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魔族編
378話 ひと段落
しおりを挟むあれから10分が経ち、ようやく終わった。
「はぁはぁ、ネース結構やるじゃん。」
「ファンドもな。悪くなかったぞ。」
二人の距離はかなり近くなったと言えるだろう。
「まあ、最初はこんなもんか。」
「最初は見るに耐えないほどの連携でしたけど、後半辺りから指示を出さなくても動けるようになってましたね。」
「そうだな。二人とも自分達が似ていることに気づいたんだろう。現に二人の戦い方までもが似ている。恐らく、戦っていくうちに自分ならこうするだろう とかここに魔法撃ってほしいだろうとかが分かるようになったんだろうな。」
「それって結構すごい事じゃないですか!」
「そうだが、それでもこれくらいの苦戦が強いられた。目指すは魔界に行くまでに阿吽の呼吸になっている事だな。」
ひと段落を終え、一行は奥へと進んでいった。
「魔力反応はどうだ?」
「5km先にとてつもなく大きな魔力を感じます。」
「じゃあ、そこにいくとするか。」
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