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慧くんが立ち上がり、こちらに来ようとするが、弟さんに阻まれている。
俺は近くまで行き、挨拶をする。
「はじめまして。須藤 一慶、25歳です。今日はお時間をいただき、ありがとうございます。」
顔には出さないが、緊張で言わなくてもいい年齢まで言ってしまった・・・
「はじめまして。どうぞ、とりあえずお掛けになって?」
と、慧くんのお母様に、ソファーを勧められた。
「ありがとうございます。失礼します。」
そう言って座り、自己紹介をする。
「改めまして、須藤一慶と申します。この間、慧さんに告白をして、了承をいただきました。なので、結婚を前提にお付き合いをさせていただきたく、ご挨拶に伺いました。」
「須藤・・・?・・・・・須藤グループ・・・・・」
弟くんのつぶやきが聞こえたが、慧くんのお母様は聞こえなかったのか、聞えていたけどスルーしたのか・・・
なにもつっこまずに、話を続けた。
「ご丁寧にご挨拶をありがとうございます。慧の母の育子です。」
「はじめまして。兄さんの弟の快です。」
「早速だけど、一慶さんは慧とお付き合いを経て、どうしたいの?」
「もちろん、結婚を考えています。」
「そうなの。でもね、知っての通り、慧は後天性Ωよ。この間Ωになったばかりなの。夫の研究室で研究していたというくらいだから、知っているとは思うけれど、普通のΩと同じようにならないことばかりよ。」
「はい、もちろん、知っています。」
「知ってはいても、実際に経験するのとは別物。知識としてだけではなくて、実際に経験しなくてはいけないんだと、ちゃんと分かってる?理解している?」
「はい。慧さんの主治医のところへも通って、”後天性バース性”や、”後天性のΩ”について、詳しく話しを聞いたり、自分なりにインターネットや、本や、過去の症例を調べたりしてきました。それでも、慧さんと一緒にいたいという気持ちには、変化はありません。」
「・・・・・たとえば、発情期が来たとしても、すぐに番うことはできない。それ以前に、Ωになりきれていないから、βと性行為をするときのように、ジックリ慣らしていかなければいけない。理性を失うこともできない。ラットも限界まで我慢しなきゃいけない。一慶さんには、耐えること・・・忍耐が必要です。薬があるにしても、自分を自制して、我慢をしなければいけない。一慶さんは、慧のために我慢できますか?」
「もちろんです!」
「それは、運命の番だから?」
「もちろん、それもありますが、慧さんの実直で頑張り屋で、可愛らしいところ等々、全部を愛していますから。」
「そう、分かったわ。」
俺は近くまで行き、挨拶をする。
「はじめまして。須藤 一慶、25歳です。今日はお時間をいただき、ありがとうございます。」
顔には出さないが、緊張で言わなくてもいい年齢まで言ってしまった・・・
「はじめまして。どうぞ、とりあえずお掛けになって?」
と、慧くんのお母様に、ソファーを勧められた。
「ありがとうございます。失礼します。」
そう言って座り、自己紹介をする。
「改めまして、須藤一慶と申します。この間、慧さんに告白をして、了承をいただきました。なので、結婚を前提にお付き合いをさせていただきたく、ご挨拶に伺いました。」
「須藤・・・?・・・・・須藤グループ・・・・・」
弟くんのつぶやきが聞こえたが、慧くんのお母様は聞こえなかったのか、聞えていたけどスルーしたのか・・・
なにもつっこまずに、話を続けた。
「ご丁寧にご挨拶をありがとうございます。慧の母の育子です。」
「はじめまして。兄さんの弟の快です。」
「早速だけど、一慶さんは慧とお付き合いを経て、どうしたいの?」
「もちろん、結婚を考えています。」
「そうなの。でもね、知っての通り、慧は後天性Ωよ。この間Ωになったばかりなの。夫の研究室で研究していたというくらいだから、知っているとは思うけれど、普通のΩと同じようにならないことばかりよ。」
「はい、もちろん、知っています。」
「知ってはいても、実際に経験するのとは別物。知識としてだけではなくて、実際に経験しなくてはいけないんだと、ちゃんと分かってる?理解している?」
「はい。慧さんの主治医のところへも通って、”後天性バース性”や、”後天性のΩ”について、詳しく話しを聞いたり、自分なりにインターネットや、本や、過去の症例を調べたりしてきました。それでも、慧さんと一緒にいたいという気持ちには、変化はありません。」
「・・・・・たとえば、発情期が来たとしても、すぐに番うことはできない。それ以前に、Ωになりきれていないから、βと性行為をするときのように、ジックリ慣らしていかなければいけない。理性を失うこともできない。ラットも限界まで我慢しなきゃいけない。一慶さんには、耐えること・・・忍耐が必要です。薬があるにしても、自分を自制して、我慢をしなければいけない。一慶さんは、慧のために我慢できますか?」
「もちろんです!」
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