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お帰りなさい
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温かいお湯に浸かりながら軽いストレッチをする。気を紛らわせる為なんだけどね。
何時かの、いらない指導員がくれた物が役立つ。
発情期に入ると分泌液が出てくる。その分泌液が性器を洗浄する役目を果たすのでそんなに念入りに洗う必要は無い。…とはいえ、わかりました。と平気でいられる人もいない。だからコレがある。
改めてじっと見てしまう。形的に蜂蜜のボトルが近いだろう。口の部分が若干細い程度の物だ。
中の洗浄液は専用の物なのは勿論だが、妊娠を望まない人用に排卵抑制効果のある物もある。
洗い場に膝をついて足を広げ、上体を前に倒す。片手は浴槽の縁を掴み残りの片手で後ろに触た。
自分で触れただけでジンとした淡い痺れを感じる。 ボトルの口先が3センチ程中に入れば、後はボトルを握って液体を出せばいい。
息をゆっくり吐きながら、異物の感触を我慢して中に差し入れる。ギュッとボトルを握り潰すと、冷たい液体が中に当たって思わず後ろに力が入り異物の不快感が増してしまった。即座に抜いて、太股に流れ出た物がまとわりついてるようでシャワーで洗う。
とりあえず、用意は終わった。晃一が帰って来るまでもう時間が無い。例の下着を付けガウンを羽織り、廊下へ出た。
ドアを開けた時、晃一の香りがしたのでもう帰って来ていると確信してリビングへ急ぐ。
「お帰りなさい!」
リビングへ入った途端、晃一の香りとその姿に身体に熱い熱が走ったが、それを誤魔化す様に抱きつく。このような状態で抱きつくのは更に熱が上がりそうなものなのに、欲情し始めてる空にそんな判断力はなくなっている。
「只今、空。良い香りがしているね?なんて目をしているの。ほら此方に座って、俺もすぐに風呂から出てくるから待てるね?」
コレ飲んで待っていて、とワイングラスを渡される。晃一の分は隣にあるからこれは空に用意されたノンアルのジュースだろう。ペロリと舐めてアルコールが入って無い事を確認してから一口飲む。
少し前、鳥を日本酒で蒸す料理をしているだけで酔ってしまい恥ずかしい思いをしたので、絶対にアルコール分は辞めようと思ったのだ。
今、僕はすっごく真剣に座っている。?おかしい言い方?でも、本当に真剣に座っている。
頭の中では看護士のお姉さんに教わった誘い方を思い出してシュミュレーションしていた。
・晃一がパジャマで出て来た場合
お酒を進める→僕もちょっとだけ欲しいと甘える→いい感じになる→巣の御披露目
・晃一がガウンで出て来た場合
側に来てと甘える→キスをおねだり→巣の御披露目
・晃一がタオル一枚で出て来た場合
おまかせしてOK!
その他にも、食事してなかった場合とか、もうベッドでスタンバイ状態の場合とかも教わったけど今はもう3つに絞ってシュミュレーションだ。
晃一のお風呂は長い方では無い。もう少しで出てくる!どうしよう…どうしよう。
……助けて!…いや、助けてくれる晃一を待ってるんだった。
ドアが開き、晃一の姿が…見えてるけど…。ガウン姿だけど…手招きされてる。おいでって呼んでるなら行かないとね?
「どうしたの?おいでってなぁに?」
空。と呼びかけられて顔をあげるといきなりキスで口を塞がれた。
思いもよらないタイミングのキスにこういう事に慣れてないからか、翻弄されるばかりでシュミュレーションなんてどこかに無くしてしまった。
「一生懸命考えてる姿も可愛いけど、また後で。この後はもっと違う姿を見せてもらうよ。」
キスに翻弄された僕は「はい…。」としか言えなかった。
何時かの、いらない指導員がくれた物が役立つ。
発情期に入ると分泌液が出てくる。その分泌液が性器を洗浄する役目を果たすのでそんなに念入りに洗う必要は無い。…とはいえ、わかりました。と平気でいられる人もいない。だからコレがある。
改めてじっと見てしまう。形的に蜂蜜のボトルが近いだろう。口の部分が若干細い程度の物だ。
中の洗浄液は専用の物なのは勿論だが、妊娠を望まない人用に排卵抑制効果のある物もある。
洗い場に膝をついて足を広げ、上体を前に倒す。片手は浴槽の縁を掴み残りの片手で後ろに触た。
自分で触れただけでジンとした淡い痺れを感じる。 ボトルの口先が3センチ程中に入れば、後はボトルを握って液体を出せばいい。
息をゆっくり吐きながら、異物の感触を我慢して中に差し入れる。ギュッとボトルを握り潰すと、冷たい液体が中に当たって思わず後ろに力が入り異物の不快感が増してしまった。即座に抜いて、太股に流れ出た物がまとわりついてるようでシャワーで洗う。
とりあえず、用意は終わった。晃一が帰って来るまでもう時間が無い。例の下着を付けガウンを羽織り、廊下へ出た。
ドアを開けた時、晃一の香りがしたのでもう帰って来ていると確信してリビングへ急ぐ。
「お帰りなさい!」
リビングへ入った途端、晃一の香りとその姿に身体に熱い熱が走ったが、それを誤魔化す様に抱きつく。このような状態で抱きつくのは更に熱が上がりそうなものなのに、欲情し始めてる空にそんな判断力はなくなっている。
「只今、空。良い香りがしているね?なんて目をしているの。ほら此方に座って、俺もすぐに風呂から出てくるから待てるね?」
コレ飲んで待っていて、とワイングラスを渡される。晃一の分は隣にあるからこれは空に用意されたノンアルのジュースだろう。ペロリと舐めてアルコールが入って無い事を確認してから一口飲む。
少し前、鳥を日本酒で蒸す料理をしているだけで酔ってしまい恥ずかしい思いをしたので、絶対にアルコール分は辞めようと思ったのだ。
今、僕はすっごく真剣に座っている。?おかしい言い方?でも、本当に真剣に座っている。
頭の中では看護士のお姉さんに教わった誘い方を思い出してシュミュレーションしていた。
・晃一がパジャマで出て来た場合
お酒を進める→僕もちょっとだけ欲しいと甘える→いい感じになる→巣の御披露目
・晃一がガウンで出て来た場合
側に来てと甘える→キスをおねだり→巣の御披露目
・晃一がタオル一枚で出て来た場合
おまかせしてOK!
その他にも、食事してなかった場合とか、もうベッドでスタンバイ状態の場合とかも教わったけど今はもう3つに絞ってシュミュレーションだ。
晃一のお風呂は長い方では無い。もう少しで出てくる!どうしよう…どうしよう。
……助けて!…いや、助けてくれる晃一を待ってるんだった。
ドアが開き、晃一の姿が…見えてるけど…。ガウン姿だけど…手招きされてる。おいでって呼んでるなら行かないとね?
「どうしたの?おいでってなぁに?」
空。と呼びかけられて顔をあげるといきなりキスで口を塞がれた。
思いもよらないタイミングのキスにこういう事に慣れてないからか、翻弄されるばかりでシュミュレーションなんてどこかに無くしてしまった。
「一生懸命考えてる姿も可愛いけど、また後で。この後はもっと違う姿を見せてもらうよ。」
キスに翻弄された僕は「はい…。」としか言えなかった。
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