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対少子化、精子提供のお仕事
第五話
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そこから順調に検査を受け、結果を提出して数日。
「選考の結果問題なかったようなので、ぜひ稼働をお願いします。いつから働けそうですかね?」
嬉しい結果に舞い上がる心を抑え、淡々と引継ぎと退職の手続きを進めた。
稼働日の数日前には、具体的な稼働日の場所や、そこに入るための方法の説明、カードキーの支給などが行われた。
そして、ついに稼働初日が訪れた。
実際に働く場所は、役場とはまた別の場所にあった。事前に説明のあった市のはずれの方にある施設に自家用車で向かった。
何かの管理施設のようなたたずまいのその建物には、特に看板などは掲げられていなかった。周りには塀があり、普通の人は立ち入れないようになっているようだ。窓もほとんどなく、中が見えないせいで人の存在を感じられない。
正門側は鍵がかかっているので、裏側に回る。すると、車が通れるくらいの門の横に守衛室があり、そこに守衛が一人待機していた。説明された通りに、その人に支給されたカードを見せると、門を開けてくれた。
空いている場所に駐車し、建物の中に向かう。
裏口のような場所の横にある機械にカードキーをかざすと、扉が開いた。
中は、外観から想像されるよりも広く、きれいな内装だった。入ってすぐの正面に受付がある。
「おはようございます。本日初稼働の金木さんですね。よろしくお願いします。」
「はい、そうです。よろしくお願いします。」
「では、こちらが業務中の制服となっています。右側の通路の突き当たって左の部屋に、個人に割り当てられた個室が並んでますので、そこで着替えてください。あと、必ず勤務前はシャワーを浴びていただいてます。石鹸を使ってしっかりと洗ってくださいね。」
そういって、服の束を渡された。
「わかりました。ありがとうございます。」
礼を言い、言われた通り突き当りまで向かう。部屋を開けると、そこはまるでネットカフェのように個室が区切られている空間だった。この割り当て部屋は支給されたカードキーに番号が書いてあり、事前に個室の鍵も支給されていた。
「Bの9か…」
列ごとにアルファベットが振られており、一列9部屋ずつあるようだった。俺の部屋は番号から見るにどうやら端の部屋らしいのでアクセスしやすい。その列の前には、ドリンクバーや軽食が自由に取れるよう配置されていた。
部屋を見つけ、中に入った。本当にそのまま、ネットカフェのような個室だった。PCも置いてある。
休憩を過ごすには、十分な設備だった。
「選考の結果問題なかったようなので、ぜひ稼働をお願いします。いつから働けそうですかね?」
嬉しい結果に舞い上がる心を抑え、淡々と引継ぎと退職の手続きを進めた。
稼働日の数日前には、具体的な稼働日の場所や、そこに入るための方法の説明、カードキーの支給などが行われた。
そして、ついに稼働初日が訪れた。
実際に働く場所は、役場とはまた別の場所にあった。事前に説明のあった市のはずれの方にある施設に自家用車で向かった。
何かの管理施設のようなたたずまいのその建物には、特に看板などは掲げられていなかった。周りには塀があり、普通の人は立ち入れないようになっているようだ。窓もほとんどなく、中が見えないせいで人の存在を感じられない。
正門側は鍵がかかっているので、裏側に回る。すると、車が通れるくらいの門の横に守衛室があり、そこに守衛が一人待機していた。説明された通りに、その人に支給されたカードを見せると、門を開けてくれた。
空いている場所に駐車し、建物の中に向かう。
裏口のような場所の横にある機械にカードキーをかざすと、扉が開いた。
中は、外観から想像されるよりも広く、きれいな内装だった。入ってすぐの正面に受付がある。
「おはようございます。本日初稼働の金木さんですね。よろしくお願いします。」
「はい、そうです。よろしくお願いします。」
「では、こちらが業務中の制服となっています。右側の通路の突き当たって左の部屋に、個人に割り当てられた個室が並んでますので、そこで着替えてください。あと、必ず勤務前はシャワーを浴びていただいてます。石鹸を使ってしっかりと洗ってくださいね。」
そういって、服の束を渡された。
「わかりました。ありがとうございます。」
礼を言い、言われた通り突き当りまで向かう。部屋を開けると、そこはまるでネットカフェのように個室が区切られている空間だった。この割り当て部屋は支給されたカードキーに番号が書いてあり、事前に個室の鍵も支給されていた。
「Bの9か…」
列ごとにアルファベットが振られており、一列9部屋ずつあるようだった。俺の部屋は番号から見るにどうやら端の部屋らしいのでアクセスしやすい。その列の前には、ドリンクバーや軽食が自由に取れるよう配置されていた。
部屋を見つけ、中に入った。本当にそのまま、ネットカフェのような個室だった。PCも置いてある。
休憩を過ごすには、十分な設備だった。
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