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第4章
136.最悪の悪夢
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「あらあなた。こんなところで会うなんて奇遇ね」
久しぶりに聞いたその声に振り向くと、相変わらず美しい彼女がそこに立っていた。
金色に美しく波打ったブロンドの髪に、若草を切り取ったような美しいエメラルドの瞳。
まるで妖精の国にいるお姫様のような神秘的な美しさを纏った女性だった。
私の妻である彼女は、その美貌とは裏腹に強欲なそれを隠そうともしていない。
この城でまるで自分こそが主だとでもいうように振舞っているらしい。
らしいというのは、私が彼女にあまり近づくことを許されていないから、人づてに聞いただけなので確証がないのだ。
情けない話ではあるが、私は彼女に心の底から嫌悪されている。
理由は、わからない。
しかし、それ故私は彼女の行動を全くもって把握できていない。
今日もいつものように彼女の機嫌を気にし、彼女の目の前からできるだけ早く姿を消すために早足で立ち去ろうとしたところだった。
いつもだったらそんな私を後目に、どうでも良さそうな冷めた瞳で睨みつけられるだけなのだが。
今日の彼女はいつもとはどこか違っていた。
その証拠に、自分から声をかけてきたのだ。
私に話掛けられるなんて、今日は相当機嫌が良いのだろう。
「本当だね。今日も変わらず綺麗だよ」
そういうと彼女は笑みを浮かべた。
しかし、私はそれ以上彼女と会話をする気はなかった。
気分屋な彼女が話掛けてくれたとしても、1秒後には機嫌が悪くなっているかもしれない。
そんな彼女と長く一緒にいるのは避けたかった。
彼女の私に対する嫌悪は並々ならぬものだと、私もこの6年間で十分味わったのだから。
「そうだったわ。あのね、あなたに言っておきたいことがあるの」
すれ違い、数歩歩いたところでそう引き留められた。
珍しい、彼女が私に伝えることがあるなんて。
いつもは会話をするのも億劫そうにするのに。
本当に今日は機嫌が良いのだろう。
「なんだい?」
その変化が嬉しくて、つい勢いよく振り向いてしまう。
もしかしたら、私への嫌悪が少しは和らいできたのかもしれない。
そう、少しだけ期待していての事だった。
しかし、そこに映った表情はまるで私をあざけるような笑みだった。
その笑みを見た瞬間、なにか途轍もなく嫌な予感がした。
彼女がコツコツと小気味の良い音を響かせながらこちらにむかい、体が密着しそうなほどの距離まで近づいてきた。
女性とここまで密着するのは公務以外ではなかったことだった。
女性に慣れていない私の心臓は反射的に高鳴った。
カチリと目線がぶつかる。
ヒールの所為もあるだろうが私の背は男性としても非常に低く、彼女と目の高さはそう変わらない。
彼女は自身の顔を躊躇いもなく私の顔に近づけ、口を耳元まで移動させた。
彼女の息遣いが耳にかかり、それがぞわぞわして気持ち悪かった。
おかしい。
こんなに近づいたことなんて今まで1度もなかったのに。
なにか嫌な予感がする。
物凄く嫌なことをされるような、そんな気がして堪らない。
怖くて目を閉じようとしたとき、ふいに彼女から信じられない言葉を聞いた。
「私ね、妊娠したの」
「えっ?」
彼女の言った言葉が理解できない。
だって、だって私たちは一度だってそういうことを、した、こと、なんて。
そもそも彼女は私と話すことも触れることもひどく嫌悪する人なのだ。
公の場で仕方なくキスしたことはあったが、そのあと彼女の機嫌が直るのに半月は掛かった。
そんな相手だ。
プライベートでは手だって繋いだことさえない。
だから彼女が私の子供を身籠ることなど絶対にありえないのだ。
では一体誰の?
誰の子がそこに?
わからない。
わからなくて怖い。
言い終え、顔を離すと私の表情が見えたのか彼女はとても嬉しそうに笑った。
それは彼女と出会ってから見てきた中で、1番嬉しそうな笑顔だった。
「ああ、でも安心してね。ちゃあんと貴方と血は繋がっているから」
小声でそう言いながら、人差し指を口元にあて妖艶な笑みを浮かべる彼女は万民もを魅了する美しさがあった。
しかし、私にはまるで悪魔が微笑んでいるようにしか見えない。
彼女をもう人とは思えなかった。
去り行く彼女の背中を見ながら、先ほど告げられた言葉が頭の中で木霊する。
私と血が繋がっている?
それって、それってつまり――――。
その事実に耐えられなくなり、その場しゃがみこんでしまう。
こわい。
こわいこわいこわいこわい。
彼女が怖い。周りの人たちが怖い。
怖くて怖くて堪らない。
どうしてそんな、私が傷つくことを平気で、さも楽しそうにするのか理解できない。
理解できなくて怖い。
誰か、だれか助けてっ。
両腕で肩を抱えるようにし、どうにかその恐怖が収まるのを待った。
しばらくの間、体の震えが収まることはなかった。
ガバッと勢いよく上半身を起こす。
恐怖のあまり、体が震えているのが感覚でわかった。
確かめるように手を見つめると、小刻みに震えている。
体を思いっきり抱きしめるが、しばらくその震えが止まることはなかった。
たったあれだけのことに、ここまで恐怖を覚えるなんて。
吐きそうになる口を何とか押さえつけ、目を瞑って恐怖に耐えていた。
5分ほどで何とか抑えることができたが、彼女に対しての恐怖が消えたわけではなかった。
しかし、夢に見た彼女の姿にはほんの少し見覚えがあった。
それは私にとって身近な存在である、あの人の面影が重なったからだ。
「お母さま……」
私の見た夢の中の彼女は私の母に、少しだけ似ていた。
久しぶりに聞いたその声に振り向くと、相変わらず美しい彼女がそこに立っていた。
金色に美しく波打ったブロンドの髪に、若草を切り取ったような美しいエメラルドの瞳。
まるで妖精の国にいるお姫様のような神秘的な美しさを纏った女性だった。
私の妻である彼女は、その美貌とは裏腹に強欲なそれを隠そうともしていない。
この城でまるで自分こそが主だとでもいうように振舞っているらしい。
らしいというのは、私が彼女にあまり近づくことを許されていないから、人づてに聞いただけなので確証がないのだ。
情けない話ではあるが、私は彼女に心の底から嫌悪されている。
理由は、わからない。
しかし、それ故私は彼女の行動を全くもって把握できていない。
今日もいつものように彼女の機嫌を気にし、彼女の目の前からできるだけ早く姿を消すために早足で立ち去ろうとしたところだった。
いつもだったらそんな私を後目に、どうでも良さそうな冷めた瞳で睨みつけられるだけなのだが。
今日の彼女はいつもとはどこか違っていた。
その証拠に、自分から声をかけてきたのだ。
私に話掛けられるなんて、今日は相当機嫌が良いのだろう。
「本当だね。今日も変わらず綺麗だよ」
そういうと彼女は笑みを浮かべた。
しかし、私はそれ以上彼女と会話をする気はなかった。
気分屋な彼女が話掛けてくれたとしても、1秒後には機嫌が悪くなっているかもしれない。
そんな彼女と長く一緒にいるのは避けたかった。
彼女の私に対する嫌悪は並々ならぬものだと、私もこの6年間で十分味わったのだから。
「そうだったわ。あのね、あなたに言っておきたいことがあるの」
すれ違い、数歩歩いたところでそう引き留められた。
珍しい、彼女が私に伝えることがあるなんて。
いつもは会話をするのも億劫そうにするのに。
本当に今日は機嫌が良いのだろう。
「なんだい?」
その変化が嬉しくて、つい勢いよく振り向いてしまう。
もしかしたら、私への嫌悪が少しは和らいできたのかもしれない。
そう、少しだけ期待していての事だった。
しかし、そこに映った表情はまるで私をあざけるような笑みだった。
その笑みを見た瞬間、なにか途轍もなく嫌な予感がした。
彼女がコツコツと小気味の良い音を響かせながらこちらにむかい、体が密着しそうなほどの距離まで近づいてきた。
女性とここまで密着するのは公務以外ではなかったことだった。
女性に慣れていない私の心臓は反射的に高鳴った。
カチリと目線がぶつかる。
ヒールの所為もあるだろうが私の背は男性としても非常に低く、彼女と目の高さはそう変わらない。
彼女は自身の顔を躊躇いもなく私の顔に近づけ、口を耳元まで移動させた。
彼女の息遣いが耳にかかり、それがぞわぞわして気持ち悪かった。
おかしい。
こんなに近づいたことなんて今まで1度もなかったのに。
なにか嫌な予感がする。
物凄く嫌なことをされるような、そんな気がして堪らない。
怖くて目を閉じようとしたとき、ふいに彼女から信じられない言葉を聞いた。
「私ね、妊娠したの」
「えっ?」
彼女の言った言葉が理解できない。
だって、だって私たちは一度だってそういうことを、した、こと、なんて。
そもそも彼女は私と話すことも触れることもひどく嫌悪する人なのだ。
公の場で仕方なくキスしたことはあったが、そのあと彼女の機嫌が直るのに半月は掛かった。
そんな相手だ。
プライベートでは手だって繋いだことさえない。
だから彼女が私の子供を身籠ることなど絶対にありえないのだ。
では一体誰の?
誰の子がそこに?
わからない。
わからなくて怖い。
言い終え、顔を離すと私の表情が見えたのか彼女はとても嬉しそうに笑った。
それは彼女と出会ってから見てきた中で、1番嬉しそうな笑顔だった。
「ああ、でも安心してね。ちゃあんと貴方と血は繋がっているから」
小声でそう言いながら、人差し指を口元にあて妖艶な笑みを浮かべる彼女は万民もを魅了する美しさがあった。
しかし、私にはまるで悪魔が微笑んでいるようにしか見えない。
彼女をもう人とは思えなかった。
去り行く彼女の背中を見ながら、先ほど告げられた言葉が頭の中で木霊する。
私と血が繋がっている?
それって、それってつまり――――。
その事実に耐えられなくなり、その場しゃがみこんでしまう。
こわい。
こわいこわいこわいこわい。
彼女が怖い。周りの人たちが怖い。
怖くて怖くて堪らない。
どうしてそんな、私が傷つくことを平気で、さも楽しそうにするのか理解できない。
理解できなくて怖い。
誰か、だれか助けてっ。
両腕で肩を抱えるようにし、どうにかその恐怖が収まるのを待った。
しばらくの間、体の震えが収まることはなかった。
ガバッと勢いよく上半身を起こす。
恐怖のあまり、体が震えているのが感覚でわかった。
確かめるように手を見つめると、小刻みに震えている。
体を思いっきり抱きしめるが、しばらくその震えが止まることはなかった。
たったあれだけのことに、ここまで恐怖を覚えるなんて。
吐きそうになる口を何とか押さえつけ、目を瞑って恐怖に耐えていた。
5分ほどで何とか抑えることができたが、彼女に対しての恐怖が消えたわけではなかった。
しかし、夢に見た彼女の姿にはほんの少し見覚えがあった。
それは私にとって身近な存在である、あの人の面影が重なったからだ。
「お母さま……」
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