245 / 1,116
魔族編
228話 同胞
しおりを挟むドアを開けると今までに見ない、物が乱雑に置かれているいかにも研究部屋というところにきた。
「今すぐここから出てけ!」
俺の前には目の色が違う双子がいた。
どうやら歓迎はされて無さそうだ。
「俺はお前らにようはない。お前らの師匠に会いに来た。」
「お前みたいな無礼なやつを師匠に会わせるわけにはいかない。」
「レネー、ダメだよ。この人を怒らせないで!」
「もしかして、ネース見えたの?」
「うん。」
この子らの名前はレネーとネースか。
レネーはサバサバしていて、ネースは弱々しい感じの男の子の双子か。
歳は12.3に見えるけど、出てる魔力からして数百年は生きてそうだな.....。
「なんだね、随分と賑やかじゃないか。」
「師匠!」
「レーダ!」
「?!?!」
「あんたはもしかして同胞かい?」
「その口ぶりだとあんたも飛ばされたのか?」
「あぁ、そうだよ。あれは5000年前にはの話だよ.....。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,189
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる