テンプレを無視する異世界生活

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新世界編

888話 街づくり

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「この国をより広くする!!!」

「土地を増やすのですね。」

「あぁ、そうだ。手狭になっている訳では無いが、やはりそうなってからでは遅いからな。」

「それに、土地はあるに越したことはない。」



今、ガロンドには4つほどの街に分けられているのだ。


といっても、最初に俺が作った街だ。


だが、今回の土地開発ではみんなに好きな街を作ってもらおうと思う。


技術面でも相当と高くなってきた今、より自分の理想に近い街を一つ作ってもらうことにした。


その試作も兼ねて、土地を開墾して領域も増やしていこうという事だ。



「てなわけで、頼むなみんな。」


「は、はぁ。」



国民を招集して言ったのだが、大半はこの反応だった。

まあ、みんなには考える力をつけて欲しいわけだ。


国民性として、決断力というのは持っておきたいだろ?

無理難題をふっかけられた時に、対処できるかどうか見させてもらおう。



と思っていたが、みんなは割と早くに行動に出た。


「これは王様からの期待だよ!私たちに全部を任せてくれてるんだわ!」

「俺らは信頼されてるんだな!」



といった動機で.....
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