745 / 1,116
神族編
726話 別格同士
しおりを挟む「五朧の方は"武神"と呼ばれる格闘のトップ、ボクス=カラエだ。」
「そして、四覇のおじいさんは"不死の仙人"のマーサ=ミルカさんだ。」
二人から出ている雰囲気はとてつもないものだった。
「おじいさんの方は何を使うんだ?」
「それがわからないんだ。マーサさんと戦ったことあるがわからない。ただ、あの人の前に立つと二分くらいしたら気を失ってしまうんだ。」
なんという奇術だ.....。
仙気というやつなのだろうか。
「では、お二人よろしいですか?」
「私はいつでも。」
「私もいつでも。」
「それでは、開始!」
開始の合図とともに
ボクスは目では捉えられないような蹴りを放った。
「いつ見ても見えないなぁ。」
「あれがこの世界の武術のトップか。」
だが、マーサはかわした。
見えていたか見えていないかは定かではないが、確実に余裕を持ちかわしていた。
「四覇はやっぱり格別だな。」
「あれをかわすかよ。」
「マーサ殿にはやはり勝てそうにないですよ。制限時間内に倒せる自信が全くないですね。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,189
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる