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神族編
591話 金策
しおりを挟む「起業すればいいんじゃないか?」
「いや、いいよ。昔した事あるが、あれはめんどくさいの一言に尽きるな。」
「へぇ、翔はしたことがあるのか。」
「何社か持っていたけど、あれは仕事に生きるやつがすることだ。俺みたいな研究したいやつにはいいとは言えない環境だ。」
「まあ、それにそんなすぐ金は手に入らないしな。」
「いや、起業すれば白金貨8万枚くらいなら1ヶ月で稼げる。だが、かなり忙しくなるし、今後も考えるとな.....」
「ま、まってくれ!1ヶ月でそんなに売上を出せるのか??」
ネルはかなり混乱していた。
「そうだぞ。だけど、プライベートはほとんど無くて、睡眠は三時間くらいしか取れない生活が続くから、遅かれ早かれぶっ倒れるな。」
ネルは倒れるということはどうでもよかった。
商人魂として、ビジネス方法を聞くという御法度を出来ないネルは相当に聞きたがっていた。
「だから、少し小さいマーケットを開いてくれないか?」
「オークションに出す程じゃない品をそこで売りたいんだ。」
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