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田鍋 真
『さぁ、何から話そうか』
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すぐ近くの一軒家へと案内された。うちと言われたがその部屋はとても大きく1人で住んでるとは思えないくらいだ。一室へと案内されると、その部屋は本が乱雑に置かれていてとても荒れている。田鍋さんは荒れた机の上にコーヒーを置き話を始めた。
『さぁ、何から話そうか』
ニヤニヤして言っている。んーと、何だろう気になるところ。
『おかしくないかい?あの指名手配班の値段。普通は高くても300とか400万さ、どうしてだと思う??』
確かにそうだ。とんでもない値段の懸賞金をかけられている。
「たくさん人を殺した、、、とか?」
『惜しいね、そうじゃないんだ』
田鍋はコーヒーを口にしすぐに小声で『あぢっ』と机に置き舌を扇いでいる。
『危険なんだ。』
危険、、?それは路地裏でも聞いた話だ。わかっているし承知で俺も路地裏に行っていた。
「わかっています。でもお金が必要で、俺は資格もなければ頭も悪くて、何もないからもうこれくらいしか。」
率直に伝えた。
『親は?』
「交通事故で亡くなってます。」
『兄弟は?』
「いません。」
『へぇ~、じゃあさボクのところで働いたらどーだい??』
「えっ?」
質問が急に飛んだので驚いた。
『いやぁ~、人手が足りなくて困ってるんだよ!一応1人キミくらいの女の子がいるんだけどもうなんか全然言うこと聞いてくれなくてねぇ。素直な男の子が欲しいところだったんだ!』
それはなめられてるのだろう。真面目な子なのだろうか。
「でも、どんな仕事をしたらいいんですか?」
恐る恐る聞いてみた。さっきも伝えたはずだが俺は資格もなく頭がいいわけでもない。人のところで働くなんて無理な話なんだ。
『簡単!ボクは指名手配班の情報を集める。キミはそこを調べて情報をたどって捕まえる。それだけだよ??』
力仕事?か?
「それは、、、つまり田鍋さんはどこにいるか探して、俺はその人を捕まえると??」
『そー!その通り正解!話が早くて助かるよ!』
満面の笑みで答えている。俺は唖然とした。
「危ないって言ってませんでした?俺にその役割をやれって言うんですか?」
まだ笑っているがすぐに田鍋さんは答えた
『じゃあキミが情報を集めるのかい?』
何も言えなかった。
『そうだろう?働くって言うことはそう言うことなんだ、それが嫌ならキミはボクに何を提供出来る??』
俯いたまま何も答えられなかった。
『じゃ~決まりだね!早速働いてもらうよ。さっきの大量殺人犯、実は場所は絞っていたからもうわかるんだ。キミにはその「真壁」を捕まえてもらうね』
まだ決心がつかないが話が進んで行く。
『もちろん。捕まえたらそれは9割キミのお金として貰っていいよ??』
「やってみます。」
話を聞いてみよう。
『さぁ、何から話そうか』
ニヤニヤして言っている。んーと、何だろう気になるところ。
『おかしくないかい?あの指名手配班の値段。普通は高くても300とか400万さ、どうしてだと思う??』
確かにそうだ。とんでもない値段の懸賞金をかけられている。
「たくさん人を殺した、、、とか?」
『惜しいね、そうじゃないんだ』
田鍋はコーヒーを口にしすぐに小声で『あぢっ』と机に置き舌を扇いでいる。
『危険なんだ。』
危険、、?それは路地裏でも聞いた話だ。わかっているし承知で俺も路地裏に行っていた。
「わかっています。でもお金が必要で、俺は資格もなければ頭も悪くて、何もないからもうこれくらいしか。」
率直に伝えた。
『親は?』
「交通事故で亡くなってます。」
『兄弟は?』
「いません。」
『へぇ~、じゃあさボクのところで働いたらどーだい??』
「えっ?」
質問が急に飛んだので驚いた。
『いやぁ~、人手が足りなくて困ってるんだよ!一応1人キミくらいの女の子がいるんだけどもうなんか全然言うこと聞いてくれなくてねぇ。素直な男の子が欲しいところだったんだ!』
それはなめられてるのだろう。真面目な子なのだろうか。
「でも、どんな仕事をしたらいいんですか?」
恐る恐る聞いてみた。さっきも伝えたはずだが俺は資格もなく頭がいいわけでもない。人のところで働くなんて無理な話なんだ。
『簡単!ボクは指名手配班の情報を集める。キミはそこを調べて情報をたどって捕まえる。それだけだよ??』
力仕事?か?
「それは、、、つまり田鍋さんはどこにいるか探して、俺はその人を捕まえると??」
『そー!その通り正解!話が早くて助かるよ!』
満面の笑みで答えている。俺は唖然とした。
「危ないって言ってませんでした?俺にその役割をやれって言うんですか?」
まだ笑っているがすぐに田鍋さんは答えた
『じゃあキミが情報を集めるのかい?』
何も言えなかった。
『そうだろう?働くって言うことはそう言うことなんだ、それが嫌ならキミはボクに何を提供出来る??』
俯いたまま何も答えられなかった。
『じゃ~決まりだね!早速働いてもらうよ。さっきの大量殺人犯、実は場所は絞っていたからもうわかるんだ。キミにはその「真壁」を捕まえてもらうね』
まだ決心がつかないが話が進んで行く。
『もちろん。捕まえたらそれは9割キミのお金として貰っていいよ??』
「やってみます。」
話を聞いてみよう。
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退会済ユーザのコメントです
感想ありがとうございます!
一応なにか反響があったり気が向いたらと思っていたのでまだ続かせるつもりです。
続きはもう考えてあるので読んで頂けたらと思います!