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えっ、コレを着るの? 慧side
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メイクができたということで、凛はお母さんを呼んだ。
お母さんに連れられ、今度はお母さんの部屋へ凛と一緒に行く。
部屋を開けて、飛び込んできた光景に、僕は驚愕した。
「えっ・・・ねえ、母さん。もしかして、コレを着るの?」
「そうよ!」
「僕が?」
「そうよ!慧が!」
「さすがにそれは・・・」
「似合うと思うわよ?」
「え、でも・・・」
「結婚前提のお付き合いのご挨拶っていわば、結婚の挨拶でしょ?それなりの恰好をしないとね!私もこれを着て、おばあさま、おじい様に挨拶したのよ。慧の次は、凛が着るのかしらね。」
「え~まあ、私はまだまだ、ムリだと思うけどねえ~」
「いや、それなりの恰好はしないとだと思います!けど、さすがにこれは・・・」
「「これは・・・?」」
「似合わないと・・・」
「「それはない!(わ)」」
「この間新調したスーツも、オーダーメイドで、それなりの恰好になると思うけど・・・」
「それは、仕事の場ならね!TPOは大事よ!慧も分かっているでしょ!?ご両親へご挨拶をするなら、こっちの方がTPOに合っていて、いいわよ。第一印象も大事よ!!」
そう言って、ゴリ押しされている衣装は、振袖だった。
肩から裾にかけて、グラデーションになっている。
色は・・・上の方がシルバーで、裾にかけてグレーのようになっているように見える。
たぶん光の当たり方によって、見え方が違うと思う。
確かに、男でも着やすい色味ではあるけど、振袖というのが、ぼくをためらわせる要因だ。
「振袖・・・って、女性が着るものだよね・・・」
「今はジェンダーレスよ?着物を着る子自体が少ないけど、そんなふうに考える人ばかりじゃないわ。それに、絶対に一慶くんをあっと言わせられるわよ。ご両親にも、印象はバッチリよ。他の子と一線をかくせるわ!」
「そうそう。それにさ、その人に似合って入ればいいと私は思うよ?」
この二人の言葉に後押しされ、試しに着てみることにしたのだった。
お母さんに連れられ、今度はお母さんの部屋へ凛と一緒に行く。
部屋を開けて、飛び込んできた光景に、僕は驚愕した。
「えっ・・・ねえ、母さん。もしかして、コレを着るの?」
「そうよ!」
「僕が?」
「そうよ!慧が!」
「さすがにそれは・・・」
「似合うと思うわよ?」
「え、でも・・・」
「結婚前提のお付き合いのご挨拶っていわば、結婚の挨拶でしょ?それなりの恰好をしないとね!私もこれを着て、おばあさま、おじい様に挨拶したのよ。慧の次は、凛が着るのかしらね。」
「え~まあ、私はまだまだ、ムリだと思うけどねえ~」
「いや、それなりの恰好はしないとだと思います!けど、さすがにこれは・・・」
「「これは・・・?」」
「似合わないと・・・」
「「それはない!(わ)」」
「この間新調したスーツも、オーダーメイドで、それなりの恰好になると思うけど・・・」
「それは、仕事の場ならね!TPOは大事よ!慧も分かっているでしょ!?ご両親へご挨拶をするなら、こっちの方がTPOに合っていて、いいわよ。第一印象も大事よ!!」
そう言って、ゴリ押しされている衣装は、振袖だった。
肩から裾にかけて、グラデーションになっている。
色は・・・上の方がシルバーで、裾にかけてグレーのようになっているように見える。
たぶん光の当たり方によって、見え方が違うと思う。
確かに、男でも着やすい色味ではあるけど、振袖というのが、ぼくをためらわせる要因だ。
「振袖・・・って、女性が着るものだよね・・・」
「今はジェンダーレスよ?着物を着る子自体が少ないけど、そんなふうに考える人ばかりじゃないわ。それに、絶対に一慶くんをあっと言わせられるわよ。ご両親にも、印象はバッチリよ。他の子と一線をかくせるわ!」
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