【R18】大人向け猥談短編小説集

ユ性ペン

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対少子化、精子提供のお仕事

第四話

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「今回の精子提供はですね、精子バンクのように精子を凍結させて…というわけではなく、直接母体に提供していただく形になります。これは、維持費や着床率の問題からこのような内容になっております。」
「…直接?ですか?」
「はい。」
「えっと、つまり…どういうことですかね」
「つまり、性行為をしていただき、精子を提供していただくという形になります。」
「は、はぁ。え、えー、そうなんですね。」

行政からの連絡ということで、何となくお堅いことを想像していたが、思いきり直接的な内容に驚いてしまった。

「いかがでしょうか。抵抗ございますか?」

正直、性行為をして金までもらえるというのは、願ったり叶ったりである。ましてや、妊娠させることが≪≪リスク≫≫ではなく≪≪任務≫≫なのだ。そして、行為自体が機密として守られる。結婚してからはリスクを取りたくなかったので堅実に生きてきたが、元来性欲が強い方だった。歳で衰えてきていると思っていたが、目の前にこんなおいしい餌をぶら下げられて、食いつかないわけがなかった。

「抵抗は、ない、ですね。」
「ちなみにお伝えしておくんですが、女性は18歳から35歳くらいまでで、お相手がいくら好みじゃなかったとしても、変更するということはできません。どんなお相手でもお勤めを果たしていただける自信はありますか?」
「はい、そこはもう、全然大丈夫です。」

あまり人と比べたことがないのでわからないが、ストライクゾーンは結構広いと自負している。

「わかりました。…そうしましたら、選考に進ませていただきます。選考というか、ほぼ検査みたいなものです。まず一つ目は性病検査を含む健康診断、2つ目に三親等以内に同じような精子提供に従事している方がいるかどうか戸籍を確認させていただきます。3つ目に犯罪歴の有無です。この辺りを調査し問題がなければ選考通過とし、書面でお伝えした通りの待遇で業務に就いていただくことになります。」
「はい。了解しました。」
「そうしましたらとりあえず、かかりつけの病院やお好きな病院でいいので、この項目の検査を受けてきて、結果が出ましたらご提出ください。」

そういって健康診断項目の書類を渡された。

「そうしましたら、本日はこれにて終了です。くれぐれも口外しないようご注意お願いします。」

2時間ほど話していたようだが、まだまだいつも帰る時間までは時間があるようだった。
早速めぼしい病院に電話をかけ、予約を取ることにした。
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