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二人だけの締め業務
第三話
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翌日。いつも通りアケミさんに数字を報告しに来た俺は、落ち込んだテンションを隠し切れずにいた。
「お疲れ様です。これ、今日の数字です……」
「はーい、……って、おやおや? 清水くん? 大丈夫?」
アケミさんがすかさず声を掛けてくれる。昨日帰ってからの彼女との出来事をそのまま話すことにした。
「あー……昨日早速彼女に例の件を切り出したんですよ。そしたら、寝ててもちょっかい掛けていいって言われたんですよ。」
「それで?」
「それで……意を決して寝てる彼女にちょっかい掛けたら、無意識だとは思うんですけど、手で払われちゃって。」
「あらぁ……」
「めげずにもうちょっとちょっかい掛けたら、うざったそうに避けられちゃいました……。もうそこでやる気失せちゃって。」
「そっかぁ……大変だったね」
アケミさんが哀れみの目で見てくる。
「はぁ……こうなったら、アケミさんの言う通り、よそで発散するしかないのかなー……、なんて。ハハハ……」
そんなことを言っていると、アケミさんが困ったように笑いながら近寄って来た。
「清水くん、ちょっとこっち来て。」
そういって俺の手を引き事務所の奥へと歩いていく。
俺は普段事務所の入り口までしか入ったことがないので、奥に何があるのかは全く知らなかった。勝手に倉庫か何かだと思っていたが、扉を開けた先には休憩スペースと思しき机といす、そしてその向こう側にベッドが設置してあった。
「ここは……」
「事務員専用の休憩スペース、ってとこかな。私以外使う人いないから、存在自体知らない人が多いのよ。」
「確かに、俺も知りませんでした。」
「ねぇ、ここってさ。絶対にバレたくないことをするのにうってつけの場所だと思わない?」
少しいたずらっぽく、しかし本気にも取れるような声色でアケミさんが言う。
「……え、ちょっとアケミさん。そんなこと言われたら勘違いしちゃいますよ」
「……私もね、旦那と別れて以来、ご無沙汰なんだ……なんて」
アケミさんが冗談めかして言いながらベッドに腰かける。
「しかも、勤務時間内に済ませられるんだよ? バレようがないよね」
そう言いながらアケミさんが腰かけている場所の隣をポンポンと叩き、俺を招く。そのしぐさに誘われるまま、俺もベッドへ腰かけた。
アケミさんは40代だが全くそうは見えない見た目だった。とても二人も子供を産んでいるとは思えない。世間で言われる『美魔女』にカテゴライズされても違和感はない。
アケミさんに会いに行く口実がある俺は役得だと思っていたくらいだ。
そんなアケミさんに今、誘惑されている。
「そんな、都合のいい話が、あるわけないじゃないですか……」
「それがあるんだよ。都合のいい女までセットになってる。」
そう言ってアケミさんが俺の首に手を回してきた。
「清水くんは、どうしたい?」
挑発するように目を細めながら問いかけてくるアケミさん。
「わかってるくせに。……今さら嫌だなんて言ってもダメですからね」
そう言って俺はそっとアケミさんを押し倒した。
「お疲れ様です。これ、今日の数字です……」
「はーい、……って、おやおや? 清水くん? 大丈夫?」
アケミさんがすかさず声を掛けてくれる。昨日帰ってからの彼女との出来事をそのまま話すことにした。
「あー……昨日早速彼女に例の件を切り出したんですよ。そしたら、寝ててもちょっかい掛けていいって言われたんですよ。」
「それで?」
「それで……意を決して寝てる彼女にちょっかい掛けたら、無意識だとは思うんですけど、手で払われちゃって。」
「あらぁ……」
「めげずにもうちょっとちょっかい掛けたら、うざったそうに避けられちゃいました……。もうそこでやる気失せちゃって。」
「そっかぁ……大変だったね」
アケミさんが哀れみの目で見てくる。
「はぁ……こうなったら、アケミさんの言う通り、よそで発散するしかないのかなー……、なんて。ハハハ……」
そんなことを言っていると、アケミさんが困ったように笑いながら近寄って来た。
「清水くん、ちょっとこっち来て。」
そういって俺の手を引き事務所の奥へと歩いていく。
俺は普段事務所の入り口までしか入ったことがないので、奥に何があるのかは全く知らなかった。勝手に倉庫か何かだと思っていたが、扉を開けた先には休憩スペースと思しき机といす、そしてその向こう側にベッドが設置してあった。
「ここは……」
「事務員専用の休憩スペース、ってとこかな。私以外使う人いないから、存在自体知らない人が多いのよ。」
「確かに、俺も知りませんでした。」
「ねぇ、ここってさ。絶対にバレたくないことをするのにうってつけの場所だと思わない?」
少しいたずらっぽく、しかし本気にも取れるような声色でアケミさんが言う。
「……え、ちょっとアケミさん。そんなこと言われたら勘違いしちゃいますよ」
「……私もね、旦那と別れて以来、ご無沙汰なんだ……なんて」
アケミさんが冗談めかして言いながらベッドに腰かける。
「しかも、勤務時間内に済ませられるんだよ? バレようがないよね」
そう言いながらアケミさんが腰かけている場所の隣をポンポンと叩き、俺を招く。そのしぐさに誘われるまま、俺もベッドへ腰かけた。
アケミさんは40代だが全くそうは見えない見た目だった。とても二人も子供を産んでいるとは思えない。世間で言われる『美魔女』にカテゴライズされても違和感はない。
アケミさんに会いに行く口実がある俺は役得だと思っていたくらいだ。
そんなアケミさんに今、誘惑されている。
「そんな、都合のいい話が、あるわけないじゃないですか……」
「それがあるんだよ。都合のいい女までセットになってる。」
そう言ってアケミさんが俺の首に手を回してきた。
「清水くんは、どうしたい?」
挑発するように目を細めながら問いかけてくるアケミさん。
「わかってるくせに。……今さら嫌だなんて言ってもダメですからね」
そう言って俺はそっとアケミさんを押し倒した。
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