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ヒート編
念押し
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「さて、一慶くん。分かっていると思うけれど、慧に無理をさせないでね。主治医の斉藤くんの言っていたこと、ちゃんと守ってちょうだいね?」
慧くんが離れるのを見届けると、慧くんのお母様が俺に唐突にクギをさされた。
「っ・・・はい、もちろんです。俺としても、大事で大切な番をキズつけるなんてことは、したくないですから。」
「ごめんなさいね。一慶くんを信用していないわけではないの。わたしとしても、Ωとしていろんな葛藤や、試練なのかと思うようなことがたくさんあったものだから。それに、慧は普通のΩじゃない。だから、わたしと同じΩでも、分からない事もたくさんあるわ。なにより、慧が大事なのよ。」
「わかっています。中村さんご家族の気持ちは、分かっているつもりです。なので、謝らないでください。」
「ありがとう。そう言ってもらえると助かるわ。」
「俺が、責任を持って対処します。ただ・・・俺も未熟者なので、何かあったり、分からないことがあれば、そのときは斉藤先生や、お母様に頼るかもしれませんが・・・」
「ええ、ええ。いいのよ。二人は、わたしの大事な息子ですもの。いつでも頼ってちょうだいね。」
「息子っ・・・!!ありがとうございます。」
「夫も、凛たちも家に向かってるそうなのだけれど・・・間に合うかしら・・・?」
「俺は、休みをもらってきていますから、待ちますよ。」
「あら、一刻も早く慧を連れ帰りたいんじゃないの?」
「ハハハ、お見通しですよね。それはそうなんですが・・・βだった慧くんをΩにしてしまったのは、俺です。そんな慧くんを不自由にし、家族と引き離さなければならない時間ができてしまっただけでも、心苦しいのに・・・俺の感情だけで、振り回せないですよ。」
慧くんが離れるのを見届けると、慧くんのお母様が俺に唐突にクギをさされた。
「っ・・・はい、もちろんです。俺としても、大事で大切な番をキズつけるなんてことは、したくないですから。」
「ごめんなさいね。一慶くんを信用していないわけではないの。わたしとしても、Ωとしていろんな葛藤や、試練なのかと思うようなことがたくさんあったものだから。それに、慧は普通のΩじゃない。だから、わたしと同じΩでも、分からない事もたくさんあるわ。なにより、慧が大事なのよ。」
「わかっています。中村さんご家族の気持ちは、分かっているつもりです。なので、謝らないでください。」
「ありがとう。そう言ってもらえると助かるわ。」
「俺が、責任を持って対処します。ただ・・・俺も未熟者なので、何かあったり、分からないことがあれば、そのときは斉藤先生や、お母様に頼るかもしれませんが・・・」
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「ハハハ、お見通しですよね。それはそうなんですが・・・βだった慧くんをΩにしてしまったのは、俺です。そんな慧くんを不自由にし、家族と引き離さなければならない時間ができてしまっただけでも、心苦しいのに・・・俺の感情だけで、振り回せないですよ。」
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