
ベルティーユがじっと耐える人形になったのは、七歳になる前のこと。
兄の手の動きに、柔い部分の肌に執拗に触れることが加わったのは、いつの頃からだっただろう。
ベルティーユが従順さを身につけるにつれて、痛みを伴う乱暴さはなりを潜めた。
けれど。二人きりで過度に触れられる行為に、いつも内側から壊されるような心地がした。言いようのない恐怖に襲われた。
でもそんな話を一体誰に訴えられる?
両親になど話せる筈がない。もし彼らに真正面から否定されたなら。
今度こそ、ベルティーユの心は完全に死んでしまう。
それはベルティーユが成人し、十六歳になっても変わらなかった。
成人したベルティーユのエスコート役はいつも兄だ。
彼はデビュタントボールのその日からずっと、彼女の手を取り続けている。お蔭で同年代のご令嬢達には、随分と冷たい視線を送られる羽目になっていた。彼女達は独身で裕福な次期侯爵と踊るつもりで、着飾っているのだから。外に出るときは常に兄に手を引かれているせいで、直接声を掛けられたことなんてないけれど。伝わる刺々しい空気くらい、ベルティーユにだって感じ取れる。
その上兄は周囲に「社交も礼儀も未熟な人見知り、貴族夫人にするには向かない妹」だと困ったように微笑んで彼女を紹介し、「ベルティーユが周囲に迷惑を掛けてはいけないから」と言って、片時も側を離れないのだ。
当然、ベルティーユに結婚を申し込む人物などいる筈が無く。
このままでは家の縁を繋ぐという、貴族の娘として課せられた義務さえ、満足に果たせそうになかった。
◆◆◆
新月の夜、王宮で舞踏会が開かれた。
月の女神の目が届かない宵闇は、魔女と悪魔が暗躍すると言い伝えられている。それは古くからの迷信に過ぎないけれど、普段ならば大きな催し物は開かれない。
けれどその晩の舞踏会は、殆どの貴族が招きを受けて開かれた。片手で数えるくらいしか夜会に行ったことのない、ベルティーユでさえ呼ばれたのだから。
ーーそう、最初から不思議な夜だったのだ。
「社交界に知れ渡る、仲の良いご兄妹だと伺っていたのですが……こんなに可愛らしいレディを衆目の場で傷付けるのが、この国の流儀なのかな?」
その人は眉を跳ね上げて強烈な皮肉を口にすると、興味深げにベルティーユを見た。
ベルティーユは、兄のお決まりの紹介に阿らない人物と初めて会った。
青年は海を越えたお隣り、西大陸出身の商人らしい。
アメジストの瞳に、白に近い灰色の髪を細い革紐で一つに束ねている。厚みの薄い肩に、女性のような華奢な印象を受けた。背は、ベルティーユより数センチ高いくらいか。かかとの高い靴を履いているベルティーユと、目の高さが殆ど変わらないから。
白磁のような艶やかな肌に、十代の幼さを残したような顔立ち。細い首。
目の前の青年はこう見えて、兄よりも随分年上だという。とてもそうは見えないのに。ベルティーユと同じ年頃に思えるくらいだ。
その彼が、二十センチは上背のある兄の視線を軽く流し、ベルティーユに笑いかけた。
まるで頭を優しく撫でられた心地がした。
「ご助言感謝します、西からのお客様。ですが妹はほんの十六歳。まだまだ未熟な子供なのです」
笑みを張り付けた兄の声。相手を見下ろすその顔に、ほんの一瞬だけ苛立ちと嘲りが浮かんだ。それはベルティーユにではなく、目の前の青年へのもの。
きっと彼が貴族ではなく、明らかにこの国の紳士とは違うから。知っているのだろうに、青年の名すら呼びはしない。
「おや。十六歳といえば、西では結婚も許される立派な成人だ。こちらでも同じだと記憶していたのですけれど。私の覚え違いかな?」
「一般的な良家の淑女の皆様はそうでしょう。けれど妹はとても人見知りで。夜会では、こうして僕の手を一時も離すことすら出来ないくらいですから……」
兄は困ったように首を振る。まるで、独り立ちできない妹を心から憂うように。縋っているのは、ベルティーユの方だと知らしめるように。
そうすると、兄の取り巻き達が、密やかに同情の笑いを漏らす。ベルティーユは曖昧に微笑んで「いつもごめんなさい、お兄様」とだけ答える。
そう教え込まれた。十年以上かけて。
本当は大声で否定をしたい。けれど、兄の意に沿わなかったなら、どんな酷いことが待っているのだろう。
――痛いのも怖いのも大嫌い。
先に待つものを恐れて、続く毎日を想像して、いつだって本当の声をあげることが出来なかった。足が竦む。どこへも踏み出せない。
だから今日も、青い瞳を泳がせ人形のような無感動で意に沿った返事をしようと唇を開く。
けれど、青年と目が合った。
同じ高さから、観察するようにベルティーユを見ている。
「本当に? 君は兄上がいないと、一人で歩くことも出来ない子供なのかな。それならば、こんな月のない夜は出歩いちゃいけない。家に帰って、早くベッドに入っておやすみ」
その言葉は、明らかに彼女を挑発していた。
「……ぁ」
最初に湧いたのは羞恥の思い。
衆目の場で子供扱いされて、心底恥ずかしかった。
次に侮辱に対する怒りが湧く。
どうして見ず知らずの人物に、ここまで馬鹿にされなきゃいけないの。
そこまで考えて気付いた。
この侮辱は、いつだって兄がベルティーユに向けるもの。
だから目の前の青年が問いかけてきたのだ。
本当にその通りなのかと。兄の言う通りの娘なのかと問いかける、意思のこもったアメジストの瞳。
今この問いから逃げたら、きっと一生何にも立ち向かえない。ずっと兄の人形のまま過ごす。そんな予感がした。
――そんなの、絶対に嫌!!
奥底に仕舞い込み、諦めていた。彼女のちっぽけな勇気と自尊心が、挑発に声をあげる。
元来の彼女の気性は引っ込み思案でも、人見知りでもないし、ましてや人形ではない。
十年以上忘れたふりをしていた。自分の事なのに。
「……いえ、いいえ。ひとりで立って、歩けます。ご挨拶が遅れてしまい、申し訳ありません。グレンドール家の娘、ベルティーユです」
声は少し詰まったし、震えた。
けれどベルティーユは兄の腕から手を外し、一人で立つ。ちゃんと相手の瞳を真っ直ぐ捕らえて、はっきりと自分の言葉を口に出来た。
幼い頃、兄の虐げに屈する前以来だ。
恐ろしさに足下がぐらぐらする。でも、思ったよりも大丈夫。それどころか、少しだけ心が躍った。
「僕を通さず会話をするな。――はしたないぞ」
低い声で、兄がベルティーユの耳元に囁く。
エスコートされていた方の二の腕を大きな手にぐっと掴まれた。途端にベルティーユの背筋が強張る。
「私はラウルと申します。……ふむ。当世風の挨拶は、私にとっては少し刺激が強すぎるのですが。今宵ばかりはこの風潮に感謝を禁じ得ませんね」
よく出来ましたと言うように、ラウルがにっこりと笑った。
そのまま流れるような所作で、ひょいと軽く、兄に掴まれたベルティーユの手首を引く。
戒めのような兄の手が外れたことにほっとするのもつかの間、絹の長手袋の上から手の甲に口付けを落とされ、ベルティーユは首まで真っ赤に染まる。
「ベルティーユ」
ベルティーユ以外には絶対に聞かせないような、兄の抑えた鋭い声。伸ばされる腕。
機嫌が最低値の時のその声に、痛みと恐怖を思い出して思わず目を瞑った。
けれどいつまで経っても、腕を強引に掴まれることはなかった。恐る恐る閉じていた目を開けると、唖然とした顔の兄が正面に居る。
隣には、ラウルの横顔。すぐ側で肩を流れる灰白の髪が、とても艶やかで美しい。そんな場違いな事を思う。
ベルティーユは彼にエスコートされているような位置にいた。
まるで最初のラウルと兄の位置が、そっくり入れ替わったような構図。
――強引に引き寄せられた覚えもないのに、どうして?
疑問は周囲の人々も同じだったようだ。
目を見開いた兄。周りは戸惑ったようにざわめく。この場で驚いていないのはラウルのみ。彼はベルティーユと目を合わせると、悪戯を思い付いた子供のように切り出した。
「ベルティーユ嬢、私は今までダンスを踊ったことは無いのですが、今夜は俄然楽しそうな気がしてきましてね。帰国の土産に、ぜひともお付き合い頂けませんか?」
にっこり笑いかけられて、ベルティーユは半ば気圧されて頷いた。
兄も衆人環視の状況を思い出したのか、それ以上は何も言っては来ない。
この後家に戻ったら、酷い仕置きをされるだろう。笑みを取り繕い、ダンスホールにベルティーユを送り出す兄の瞳は、暗く残忍に燃えていたから。
けれど不思議と、そんな恐ろしい未来さえ、乗り越えられるような気がしている。
だって今日、ベルティーユは兄の言いつけを破って口を開いただけでなく、初めて兄と女教師以外とダンスまで踊るのだから。
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