運命の番は後天性Ω

yun.

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いざ、中村家へ

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お気に入り登録者数、98人☆ミ
増えていて嬉しいです!
これから、進展していく一慶&慧をよろしくお願いします♪

____________


「紫苑、ありがとな。今日はもう上がってくれ。」


「ほんとにいいんですか?帰りは、大丈夫ですか?なんなら、近くで待ってますよ?」


「俺、大人だけども?タクシーだって、電車だってあるんだから、大丈夫だよ。それに、中村先生のご家族に、認めてもらえるまで粘るつもりだ。もしかしたら、時間がかかるかもしれない。帰りは夜になるかもしれないんだ。早く帰って休め。」


「わかりました。じゃあ、お帰りのときは、お気をつけて。」


「ああ、ありがとう。お前も睡眠不足なんだ。車の運転、気をつけろよ?」


「はい。ありがとうございます。では、お言葉に甘えて、お先に失礼します。」


「ああ、お疲れ様。」


紫苑の車が角を曲がるのを見てから、
さて、とっ_パンパン!と、頬を軽く叩き、気合をいれる。
深呼吸もして、いざ参らん!


_ピンポーン_


「はい。」


「15時にお約束している須藤です。」


「はい、お待ちください。」


しばらくすると、門が開く。
門を開けてくれたのは、昨日の秘書だった。


「おまたせいたしました。ご案内致します。どうぞこちらへ。」


中村先生の家は、昔ながらの日本家屋だ。
実家とはまた違った高級住宅という感じだな。

歴史は感じさせるが、補修などはしっかりやっているのだろう。
年季というか、ボロさを感じさせるところは、どこにもなさそうだ。
さすが、中村先生の家だ。


「こちらです。」

すぅーはーすぅーはー

「よろしいですかな?」

中村先生の秘書は、私の心の準備ができるのを待ってくれていたようだ。
この人にはいったい、何手先まで見えているのだろうか・・・と、ブルッと身震いした。
まだまだ、父にもだが、中村先生やその秘書たちのような、歴戦の企業戦士には、勝てなそうだ。


準備はできたと、私が頷くとその秘書が中へ向かって声をかけた。


「須藤様がお見えです。」


「どうぞ。」


秘書が引き戸を開けてくれる。
中には中村先生とその奥様、慧くんと、弟さん?がいた。
弟さんはαだな。
慧くんより、年上に見える。
そして、その弟が慧くんを守るように、座っているのが気になる。
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