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神族編
665話 地下100階
しおりを挟む「100階?!そんなに穴を空かなきゃいけないの!」
「いや、もう空けている。」
「え?」
翔が指をさしたところにジーニは向かった。
ヒュー
そこには、底が見えないほどの穴がいくつか空いていた。
「こんなのいつ?どうやって?」
「今朝方に空間魔法でこの空間ごと違う場所へと移したんだ。というか、ジーニは気付いていないのか?」
「なにが?」
「この場所の高さが昨日より高くなっていることを。」
「言われてみれば確かに昨日より数m高くなっている気がする。」
「ここから来る道は坂道だから、高さを上げてもあまり気にならないんだ。」
俺はくり抜いた土の保管場所に困ったため、ここの場所を全体的に高さを上げた。
そうすることで、くり抜く量も少なくて済むし一石二鳥だ。
「ということで、じゃあ、魔核をどんどん置いていくぞ。」
翔は底の見えない穴に平然と飛び降りた。
「ま、待って!!先行かないでよ!」
ジーニにも翔に続いた。
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