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新世界編
881話 数千の魔武器
しおりを挟むバキッ
クロはすぐにナイフを抜き、折った。
ドッ
抜いた直後にセルガの時のように翔の元へ走り出した。
そして、殴りかかった。
だが、クロは全く移動していなかった。
「何が起こった.....」
「転移魔法だよ。クロは俺には近づけないよ?」
クロが来た場所といた場所を転移魔法で繋げたのだ。
「今回は俺はお前に触る気はないんでな。」
"創造"
ジャジャジャ
仰々しい雰囲気が翔を覆った。
それは、翔の背後に数千もの魔武器が出てきたからである。
翔は創造で今まで見た魔武器を全て作り出した。
「さすがに魔力消費は半端じゃないな。」
「さっき一本折られたから補充しないとな。」
そう言って、魔剣をクロへとブン投げた。
クロは四方八方からくるナイフを避けるのに気を散らしていたが、さすがは黒竜だ。
初動の魔剣は軽く避けた。
だが、その魔剣も軌道を変えてまた向かってくる。
「これじゃあ、埒が明かないだろう!」
"黒滅"
二本のナイフに触り、消滅させた。
だが、その隙を狙うかのようにクロにナイフが当たった。
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