【R18】大人向け猥談短編小説集

ユ性ペン

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対少子化、精子提供のお仕事

第六話

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荷物を整理していると、部屋の扉がノックされた。
返事をして、扉を開ける。そこには、スーツを着た職員と思しき男性が立っていた。

「片付け中すみません、早速なのですが、女性の準備が整いましたのでお知らせに来ました。金木さんの準備が整い次第始めたいと思いますが、今どんな感じでしょうか?」
「ああ、すみません。いま部屋に来たところで…シャワーと着替え、急いで済ませてきます。」
「わかりました。準備が終わったら、カードキーを持ってBの扉に来てください。」

このネットカフェのような個室が並んだ部屋の列の向かいの壁には、それぞれの列のアルファベットが書いてある扉が設置してあった。ちょうど、ドリンクバーや軽食が置いてある場所を挟んで向かい側だ。
とりあえず、言われた通りシャワーを浴び、制服として用意された検診衣を着てBの扉の前に行った。

「すみません、お待たせしました。」
「いえいえ。それでは参りましょうか。」

Bの扉をくぐると、横に長い廊下につながっていた。
向かい側には、診察室のような入り口がずらっと並んでいた。扉はそれぞれ花の絵が描かれていた。

「どのアルファベットの扉を通っても、この廊下につながっています。ユリ、バラ、ラン、ウメ、サクラなど、花の名前で大まかにエリアが分かれていて、さらにそれぞれ色で分かれています。今日の金木さんの担当のお部屋は、紫のユリのお部屋です。」

そういって少し歩き、ユリエリアの紫色の扉の前に案内された。道中に通った扉からは、艶めかしい声や音が響いていた。どうやら各部屋で、子作りが行われているようだ。自分も今から、同じように子作りに従事すると思うと、期待で股間が、いや胸が、熱くなってくる。

「今日の担当の女性が部屋の中でお待ちです。暴力行為や、人道に反する行為が確認された場合、このお仕事の継続はできなくなります。注意してくださいね。」
「わかりました。」
「では、よろしくお願いします。カードキーをこちらにかざしてください。」

言われた通りキーをかざし、入室した。
そこは、四畳半ほどの広さの部屋で、ベッドが真ん中に置かれていた。ベッドを挟んで向こう側には、女性側の入り口だろうか。もう1つ扉があった。優しそうな落ち着いた雰囲気の、黒髪の女性がベッドに腰かけていた。女性も、同じように検診衣を着ている。
こちらを見ると、立ち上がり会釈をしてきた。

「よろしくお願いします。」
「あ、えっと、よろしくお願いします。」

こちらもぎこちなく会釈を返す。

「じゃあ、早速始めましょうか。」
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