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慧くんの気持ち
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久しぶりに早く帰れた今日。
最近、慧くんの声聞けてないからなあ・・・
この時間なら、慧くんも出られるかなあ・・・と淡い期待をもって、電話した。
案の定、慧くんは出てくれた。
だが、元気がないような・・・?
どうしたのか聞くが、私には言いたくないのだろうか。
やはりまだ信頼をされてはいないのか・・・
いやいや、落ち込んでいる場合じゃない!
早く信頼されるようにしなくては。
運命の番に頼りにされたいという、αの本能が騒ぐ。
甲斐性ない俺ですまない、慧くん・・・
なんて、心の中で思っていた、ら・・・
「え!?慧くん今、なんて言ったの!?」
今、まだ好きですか?って聞かれたような・・・
「聞こえてなかったならいいです・・・」
「ちょっちょっちょっ、ちょっと待って。たんま!聞こえた、聞こえたから!えっと、ええっ!?」
「なんですっ!?そんなに驚かなくても・・・」
慧くんが口をとがらせ、拗ねている様子が目に浮かぶ。
ああ、可愛らしいな。実物を見たいな。
「いや、だって!そりゃぁ、驚くよ!俺は、今までも、今も、これからも、ずっと慧くんが大好きだよ!!!いや、愛してるよ!!?」
「なっ!!!」
「本心だよ?本気だよ。ねぇ、慧くん。俺は自惚れてもいいのかな?そんなこと聞いて・・・自惚れちゃうよ?上げて落とすなんてこと、しないで・・・」
自分でも情けないと思うけど、懇願するような声が出た。
最近、慧くんの声聞けてないからなあ・・・
この時間なら、慧くんも出られるかなあ・・・と淡い期待をもって、電話した。
案の定、慧くんは出てくれた。
だが、元気がないような・・・?
どうしたのか聞くが、私には言いたくないのだろうか。
やはりまだ信頼をされてはいないのか・・・
いやいや、落ち込んでいる場合じゃない!
早く信頼されるようにしなくては。
運命の番に頼りにされたいという、αの本能が騒ぐ。
甲斐性ない俺ですまない、慧くん・・・
なんて、心の中で思っていた、ら・・・
「え!?慧くん今、なんて言ったの!?」
今、まだ好きですか?って聞かれたような・・・
「聞こえてなかったならいいです・・・」
「ちょっちょっちょっ、ちょっと待って。たんま!聞こえた、聞こえたから!えっと、ええっ!?」
「なんですっ!?そんなに驚かなくても・・・」
慧くんが口をとがらせ、拗ねている様子が目に浮かぶ。
ああ、可愛らしいな。実物を見たいな。
「いや、だって!そりゃぁ、驚くよ!俺は、今までも、今も、これからも、ずっと慧くんが大好きだよ!!!いや、愛してるよ!!?」
「なっ!!!」
「本心だよ?本気だよ。ねぇ、慧くん。俺は自惚れてもいいのかな?そんなこと聞いて・・・自惚れちゃうよ?上げて落とすなんてこと、しないで・・・」
自分でも情けないと思うけど、懇願するような声が出た。
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