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再会と拒絶
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Side ネイルア
巫姫神社には出来るだけ目立たない格好をして正面から普通に行くことにした。行くことにしたが……。
神社に近づく程、覚えのある魔力を感じる。気のせいかと思い感覚を研ぎ澄ませるとさらにはっきり4人を認識出来た。
何で巫姫と一緒にフレイミィにヴェティヴィア、エアがいるの!?
もう会うことは無いと思っていたのに。
まさか、まさかこんなに早く会いそうになるとは。動揺しかけてしまったじゃない。
仮に観光目的で来ているならこんな偶然があるだろうか。
しかし、世界と契約した時に5人の記憶を改竄するよう頼んだはず、私を探して来たのは有り得ないだろう。
やっぱり3人は参拝ついでに巫姫と話しているだけに違いない。
よし!
ここは一般客を装って自然に行こう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~巫姫神社~
急にまたニコニコしだした巫姫殿にどうしていいか分からず、戸惑っていた3人はふと、鳥居を見た。
そこで愕然とする。
必死に探していた人物が探し始めて早々に、しかも自らやって来たのだ。
そこでエアがやっと理解する。
「巫姫殿様、ネイルアがここに来ることを分かっていらっしゃったんですね。」
「さぁ…。ささ、行ってあげて下さい。あの子には貴方方が必要です。」
巫姫殿には3人の悩みなどとうに見透かせていたのかも知れない。
その御言葉に後押しされて3人は私服を来たその人に駆け寄った。
「「ネイルア!!」」「お姉様!!」
ネイルアは一見変わらず無表情に見えたが、よく知っている者からすれば相当動揺しているようだった。
その証拠に1歩下がろうとして……。
バチッ
「これは……。」
「結界を張ったんです。しばらくゆっくりお話して下さい♪」
巫姫殿が出てきて笑顔で言うとネイルアはあからさまに眉間にしわを寄せた。
そのまま3人に問う。
「……どこまで記憶がある?」
「全部だよ」
「そう…………。」
(全然記憶の改竄出来て無いじゃない。一体どういうつもりなの……。)
怒りが滲むネイルアの表情に、自分達が怒られていると思い、3人の血の気が引く。
それを振り払うようにフレイミィが問い詰める。
「ど、どうして私達の記憶を消したの!?」
「……。どうして……?」
「全部思い出しているんでしょう?」
「え…………?」
ネイルアは、意味が分からず戸惑うフレイミィを一瞥して目を伏せた。
「あなた達があそこにいた理由を、あの時あの研究所にいた教団員に聞いた。」
3人ははっ、として固まってしまう。
(拷問して吐かせたの間違いでは?)
巫姫殿を睨みつけると話を続ける。
「私といるべきでは無いと判断したからよ。」
今まで自覚していたこと。けれどそれでも頑張れば何とかなると思っていたこと。
それを本人の口から聞いた3人は目に見えて狼狽えてしまっていた。
「ネイルア……それは俺達が……。」
「そ、それは……私達が力不足だから……ですか?」
「私達が足を引っ張っていたから……。」
「……そう。あなた達じゃ私については来られない。」
「ここまでよ。もうこの件に関わるのは止めなさい。」
はっきりとした拒絶。
自覚しているが故に、もう言い返せることは何も無かった。
「巫姫、これを。返事は使い魔を送って。じゃあ、さようなら。」
ネイルアは巫姫殿に近寄って封筒を渡すとその場から消えた。
少なくとも3人には消えたように見えた。
「結界が消えた……。いくらネイルアでも壊せない強度の筈だったのに……。」
そう呟く巫姫殿をよそに3人はただ、ネイルアが消えた場所を黙って見つめ続けていた。
巫姫神社には出来るだけ目立たない格好をして正面から普通に行くことにした。行くことにしたが……。
神社に近づく程、覚えのある魔力を感じる。気のせいかと思い感覚を研ぎ澄ませるとさらにはっきり4人を認識出来た。
何で巫姫と一緒にフレイミィにヴェティヴィア、エアがいるの!?
もう会うことは無いと思っていたのに。
まさか、まさかこんなに早く会いそうになるとは。動揺しかけてしまったじゃない。
仮に観光目的で来ているならこんな偶然があるだろうか。
しかし、世界と契約した時に5人の記憶を改竄するよう頼んだはず、私を探して来たのは有り得ないだろう。
やっぱり3人は参拝ついでに巫姫と話しているだけに違いない。
よし!
ここは一般客を装って自然に行こう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~巫姫神社~
急にまたニコニコしだした巫姫殿にどうしていいか分からず、戸惑っていた3人はふと、鳥居を見た。
そこで愕然とする。
必死に探していた人物が探し始めて早々に、しかも自らやって来たのだ。
そこでエアがやっと理解する。
「巫姫殿様、ネイルアがここに来ることを分かっていらっしゃったんですね。」
「さぁ…。ささ、行ってあげて下さい。あの子には貴方方が必要です。」
巫姫殿には3人の悩みなどとうに見透かせていたのかも知れない。
その御言葉に後押しされて3人は私服を来たその人に駆け寄った。
「「ネイルア!!」」「お姉様!!」
ネイルアは一見変わらず無表情に見えたが、よく知っている者からすれば相当動揺しているようだった。
その証拠に1歩下がろうとして……。
バチッ
「これは……。」
「結界を張ったんです。しばらくゆっくりお話して下さい♪」
巫姫殿が出てきて笑顔で言うとネイルアはあからさまに眉間にしわを寄せた。
そのまま3人に問う。
「……どこまで記憶がある?」
「全部だよ」
「そう…………。」
(全然記憶の改竄出来て無いじゃない。一体どういうつもりなの……。)
怒りが滲むネイルアの表情に、自分達が怒られていると思い、3人の血の気が引く。
それを振り払うようにフレイミィが問い詰める。
「ど、どうして私達の記憶を消したの!?」
「……。どうして……?」
「全部思い出しているんでしょう?」
「え…………?」
ネイルアは、意味が分からず戸惑うフレイミィを一瞥して目を伏せた。
「あなた達があそこにいた理由を、あの時あの研究所にいた教団員に聞いた。」
3人ははっ、として固まってしまう。
(拷問して吐かせたの間違いでは?)
巫姫殿を睨みつけると話を続ける。
「私といるべきでは無いと判断したからよ。」
今まで自覚していたこと。けれどそれでも頑張れば何とかなると思っていたこと。
それを本人の口から聞いた3人は目に見えて狼狽えてしまっていた。
「ネイルア……それは俺達が……。」
「そ、それは……私達が力不足だから……ですか?」
「私達が足を引っ張っていたから……。」
「……そう。あなた達じゃ私については来られない。」
「ここまでよ。もうこの件に関わるのは止めなさい。」
はっきりとした拒絶。
自覚しているが故に、もう言い返せることは何も無かった。
「巫姫、これを。返事は使い魔を送って。じゃあ、さようなら。」
ネイルアは巫姫殿に近寄って封筒を渡すとその場から消えた。
少なくとも3人には消えたように見えた。
「結界が消えた……。いくらネイルアでも壊せない強度の筈だったのに……。」
そう呟く巫姫殿をよそに3人はただ、ネイルアが消えた場所を黙って見つめ続けていた。
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