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お見合いパーティー当日
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朝から僕は爺によって揉みくちゃにされていた。
なぜならこんな日に限って子供部屋で寝ていたエンジュが恐い夢を見たといってノエルのベッドに潜り込んできて、その寝相でノエルの顔に掌の跡をつけたからだ。
起こしにきた爺がノエルの顔に手を押し付けているのを見ると熱いお風呂を用意した。その後熱い風呂、冷たい水、マッサージ、パックと続き遅い朝ごはんを食べる時にはもう一度寝たくなった。
「爺、どう?」
「ええ、よくお似合いですとも。」
主催者として今日のパーティーを見守るために控えめのお洒落をする。この後すぐに移動し生徒達の最終チェックをしなくてはならない。もう一方のお客様達はαなので言わなくても自分達で行動してくれるからいいがΩ性の子供に慌てず、焦らず、冷静にと言ってもそうはいかない。誰かが落ち着かせてフォローしないと。という訳で僕が侍女さん達を連れて行くのだ。
僕だけで行ったってろくにフォローできないのは知ってるよ~。一緒にはしゃぐか慌てるかのどちらかに決まってるもん。
ゾロゾロと移動して着替えた生徒の集まる講堂に行くとちらほらともう来ている生徒がいる。その生徒達を並ばせて侍女さんの最終チェックが始まる。
軽くリップをつけてあげたり、飾りの位置を直したり、髪型を直したりと忙しそうだ。
『ピンポンパンポーン…………皆さんおはようございます。よく眠れましたか?ご飯は食べましたか?着替えをすませたら講堂に集まって下さい。お洒落のエキスパートである侍女さん達が最終チェックをしてくれます。慌てずに来て下さいね。ピンポンパンポーン』
「ノエル様、それは何ですか?」
僕の脇にたつ発明課の作ったスピーカーと箱を持つ人を見やりながら爺のチェックがはいった。
「これ?拡声器。ピンポンパンポーンはこの小さな木琴で出して、これに言うと声が大きくなって遠くまで聞こえるの。」
便利でしょ?と言うと爺はなにやらブツブツといっていたがお小言は免れたようだ。そうこうしてるうちにも生徒が次々とやって来る。侍女さんに見てもらえると知って飾りを着けずに手に持ってくる子もいる。
え?今日トータはどうしたって?トータは今日は来ません。っていうかローランドが駄目だって。どうやらトータの運命が現れることを恐れているらしい。まぁ生徒の番さんからも同じような理由で今日は外に出さないでほしいと要望があった子もいるからわからないでもない。
本人はバイキングを楽しみにしていたのでお料理は届けるよ~。本当はローランドも出席したくないみたいだけど、トータから出るように言われてるからねぇ。……不憫なローランド。
いや、トータがローランドを愛してない訳じゃないよ?トータは愛人のままいたいんだって。だから正妻を見つけろと言ってる。まぁねぇ、トータの気持ちもわかるから僕としては複雑だよ。
なんて感傷に浸ってる間に発明課の人を爺が帰しちゃった!ダメだよ、今日彼には大事なお仕事があるんだから。え?パーティーで使わないように帰した?……パーティーの途中で注意事項を言わせようとしていたのがバレてる。
なぜならこんな日に限って子供部屋で寝ていたエンジュが恐い夢を見たといってノエルのベッドに潜り込んできて、その寝相でノエルの顔に掌の跡をつけたからだ。
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「爺、どう?」
「ええ、よくお似合いですとも。」
主催者として今日のパーティーを見守るために控えめのお洒落をする。この後すぐに移動し生徒達の最終チェックをしなくてはならない。もう一方のお客様達はαなので言わなくても自分達で行動してくれるからいいがΩ性の子供に慌てず、焦らず、冷静にと言ってもそうはいかない。誰かが落ち着かせてフォローしないと。という訳で僕が侍女さん達を連れて行くのだ。
僕だけで行ったってろくにフォローできないのは知ってるよ~。一緒にはしゃぐか慌てるかのどちらかに決まってるもん。
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軽くリップをつけてあげたり、飾りの位置を直したり、髪型を直したりと忙しそうだ。
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「ノエル様、それは何ですか?」
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「これ?拡声器。ピンポンパンポーンはこの小さな木琴で出して、これに言うと声が大きくなって遠くまで聞こえるの。」
便利でしょ?と言うと爺はなにやらブツブツといっていたがお小言は免れたようだ。そうこうしてるうちにも生徒が次々とやって来る。侍女さんに見てもらえると知って飾りを着けずに手に持ってくる子もいる。
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