Ωの僕がお偉いさん

白いモフモフ

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歓迎会らしい

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 簡単な歓迎会なので子供達も一緒に参加をしてほしいと言われて参加してみた歓迎会は予想道理、そんな規模ではなかった。……確かに、午前中から開かれたし場所も庭園で子供達用に遊び場もあってまるでピクニックのようだったけど、招待人数の多さ。
 フールフーガの侍女さんは「こんな人数予定ではなかった」と言っていたから予定より多くなったらしいのだけど、招待状はあるでしょ。

「あらあらまぁ~、多くなっちゃったわね。」

 どういう事ですか母様。そしてまたもや僕らとお揃いですか?

「フフフ、良いでしょう?ショコラとピンク色のこんな可愛い組み合わせは私には少し甘いけどたまには良いわね。」

 こちらのパーティーは昼間開かれる時は招待状不要の自由参加になることが多いと教えてくれた母様は僕たちと同じ色の組み合わせなのに全く別の印象のドレスになっていた。

 アンリとエンジュは同じ型のスーツ。上着とパンツがショコラ色でシャツがピンク、リボンタイはあえてゴールドの線を入れたショコラ色。まぁ、エンジュは赤ちゃんシルエット(オムツでお尻が大きくてプリティ~)の為同じに見えないけど。
 リリーはウエスト絞りなしのAラインドレス。ドレス本体はピンクで首もとのレースと袖口、裾のレースがショコラ色。僕は色使いはアンリ達と同じだけど上着のシルエットが違う。ウエストが絞ってあるの。袖口にもレースがついてる。

 そんな僕らとお揃いのはずの母様はスカートの広がりを抑えたおとなしめのAラインなんだけどスカートの膝から裾にかけてゴールドで大きく刺繍を入れてるせいかイメージが違う。あ、その刺繍はうちの紋章じゃない。いいねぇ母様の紋章は勇ましくって。船と剣咲きの薔薇ですよ?

 「さぁ~リリーちゃん、おばあ様とご挨拶に行きましょうね~。」

 ちょっと待った!僕が行くから子供らは遊ばせてあげて!


 なんとか子供達がもみくちゃになる事は避けられたけど、僕がもみくちゃになった。母様に連れていかれた先にいた人は必ず僕の事をシモンかアンリだと思うらしい。「いえいえ、息子のノエルですよ~」とご挨拶すると一瞬固まるんだよね皆さん。Ωだから怖くないですよ~無害ですよ~とお話すれば大丈夫になるけど同じ反応が気になる。

「……コウ、ちょっと質問があります。」

 デジレ様の付き人として参加していたコウに皆さんの反応の理由を問えばあっさりと答えられた。

「え?それ素でいってますか?だってノエル様気球で攻めてきた国追っ払いましたよね?」

 いやいや、僕じゃないよ。追い払ったのは実質は提督でしょ?

「ああ、ええと……気球はノエル様の案でしょ?」

 いや、僕の案というか、あったから使っただけですよ?

「いやいや、あんな音もしないで空から攻撃できる乗り物なんてとんでもないものを発案した人物。って有名でして……姫様の子供だし?」

 …………僕、無害のおとなしい、可愛いΩだもん。

 
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